「学校に行きたくない」と言われたら——ディスレクシアの息子と“休む日”の付き合い方
学校に、毎日行くこと
発達性ディスレクシア(読み書き障害)の息子と過ごすうちに、その考えは、大きく変化しました。
息子にとって、毎日の登校は、目に見えないストレスや疲れが積み重なるもの。
誰にも気づかれない負担が、ある日ふいに、どっと出てしまうこともあります。
だから我が家は、「休んでもいいよ」のスタンスを選びました。
🏡【1】週に1、2日休むことも、わが家の“ふつう”
息子が「休みたい」と言えば、我が家では快くOKしています。
週に1〜2日休むことも、珍しくありませんでした。
ときには遅刻や早退を選ぶこともあります。
家で過ごす日もあれば、散歩に出かけたり、ちょっとした気分転換の外出をする日も。
「今日は外に出たい」「家で静かにしていたい」——その日の本人の気持ちを大事にしています。
そして、こうしたお休みのあとは、翌日に少し元気に登校できることが多かったのです。
☁【2】子どもにも「選ぶ自由」があっていい
私は会社勤めをしていたころ、心と体の限界を感じたら、定期的に有給を使って休んでいました。
大人にだって「行きたくない日」はあります。
「今日はちょっと無理かも」と思えば、休むのは自然なこと。
大人が自分の体調や気分に合わせてペースを整えて働いているのだから、子どもにも「選んで休む」選択肢があっていいと考えるようになりました。
息子の人生にも、「自分で選べる」という感覚を育ててあげたい。
それは、これからもっと長い人生を歩んでいく上で、大切な土台になると思うからです。
🚶♂️【3】「今日は休まないよ」と言えるようになった
最近の息子は、朝のやりとりでこんなふうに言うことがあります。
「運動会の練習があるから、今日は休まないよ」
「まだ大丈夫だから行ってくる」
以前よりも、自分で登校のリズムやタイミングを考えて行動できるようになってきました。
1年生のころに比べて、2年生になると休む頻度はずいぶん減り、3年生にもなると、ほとんど休まなくなってきたと感じます。
それはきっと、本人のなかに「行ってみようかな」「楽しいこともできた」「自分で選べる」という安心感が育ってきたから。
お休みを認めることは、登校の意欲を奪うものではありませんでした。
むしろ、その逆だったのだと思います。
🧸【4】休んでも、ちゃんと育っている
小1・小2と、たくさん休みながら過ごしてきた息子。
でも今は、自分のペースで進み、少しずつ力をつけています。
「休む=止まる」じゃない。
「休む=整える」こと。
学校という小さな社会のなかで疲れた心と体を整える時間を持つことは、決してマイナスではありません。
子どもが安心して過ごせる環境があってこそ、前に進む力が湧いてくる。
そう実感しています。
🌸締めのことば
学校に毎日行くことだけが、成長じゃない。
「今日は行けなかったけど、明日はちょっと行けそう」。
そんな小さな歩みを、親子で少しずつ重ねてきました。
休んでも、ちゃんと育っている。
そう信じられるようになった今、私はあの日々の「お休みOK」が、間違いじゃなかったと思っています。
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「どう支えればいい?」「家庭でできることは?」と悩んだことを記事にまとめています。
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