2026/7/29日記 人の世はどうあれ
毎日の日課スケジュールを決めてから3日目。予定通りに起床した。朝の涼しいうちにと、森林公園を散歩した。ほぼ2か月ぶりの公園散歩。
前回の公園訪問は、6月上旬だった…森林セラピーを楽しんだんだっけ。それからすぐ梅雨になり、何かとタイミングを逸し、いきなり酷暑になった7月も、もう終わり。さすがに、つれないのでは?ここは私の庭、なんて言っていたのに。7月中に少なくとも一回、まだ朝から猛暑になっていないうちに行かなきゃ、と思っていたところだった。今朝はたぶん30度手前ギリギリ。
平日の7時すぎ。公園には人がほとんどいなかった。
この酷暑。樹々や花々は、どんだけへたっているかなあ、と思いながら、My favorite place、 ピクニック広場に足を運んでみると… いつもと変わらない景色が迎えてくれた。

前と違うのは、絶えず、シーーーーーーという蝉の声が、聞こえ続けているということ。まるで漫画の「シーン」っていう静寂音みたい。これ、何ゼミだっけ?

不謹慎かもしれないけれど、樹々が疲れているのを予想していた。だって、うちのハーブや多肉も元気ないし、道端の花も枯れているし、地球のむこう側じゃ、山火事でまる焼け状態の酷暑だから。
ところがどっこい、皆、とても元気なのだった。草木は緑、いや、青々と茂っている。



花や木の実もマイペースで揺れていた。






見慣れない花の面々を見ながら、真夏にこの公園を訪れるのは、もしかして、初めてかもしれない、と、思いあたった。初めて見る真夏の景色。
鳥の声は意外と少ない。この前まで、にぎやかにさえずっていたのは、春の恋の季節だったからなのね。今は時々、思い出したかのようにつぶやく感じ。きっと、「あっついよう」「たるいな、でも仕方ねえ、エサ、探すか」なんて言ってるんだろう…
芝生の広場に出た。いつもと変わらず、主のシラカシ様が迎えてくれた。

2か月ぶりだったので、シラカシ様には触って挨拶した。

幹に耳を当ててみたけれど、特に何も聞こえなかった。うん、緘黙だよね、植物って。
でもなんだか、自分が元気になった。
それでシラカシの木陰に座り、昨夜仕込んだオーバーナイトオーツを取り出し、朝食にした。

朝食前のひと運動、のつもりで来たけれど、それ以上のものがあった。いつもの知り合いが、いつものように淡々と生きていた。知らない面々が、季節を謳歌しつつ彩っていた。健全な営みの世界。
私たち人間の世界は、猛暑だ酷暑だ、山火事だ、地震だ、裏切りだ、理不尽だと、日々、大騒ぎしているというのに。
生物界の頂点とか言われている霊長類の我々は、意外と適応力もなく、その場しのぎの姑息な「思考」のせいで、墓穴を掘ったりしているというのに。
植物は、遺伝子という「仕組み」を武器に、何があっても慌てず、いつも変わらず、淡々と生きているんだったね。
人の世はどうあれ、花は咲き、樹々は茂る。
やっぱり、植物のほうが、人類よりも、年上のような気がする。

普段の生活で何か思い通りにならないことがあっても、心が揺れ動いても、樹々の緑や花々と触れ合う時間を持つと、いつも、とげとげした気持が薄らいでいく感じがする。
これが、森林浴、森林セラピーっていうものだったね、確か。森の偉大なるエネルギーを分けてもらう時間。
ゆったりと満ち足りた気分になって、公園をあとにした。
今日はこの後、淡々と日々のことをこなしていこう。と思った。
猛暑になるけれど。

前回の森林公園訪問の記事はこちら
心、凪ぐ森~森林浴のススメ|風ひかる
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