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aromabellemiyu
合気道から学ぶ―傾聴の姿勢
私の記事では、反面教師としての父の姿が多いと思います。
けれど幼少期は、父が好きでした。
そんな父との思い出話。
子どもの頃、父から「呼吸」を教わったことがあります。
遊びの延長のような時間でしたが、それが私と「合気道」との最初の出会いでした。
ふわっとからだが浮くような感覚で、
くるんと部屋の中を転がって、
何回も「やって、やって」と、お願いしました。
父は
「合気道は攻撃じゃない。精神の武術だ」
とよく言っていました。
実際に合気道部に入ってみると、
まず最初に学ぶのは“受け身”。
そして礼から始まり、礼で終わる。
鍛錬を重ねるうちに、父の言葉の意味が少しずつ自分の中にスッと入っていきました。
合気道は、相手の力を受け流す武術。
護身術のイメージが強いけれど、本質は“攻撃しないこと”にあります。
相手の力を利用し、力でねじ伏せるのではなく、調和の中で制する。
そこには、痛めつけようという気持ちはありません。
師範稽古では、師範が30分ほど話しながら稽古を進めることもありました。
その中で印象に残っているのは、
「社会に出ても、合気道の精神は通ずる」という言葉。
相手の言葉に耳を傾け、その隙間に自分の言葉を紡ぐ。
相手に敬意をもち、攻撃せずに向き合う。
合気道は、心を磨く武術だと思います。
