【コラム】この曲における「既成概念」という言葉の裏側を深めに掘るー櫻坂46「The growing up train」歌詞考察EX #145
昨日は、歌詞考察という形で一本のnoteを出させていただきました。
そもそも、私自身が既成概念という言葉があまり好きではない、という話をここでは何度もしているんですが、そことは別に、この曲に対するBuddiesの期待感が実はこの「既成概念」にあったのではないか、という話をしてみたいと思います。
この曲のティザーが出て、曲の一部と思しきメロディラインが流れたとき、これは櫻坂に珍しいとても明るいメロディになるなとは理解できました。
逆に言うと、だから藤吉夏鈴センターというのを想定できなかった。
理由は一点、イメージに合わなかったからです。
でもこれこそが、まさしく「既成概念」なのでは。
イメージに合わない。
それはどこかで、藤吉夏鈴のイメージを、スタオバに集中させているのではないかと。あの曲のイメージで語るから、真実を見誤る。
世間的には順序が逆で、藤吉夏鈴センターが発表されてから楽曲が世に放たれたわけですから、夏鈴ちゃんがセンターということで、スタオバのような曲をイメージしていたBuddiesが肩透かしを食らった、というのも頷けなくもありません。
TLでは、そのことが再生数があまり伸びていない原因に置いている方もおられます。
でも、それを見透かしたように、藤吉夏鈴ならこういう曲だろう、という「既成概念」を持っているBuddiesに、あの彼女の笑顔で度肝を抜いて。



〝私がセンターだったら、あの曲みたいなのを予想してたでしょ? それって既成概念じゃない?〟
夏鈴ちゃんからそう言われたような気がしました笑
それは、おそらく私だけではなくて、そんな既成概念からこの曲を最初に見て、あぁ…ってなってしまった人が結構いたのかもしれないなとふと思ったり。
ただ、既成概念ってそれだけ打破するのは難しいんですよ。
嫌い嫌いって言いながら、無意識で「既成概念」に支配されている、ことに気づくこともあって。
言い方を換えれば、それだけこの「既成概念」の持つ力は強いのです。
でも、悲しいことがあるとすればね。
やはりスタオバの藤吉夏鈴、という「既成概念」でこの曲の入口に立った人が、自分が思っていたのと違う、という意味で評価してくださらなかった、とすれば、それはあまりに。
たぶん夏鈴ちゃんが最も傷つくのではないかなと思うんですよ。
理由は、この曲の解禁時、やはり相当気合入れて発信していたように見えたからなんですよね。つまり、彼女の中でも勝負かけた一曲のような気がするんです。
櫻坂の、ずっとこのグループを見ていてわかる「曲を届ける」という一貫した姿勢がお分かりになる方は、彼女たちが何を投げかけているかはやはり理解していただけるのだろうと思うのです。
私も、私なりに理解したつもりで。
それもそうですが、何より私は曲がとても好きです。
そして、これは昨日もお伝えしましたが、やはり櫻坂も欅坂もしっかり垣間見える。これ以上ないくらい、この時期にぴったりの曲。
だから昨日問いかけたんです。
Buddiesが、櫻坂に求めるものはなんでしょう。
「既成概念」に囚われて、自分の中でイメージを作り上げて、彼女たちがそのイメージに合わせてくれることを望むのか。
それとも。
この曲の本物の良さ、真の強さ、そして本当に彼女たちが伝えたかったメッセージが、正しく伝わることを願いたいと思います。

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