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本を読まないタイパ世代の部下にビジネス書をおすすめする方法

仕事に追われて視野が狭くなってしまった人間は創造的なアイディアを出せずにタスクに追われるようになる。そうすると売上と生産性は下がり、上司は部下を叱り、部下は自分に自信が持てずに退職するようになってしまう。

嫌な循環に聞こえるけれど、これはどこの職場でも起こっていることだと思う。こんな状況を打破するためにも、社内セミナーを開催したり、キャリアアップ研修を用意したり、対策は様々だろう。

個人的にはこういう状況を打破するためにも、ビジネス書を読むことが大いに役に立つと感じることが多い。自分自身、今まで何度も「仕事」が「タスク」に変わってしまい、自分の存在意義に迷った時には本を読んで開眼することができた。

だから、部下を持った今だからこそ、彼らにも本を読んでもらいたい。しかし、どんなにおすすめしても部下は本を読んでこないのである。何を隠そう僕も上司に勧められた本はいやいや読んでいたから、その気持ちはよくわかる。

そこで、読まなくてもいい方法を考えようと思い、notebookLMを利用して作成したページを共有することにしてみた。

まずは読んでもらいたい本の要約と目次をGeminiに教えてもらう。部下にはマーケティングやコピーライティングの知識や考え方を学んでほしいと思っていたので、ジョン・ケープルズの『ザ・コピーライティング』で作成してみる。

古典ということもあってネット上に情報が多いからか、充分に思える量の情報をまとめて教えてくれた。

「Canvas」を選択してからメッセージを入れると見やすく表示してくれるのでおすすめ

画面右上の共有マークをクリックするとコピーができる。次にnotebookLMを起動して「ノートブックを作成」をクリックする。

「コピーしたテキスト」をクリックして、Geminiでコピーした内容をそのまま貼り付けて「挿入」をクリックする。

これだけでビジネス書の要約メインページが作成できた。このページに普段のAI利用と同じようにチャットメッセージで相談をすれば、ビジネス書の内容に基づいた壁打ち相手としてのAIができあがる。

本を読まなくとも枠組みを理解してもらいたい時に便利なのが、画面右側にあるマインドマップやスライド資料だ。クリックするとnotebookLMが自動で生成をしてくれる。音声解説や動画解説もできるので、読ませたい人の特性にあわせて選択してみるのも良いと思う。

マインドマップは思考を整理するためのものだが、ビジネス書の要約においてはシンプルにビジネス書に書かれた内容を放射状に整理して表現してくれるのでわかりやすい。

「スライド資料」をクリックすれば、文字通りスライド資料まで作ってくれるので、これなら読書離れをしてしまった若い社員も目を通すくらいしてくれるような気がする。

また、画面左の「ソースを追加」に自社のウェブサイトを追加することで、自分の社内でビジネス書の要素を活用させるようアップデートさせていくことも可能だ。

これが案外好評で僕の管掌エリアではおすすめの本を普及するのにGeminiとnotebookLMが大いに活躍してくれている。やはりAIは凄い。

本を一冊読むことは、不慣れな人にとっては多大な時間を要してしまう面倒な課題なのだと思う。会社員として忙しく働きながら、わずかな休日に上司から読めと言われた本を読むほど素直な社員は多くないと思う。

だけど現代はAIがある。これを活用すればタイパ世代にも時短の読書術を届けることが可能になるかもしれない。

ちなみにこの取り組みには予想していなかった効果があった。このnotebookLMを活用したことで、僕の部下はその本を実際に読みたくなって購入したらしい。結局のところ、普通の読書に行きついたというケースが、読書好きとしては嬉しい誤算だった。

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