「やりぬく男」と呼ばれた息子──ディスレクシアとマラソンの不思議な関係
うちの夫は、走る男です。
趣味でマラソンを走っています。
20代の頃は毎年「東京マラソン」に応募していました。
しかし、いつも抽選に外れてしまい、
ようやく走れたのは息子が3歳の頃でした。
その姿を見ていたせいでしょうか。
息子は、物心ついた頃から、走ることにあこがれていました。
2歳から毎朝20分、
保育園に行く前に夫と一緒に散歩。
走るわけじゃないけれど、ちゃんと毎日、歩いていました。
4歳のときには、親子マラソンに初挑戦。距離は1キロ。
その日から毎年1〜2回、地域のマラソン大会に出場しています。
未就学児のころは1キロ、小学生になってからは2キロに。
もう毎回、レースの終盤は本当に苦しそう。
正直、「今回は棄権するかも…」と思うような場面もありました。
でも、不思議なことに、ゴールしたあとの顔が、毎回、最高なんです。
「走りきった男」の顔。
6歳のころ、ちょっと背伸びかも…と思いながら
「風が強く吹いている」という箱根駅伝をテーマにしたアニメを見せてみました。
予想以上にハマって、
以来ずっと「箱根駅伝に出たい」と言っています。
「マラソン選手になりたい!」
(なれなかったら、そのときのための“第2の夢”もちゃんと用意してます。笑)
・「風が強く吹いている」テレビアニメ公式サイトはこちら
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親としては、「苦しい時に投げ出さないこと」を大切にしてほしい。
そう思って、小さい頃から、こう声をかけてきました。
「君は、最後までやりぬく子だね」
——実際には、母の作戦です。
本人がそう言われ続けたことで、
「自分はそういう人間だ」と思い込んでいっただけなのかもしれません。
でも、今となっては、
その“思い込み”が、ディスレクシアという見えにくい困難を抱えながら
日々の学びに向き合う彼の、いちばんの支えになっています。
マラソンのように、ゆっくりでもいい。
最後まで、自分のペースでやりぬくこと。
それは、息子が身につけてきた一つの強さです。
……とはいえ、正直に言うと、
「君は最後までやりぬく子だね」って、あの頃からずっと言っておいてよかったな〜と、
ちょっとだけ思ってます。
思い込みって、案外すごい。
📚 他にも、こんな“やりぬいた記録”を残しています。
📙 【ディスレクシア×公文】小2で算数F教材到達
「書くのが苦手」でも、工夫しながらF教材(小6相当)まで進んだ学びの軌跡。
👉 記事を読む
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