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「占い師の仕事をしたいけど、本当にどこから始めたらわからん」なあなたへ


 これまで占い師の仕事についてnoteを書いてきていましたが、事業の進め方以前に「まずはなにを始めたらいいのかわからない」といった話もよく聞くようになったので、今回はそれについて書いていこうと思います。

まず、あなたたちが入ろうとしている占い師の仕事の世界観について知っておいてほしい

 まずはこちらを読んでほしいです。
 先日、ヘイズ中村先生が書いたブログです。

 私のところにも「占い師の仕事をしたい」というご相談がやってきますが、先生の言うように、晩年の趣味として挙がるような蕎麦打ちやスパイスカレー作りと同じような感覚で占いの仕事を始めようとしている人が多いんですよね。
 相談している人はどれだけ真剣に話していたとしても、「小手先の技術でご飯食べてる気楽な仕事に見られているんだろうか」と聞きながら思っちゃうくらいなので、きっと世の中が思う「占い師の仕事」の解像度はとっても低いんだろうなぁと感じます。

 占い師の仕事の世界観と厳しさは、ヘイズ中村先生のブログでわかってもらえたらと思います。そんな手軽なものではないですし、甘い世界ではないです。

ちなみに、占い師の仕事をしていての私の体感

 仕事の経歴をみたらわかる通り、私も地味に長くこの道を歩いていますが、この仕事をしていて思うのは「普通に会社に努めていたほうが楽」です。

 人の話を聞くのも占いも好きなので楽しくはありますが、そのための環境づくり、勉強、占い以外の仕事(事務作業や集客のためのなにか)などやることは盛りだくさん。占いを磨き続ける職人であり研究職でもありますが、その一方でマルチタスクをこなせないとうまくいかないんです。
 外側はファンタジーから飛び出したようなキラキラした職業かもしれませんが、中は全く違って、筋トレ並にきついところがあったり、積み上げた学びで自分の能力や価値が左右されるある意味学歴社会的なところがあったりします。
 もちろん、倫理観がある、規律を守る、反科学に賛同しないなどの人間性の高さもないといけません。

 「ストイックさが求められやることも多く、隙もみせられない仕事。めっちゃ息がつまる〜」というのが、この仕事をしていての体感です。それでずっと答えのない学びと向き合っていかなければいけないので、普通に会社員として働いていたほうが、お給料も安定してますしやっぱ楽だよなぁと思うのです。

きつい話を聞いた上で、それでも占い師を目指したいならここからはじめて

 それでも占い師を目指したいのであれば、ここからはじめてみましょう。

占いの仕事はどんなものがあって、どんな場所でできるのかを把握して

 占い師になりたいなら、どんな仕事があるのかを知っておきましょう。
 占い師は人を占うのがメインですが、それ以外にもいろんな仕事があります。
 業界のことを知っておくのは大事です。
 何も知らないで仕事にしようとしている人が多すぎます。

 (タイムセールで8月25日まで1000円→400円にしました。他の内容も含めて13000字書いてます。有料記事を売りたくてこのnoteを書いているわけではないです、あしからず。
 大事な記事なのに読まれないから悔しいとは思っているけど。)

占いの勉強は、仕事にできそうな占いで選ぶよりも、とりあえずいろんな占いを自分で試してみて楽しいと思ったものからはじめる

 占い師になるには、占いの勉強は必要です。
 占いの勉強は「とりあえずこれ」とか「これ面白そう」ではじめてみて、少しずつ手を広げてみる……というのが定番なのですが、「仕事にできそう」という理由で勉強する占いを決める人もいるようです。 
 例えば、人受けがいいからタロットや手相、星占い書きたいから西洋占星術、といった感じですね。
 勉強する占いはどんな選び方でもいいのですが、できれば、自分が楽しいと思った占いを選んだほうがいいでしょう。勉強への意欲が持続します。
 アプリでも無料占いサイトでも占い記事でもいいので、いろんな占いを試し「楽しい!」「面白い!」と思うものをみつけてみましょう。

占いを学ぶのは、占い師として実績がある人の書籍や講座が基本。そのへんにある動画や高額講座はやめとけ

 学びはじめのころはどの占い師さんの本を手にすればいいかわからないと思います。最初は簡単な解説書からでもいいのですが、「Youtuberではない何冊も商業出版している人(Kindleじゃなく、市場に出回っているほうの商業出版です)のもの」を選んで、良質な知識を学ぶようにしましょう。「Youtuberではない何冊も商業出版している人」は長年占術研究されていますし、専門的な知識が豊富です。

 Youtubeの講座の動画は、例えば、オラクルカード発のノックによる浄化をタロットで行うのを常識としていたり、「意味は覚えずカードは直感で読みましょう!」といった初心者が聞いても理解しにくい説明をしていたり、その人のルーティンをそのまま講座にしているのも少なくありません。
 身につけた占いに変な癖がつきます。Youtubeでの勉強は正直おすすめしません。良質なものはごくわずかで、ほとんどが「うーん……」なものです。
 高額講座はもってのほか。数十万円の講座より、何冊もの占いの本や実績のある人の講座(調べたらわかりますが、びっくりするくらいお手頃。万単位であっても、内容に納得のいくものばかりです)で勉強したほうが安上がりです。
 っていうか、実績のある人の講座より、実績皆無の占い師の講座の価格が高いのがおかしい!まずそこに気づいてほしいです。

占いの本を読んで。占い以外の本も読んで

 占い師になるには当然占いの勉強は必要ですが、占いの本だけ読んでいればいいわけではありません。
 ここでいろんな方が「じゃあ心理学の勉強だね!」と言い出しそうですが、心理学じゃないです。心理学の勉強もやっておいて損はないですが。

 心理学学んでいたら、例えば「投資の今後の流れを占って具体策をください」と言われたら対応できますか?少なくとも投資の勉強は必要ですよね。
 では「適職を教えてください」と言われたら?心理学は職業の種類も学べるでしょうか。ここで目を通しておくべきは、職業図鑑や資格ガイドではないでしょうか。

 占いの仕事をするのに、占いの知識を一生懸命頭にたたきこみ稼げるレベルにまで持っていこうとする人が多いですが、占いの勉強以外にも他のジャンルも学んでおかないと、多様な相談に対応できません。
 占いのことはペラペラ話せるのに、他のことになると「あれです、あれ」としか言えないのはめちゃくちゃ恥ずかしいですよね。

占い師デビューしてもいいけど、勉強は少なくとも10年以上は行って

 特にここ、大事です。
 占い師が持っていないといけないのは、勉強を継続できる力、探究心、学びへの好奇心です。占いでお金は欲しいけど勉強はこんなに続けたくないな……と思うなら、占い師の仕事を目指すのはやめましょう。
 いろんな分野の勉強をし続けていれば、10年なんて結構短いと思います。
 もっと時間とお金が欲しいくらい。
 
 あ、勉強はもちろん本や講座です。実績のある方のオンライン講座の見返しならともかく、Youtubeの占い動画を立て続けにみるだけ、というのはやめましょう(理由は上記の通り、知識の質が……)。

実践は数がいのち! なるべくたくさん占って研究して

 勉強と一緒に実践も積み重ねましょう。
 実践しないと占いは身につかないものです。
 ノートや手帳を準備して、実践の記録をかきとめていきましょう。
 
 この段階では無料鑑定やモニター……仕事をふまえた実践はまだ早いです。人を占うことよりも、まず自分や自分の身の回りのことを占い、練習と研究を重ねていきましょう。「占い100本ノックしたら占い師デビュー」みたいなことをやっている人もいますが、実践をどれだけ積んでも占い鑑定がうまくなっただけで、勉強等他がおろそかだったら意味がないです。

帳簿をつける癖をつけて

 仕事にしたいなら、帳簿をつける癖をつけましょう。
 家計簿をつける癖でもいいです。
 お金のやりとりが杜撰な人が、占いでお金をとっちゃいけません。
 占い師の仕事に限らず、事業の基本です。

財布をわける癖をつけて

 「この人、占いの仕事につかう財布と、生活で使うプライベートの財布が一緒になってない?」と思わせる占い師をSNSで何人もみかけています。
 占い師の仕事を目指すなら、財布をわけて使う癖も身に着けておくといいでしょう。普段の生活でやるなら、家用と自分のお小遣い用で使い分ける、みたいな感じですね。

余計なことを言わない癖と他人の話を言わない癖をつけて      

 この仕事をしたいなら、日頃から会話にも気をつけます。相手にとって必要な言葉掛けを心がけ、相手の気持ちを害するような言葉や空気を悪くするような会話をはやめましょう。
 
 噂やゴシップ、誰かの悪口を言うのが好きな人は、別のところでも別の方の噂や悪口を言っている可能性があります。これが占い師の仕事をしていると、個人情報を誰にでもペラペラしゃべる占い師としてみられる場合がありますし、無意識のうちに個人情報を漏らしてしまう可能性もあります。
 秘密を守れないおしゃべりさんなら、占い師の仕事は残念ながら向いていません。なりたい気持ちが強いなら、悪いところを直しましょう。

身だしなみを整えて

 「占い師は会社に行かず人と会わないから、引きこもりでもできる仕事」と思ったら大間違い。占い師だって人と会いますし、見た目で判断されます。
 普段から身綺麗にしておきましょう。
 身だしなみが整っていない人は、なにかの障害を抱えていないかぎり、心もだらしない傾向があると感じます。

生活リズムを整え、生活環境も整え、適度な運動もする

 自分も体が弱いので身にしみていることでもありますが、自己管理できない人は占い師に向かないです。だって、誰かの人生を背負う人が、自分のことをちゃんとできないのってどうかと思うじゃないですか。
  病気を持ってる方は、ちゃんと病気と向き合い、自分が程よく活動できるペースを見つけましょう。

スケジュール管理をみにつける

 仕事の日程や勉強時間などの時間管理も大事ですね。
 手帳やアプリなどで、スケジュール管理を行う癖をつけましょう。 

人に見られて恥ずかしいことをしない

 誰かの思いを裏切って傷つけることや犯罪はもちろんいけませんが、規約やルールを守らない、デリカシーのない発言をする、相手の顔に泥を塗る、図々しい振る舞いをする……などというのも、占い師になろうとしている人がやるべき行動ではないですよね。


 以上、占いをお仕事にするためにまずはなにをやったらいいのかわからない人のために、始めたほうがいいことを書いてみました。

 そんなに難しいことは書いてません。
 占い師になるためにやる当たり前のこと、自分のはたらきでお金をとるのに必要なことしか書いてません。

 無理!できない!難しい!と思ったら、占いでお金をとろうとするのはやめたほうがいいです。

 
でもって、事業に必要な知識や集客を勉強していくのは、上に書いたものをひと通りできるようになってからがいいですね。
 先にそっちと占いでお金をもらうスキルを勉強してしまい、お金を稼いで占い師ネームを呼ばれチヤホヤされて喜んでいる「占いビジネス業者」になっちゃった人が多すぎます。

 占い技術や知恵を蓄え、日々探求と勉強を重ね、お客さんの情報を漏らさないよう守秘義務を徹底し、守るべき法や規約やリテラシーを把握し、情報を伝えるために高いコミュニケーションスキルを必要とし、仕事のための体調管理と時間管理と事務・経理・SNS投稿も含めた集客も行う……占い師とは一言で言えば「占いのプロ」なのですが、占い師=占いが使える超ハイスペの人、と認識したほうがいいんじゃないでしょうか。
 いや、占いが使える超ハイスペの人が占い師になれる、といえばいいものか……。
 それくらいに、占い師というのはいろいろと積み上げたものがなければ成立しないお仕事だったりするのです。そのはじめの一歩として、まずは今回書いたことを行ってみてください。
 
 それである程度身についてきたら、次のステップとして私のnoteを読みながら占い師としての事業をすすめてみてください。

 鑑定に必要な占術の知識や高度な技術などは他の方のnoteやブログ、講座のほうが優れているのでそちらにお任せしますが(昔から、ワンオペの発達障害&不登校の子育てに収入も自分の時間も全振りして占いのほうには回せなかったため、専門性に関しては他の占い師よりも劣るのです。こればかりは取り返せないので仕方がないです)、占いの創業・事業のことやお仕事で守るべきもの的なことに対する知識や経験は他の方より私のほうが多いと思っています。

 お仕事に必要な知識や有益になりそうな情報はどんどんnoteに書いていきます。占いをお仕事にしたい人、お仕事として頑張っている人は、既存の「スタートアップ占い師!」シリーズ(R7.7月現在56本)もあわせて、ぜひ今後も読んでみてくださいね。

↓追加でかきました。
こちらもぜひ。


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