夏のごはん、何作ろう?——そうめんと残り野菜の天ぷらという答え
夏のごはんって、ほんと悩みません?
暑いし、台所に立ちたくないし、気づけばそうめんばっかりになるし。でもそうめんだけだと「なんか物足りない〜」って言われるし。ね?
そんなときのわが家の定番が、そうめん+冷蔵庫の残り野菜の天ぷらです。
「え、この暑いのに揚げ物?」って思いました? まあまあ、聞いてください。これがね、いいんですよ。
先日の日曜、うちの冷蔵庫にあったのはこれだけ。
*ナス 1本
*オクラ 1袋
*ピーマン 2個
*ズッキーニ 半分
*ごぼう 4分の1本
*エリンギ 2本
*さつまいも 2本


夏野菜に、ごぼうやらさつまいもやらが混ざってるのはご愛嬌。でもこの寄せ集めがね、揚げたてになると、びっくりするくらいのごちそうに化けるんです。そうめん大好きなうちの家族も大喜びで、あっという間に完食でした。
「でも天ぷらって、ハードル高いのよね……」
わかる。わかります。私も40年ちかく家で揚げてきて、どこでつまずくかは知ってるつもり。だから今日は、そのハードルを3つとも下げちゃいますね。
ハードル①「衣が難しい」→ 市販の天ぷら粉でいい!
衣を一から作らなくて大丈夫。市販の天ぷら粉で、ちゃんとカラッと揚がります。分量も袋の表示通りに水と混ぜるだけ。コツは5つだけ。
・切った野菜の水気は、キッチンペーパーでしっかり拭く(衣がはがれにくくなるし、油はねも減って安心)
・オクラみたいに中が空洞の野菜は、揚げる前につまようじで数カ所プスッと穴を開けておく(油の中で破裂しちゃうのを防げます)

・粉と合わせる水は、氷を浮かべてキンキンに冷やしておく

・混ぜすぎない。粉が少し残るくらいでストップ(揚げてるうちに自然に混ざるから大丈夫)

・氷がとけて衣がゆるくなってきたら、粉をちょっと足して「とろっ」をキープ

ハードル②「温度がわからない」→ コンロにおまかせ
温度設定があるコンロなら、180度にセットするだけ。あとはコンロが番をしてくれます。ほんと、便利な世の中になったものです。


揚げている間にやることは、ひとつだけ。散らばった天かすを、こまめにすくって取ること。放っておくと天かすが焦げて、油もにごるし、せっかくの衣の味も落ちちゃうから。ここだけ、ちょっとお店の人になった気分でどうぞ。
ハードル③「油の処理が面倒」→ 牛乳パックで解決
私ね、揚げ物の油は毎回新しいのを使って、その日でさよならしてます。「もったいない!」って声が聞こえてきそうだけど、新鮮な油でカラッと揚がるのが、おうち天ぷらの一番のごちそうポイントだと思っています。残り油を取っておくほうが、酸化やら置き場所やらで、かえってストレスだしね。
処理はかんたん。洗って乾かした牛乳パックに、新聞紙や古布をぎゅっと詰めて、冷めた油を流しこんで吸わせるだけ。口を閉じて、燃えるゴミへポイ(お住まいの地域のルールだけ確認してね)。牛乳パック、揚げ物の日の名脇役です。
おまけ:そうめんは「揉み洗い」
茹で上がったら、流水でよーく揉み洗い。表面のぬめりをしっかり落とすと、食感がきゅっと締まって、ツヤっツヤになりますよ。仕上げに氷でキュッと締めれば、完璧です。

ちなみにわが家のつゆは、母から教わった、かつお節たっぷり甘さ控えめのつゆ。この日は長女がつゆまで飲み干してました。ふふふ。笑
このレシピはいつか、ちゃんと1本の記事にしますね。

というわけで、夏のごはんに困った日は——そうめんと、冷蔵庫の残り野菜の天ぷら。お昼でも、晩ごはんでも。私はこの夏も、冷蔵庫と相談しながら、ちょくちょく揚げると思います。
