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殺気を放つ人は、仕事ではそこそこ優秀でも、幸せにはなれない

どーも、西村です。

今回は、『殺気を放つ人は、仕事ではそこそこ優秀でも、幸せにはなれない』というテーマで話を掘り下げていきたいと思います。
  

近くにいるだけで、少し息が詰まる。

何か言われたわけじゃないのに、なぜか気を張ってしまう。

会話が終わると、どっと疲れる。

そういう「殺気を放つ人」、近くにいませんか。
  

今日は、その正体についてです。
  

以前、一緒に仕事をしていたメンバーの中に、とても仕事ができる人がいました。

レスポンスは速く、判断も的確で、ミスも少ない。

周りから見ても、「優秀な人」でした。
  

ただ、その人の近くにいると、なぜかみんな少し疲れていったんですね。

具体的には、

・その人との会話が必要以上に短くなる
・ちょっとした雑談が生まれない
・何か話しかけるときに、無意識にタイミングを測ってしまう

というような現象が起きていました。
 

別にその人は、怒っているわけでも機嫌が悪いわけでもありません。

ただただ、淡々としているだけです。
  

ですが、その人の周りでは空気がピンと張っている。

まるで、常に何かと戦っているような感じがしました。

それが、いわゆる現代的な「殺気」なのだと思います。
  

では、なぜ殺気を放ってしまうのでしょうか?
  

人は、強い緊張状態にいると、周囲に対して無意識に「圧」を出します。

それは攻撃のためというより、『自分を守るための防御反応』に近いものです。

たとえば、

「ミスをしてはいけない」
「評価を落としてはいけない」
「弱さを見せてはいけない」
「常に結果を出し続けなければいけない」

こういう前提で生きている人は、常に神経が張り詰めています。

そして、その緊張がそのまま外に出てしまいます。

結果として、周りからは「殺気がある人」に見えるのです。
  

ここで重要なのは、その人は別に「怖く見せよう」としているわけではない、ということです。

余裕がある人なら、空気がやわらかいし、いい意味でどこか隙があるし、笑って許すこともできます。

ですが、余裕がない人はそうはいきません。

ずっと気を張っていないと、自分が崩れてしまう気がしています。

だから、緩めなくて、結果として周囲にも緊張が伝わってしまっているのです。

それが、怖く見えてしまっているだけ、なんですね。
  

このタイプの人は、仕事ではそこそこ結果を出します。

なぜなら、「緩められないこと」がそのまま成果につながる場面が多いからです。

具体的に言えば、

・細部まで気を配る
・抜けを許さない
・常に改善し続ける

こうしたことをやっていれば、一定の結果は出せてしまいます。

むしろ、普通の人よりも安定して成果を出せることもあるくらいです。
  

だからこそ、周りからはこう見えます。

「優秀だけど、なんか近寄りがたい人」

だと。
  

そして、この生き方にはひとつ大きな代償があります。

それが、「安心して幸せを感じる時間がほとんどない」ということです。
  

なぜなら、幸せのほとんどは、「緩んでいる状態」で感じられるものだからです。

たとえば、

・美味しいご飯を食べているとき
・何気ない会話で笑っているとき
・誰かと安心して過ごしているとき

こういう時間は、多かれ少なかれ力が抜けてリラックスできているのではないでしょうか。

逆に、めちゃくちゃ緊張しているときには、どんなにおいしい料理でも味を感じられなかったり、そもそも食事が喉を通らなかったりしますよね。
  

殺気を放つ人は、緩むことが苦手です。

というより、緩むことが怖いのです。

緩んだら、パフォーマンスが落ちるかもしれないし、評価が下がるかもしれないし、自分が弱くなるかもしれない、と思うから。

結果として、

「そこそこ優秀だけど、幸せからは離れていく」

という状態に陥ってしまいます。
  

当然ですが、常にイライラしていて、「逆らったら○すぞ!」というわかりやすい殺気を放っている人も中に入るでしょう。

しかし、そういう人たちの心理も、本質的には近いものがあるのではないかと思います。
  

もし、あなたの周りに「殺気を放つ人」がいるなら。

その人は必ずしも、あなたに圧をかけたいわけではないのかもしれません。

ただ自分を守るために常に戦っていて、その緊張が外に出てしまっているだけなのかもしれません。

それを知るだけでも、殺気を放つ人への印象が少し変わるのではないでしょうか。
  

とはいえ、その人に合わせてあなたが消耗する必要はない、のも事実です。

理解はしても、無理に近づく必要はありません。

少し距離を取ることで、自分のペースを守ることのほうが大事です。
  

もし今、あなたが

「殺気を放つ人ってなんなんだろう」

と感じているなら。

その人はたぶん、強い人ではなくて、「強くい続けないと不安な人」なのだと思います。

きっと、仕事などで結果は出せても、どこかで辛い思いや寂しい思いをしているはずです。

あなたがそれを解消してあげる必要はありませんが、それを理解しながら関わるだけで、殺気を放つ人から感じるあなたのストレスは軽くなるはずです。
  

そしてもし、今回の話が、少しだけ自分の話として感じる部分があるなら。

たまには、ほんの少しだけでもいいので、力を抜く時間を持ってみてもいいのかもしれません。

今はまだ、人前では力を抜くことができないのであれば、家でのひとり時間にリラックスしたり、ひとりで温泉に出掛けたりしてもいいと思います。

せっかく人として生まれたならば、少しでも多く幸せに触れられるような生き方ができた方が、私は良いと思います。
  

それでは、今回はこの辺で。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

  

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