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オアハカで就職したら1カ月でクビ。やっぱ、自営しかない!となった話

こんにちは、オアハカ在住のさるです。

今日は、オアハカで就職して1か月でクビになった体験と、そこから自営で道を切り開いた話をします。

私、オアハカに来る前には、自営ではなく、日本からメキシコ(可能ならオアハカ)で就職できないか?と、仕事を探していました。

普通に日本のメキシコ関係か、メキシコで働けそうな会社に、履歴書を出しまくってました。

結果は……普通に落ちました。笑
冷静に考えれば、当然ですけど。

実績はない、スペイン語もできない、畑違い、しかも結構歳もいってました。採用される方が奇跡レベルです。

悔しい気持ちもありましたが、「そりゃ落ちるよな」と納得もしました。

ところが、人生って本当に面白い。

じゃ、日本で無理なら現地で探そう。
そう思ってネットで「オアハカ」の就職情報を検索していました。

目に留まったオアハカの印刷会社の仕事。
DTPの経験あるしダメ元でDMしてみた。

社長からの返事きた!
なんと!その時ちょうど、社長の姪っ子が日本へ留学中(それも東京)で、実際に彼女と東京で会う事になりました。

社長の提案で。笑

仕事と関係なくない?って思ったけど。
なんか、そんな流れでこの会社に…コネで採用。笑

「自分、持ってる!」ってテンション上がりました。

ただし仕事内容は、1日9時間ずっとPCで領収書のひな形を作る仕事。

「私は、このためにオアハカに来たんじゃない!」と思った矢先、

一応設けられていた、試用期間終了後
採用にいたらず1カ月でクビになりました。笑

理由はいろいろ。
APPO大暴れ中で仕事がなかったか。
私のスペイン語が壊滅的だったか。
土曜日会社休んで村訪問していたからかもしれない。(土曜は出れないという重役出社みたいな条件は、社長も承諾してたと思ってた)

まぁ、採用される理由がないよな、と自分でも思った。

その後、商工会議所経由でメキシコシティの会社の面接にも行きました。

スペイン語はまだ怪しく、英語は壊滅的。笑
勤務地もメキシコシティ。
正直、落ちるのは目に見えていました。

でも、その時、落ちると思ったこともあったのか?
「勤務地メキシコシティは大丈夫ですか?」と聞かれて
「無理です」と即答しました。

何しに来たんだお前?って感じですね。

でも、その時に「やはり。オアハカじゃなきゃ意味がない!」

そう再確認し、自分の道はオアハカで自営しかないと腹を括りました。

そこからスペイン語を勉強し直し、ビザを取得し、現地で仕事を作る日々が始まります。

それから20年。

あの時、印刷会社を早々にクビになっても、
まぁ、そういうこともあるよ。と開き直り。

民芸品のバイヤーとして、村の文化やお祭り、食を学びながら、記事を書いたり、取材アテンダントをしたり、写真を撮ったりしました。
オアハカで仕事を自分で作り、生きてきました。だって、海外でも日本でも、生きていくにはお金が必要です。とにかく働かないと!

あたりまえですが、今でも仕事は生きるために欠かせないパーツです。

ちなみに、その後1度クビになった印刷会社から「支店を出すから戻らない?」と声がかかりました。

まだ、自営業の立ち上げ途中で先は見えなかったけど、「あの時、自営でやっていくんだ!」とハラを括ったので、丁寧にお断りしました。

将来の不安回避より、オアハカでやりたいことをやる道を選びました。

まぁ、オアハカに住みたくて。
日本に色々なものを置いて身辺整理した人なので、取り合えず全力でやりたい事をやろうと思ったんです。

数年経った頃。
昔、面接で落ちた会社とも肩を並べて仕事をするようになれました。

いやもう……
あの時、どこかに就職しなくてよかったなと心から思いました。

結果が出せたのは、オアハカで自分の出来ることが増え、経験値が積み上がったからだと思う。

20年前以上「弊社には向かない」と思われた人間が、オアハカで試行錯誤し、経験という価値を手に入れただけなんです。

キャリアって、直線じゃないなぁと本当に思います。
そしてもう一つ実感しているのは、積み上げてきたキャリアはある日突然方向が変わるということ。

若くなくても、再出発はできる。自分で限界を決める必要はない。

そして、社員に向く人と、向かない人が必ずいる。
自分の適性を見極めるのも大事だと思う。

昔は「現地でお仕事ください」とお願いする側だった。

今は「仕事の条件を整理しましょう」と提案できる側になりました。
人生、本当に予測不能です。

今、仕事でうまくいっていない人がいたとしても、それは単に途中の段階かもしれません。
仕事で20年という時間はやっぱり大きい。経験や知識、信頼は、一朝一夕では積めないものだと再確認しています。

20年経った今だから見える「オアハカで働くこと」のリアル。
次回は、もう少し踏み込んで「海外で自営するということ」について書こうと思います。

▼後半、続きはこちら。

▼20年前のオアハカに来た時の話。


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