老後が不安なので、株を始めました DAY59【NISAの注意点と損益通算】
― ハルと歩く、Age60の投資録 59日目 ―
盾にも、弱点がある

昨日、NISAは盾だと学んだ。
税金から、利益を守ってくれる仕組み。
いいことばかりのように思えた。
でも昨日の記事を書きながら、
「本当に弱点はないんだろうか」
という疑問が残っていた。
今日は、その盾の弱点を知る日になった。
📍 ロードマップの現在地
NISAという盾を知る(DAY58)
→ NISAの注意点と損益通算(今日)
→ 投資信託を学ぶ
📚 今日学んだこと
① NISAで買えば儲かるわけではない
まず、当たり前のことを確認した。
NISAは、ただの箱だ。
箱の中に何を入れるか。
そこが下がれば、NISAの中でも普通に損をする。
非課税というのは、儲かった時の話。
損をしないという保証ではない。
🌸 私「だから先に企業分析を勉強していたんだね」
🌱「はい。NISAという箱を使う前に、中身を見る力が必要なんです」― ハル
ファンダメンタルズ分析を学んだ理由が、
わかった気がした。
② もったいない精神に注意する
よくある失敗パターンも知った。
年末になって、
年間投資枠が10万円ほど残っていると、
「使い切らないともったいない」
と思ってしまう。
そこで企業分析もせずに、
焦って何かを買ってしまう。
⭐️ ポイント
投資の目的は、儲けること。
枠を使い切ることは目的ではない。
「まだ枠が残っているから買う」ではなく、
「買いたい理由があるから買う」
その順番を忘れないようにしたい。
③ 損益通算とは何か
新しい言葉を学んだ。
損益通算。
利益だけに税金がかかるなら、
損をした分はどうなるのだろう。
その答えが、この制度だった。
特定口座(NISAではない通常の口座)では、
1年間の利益と損失をまとめて計算してくれる。
例えば―
株式Aで30万円の利益。
株式Bで10万円の損失。
合計すると、利益は20万円。
税金は、その20万円に対してかかる。
もし株式Aの利益にだけ先に税金が引かれていたら、
年末にまとめて再計算して、
払いすぎた分を返してもらえる。
これが損益通算だ。
④ NISAでは、損益通算ができない
ここが、今日一番大事なところだった。
NISA口座で出た損失は、
特定口座の利益と相殺できない。
例えば―
特定口座で30万円の利益。
NISA口座で10万円の損失。
特定口座の30万円には、
そのまま約20%の税金がかかる。
NISA口座の損失は、
その税金を減らす材料にならない。
損は、損のまま。
これが、NISAの弱点だ。

🌸 私「利益には強いけど、損失には弱いんだね」
🌱「だからNISAは万能ではないんです。
制度の特徴を知った上で使うことが大切なんですよ」― ハル
⑤ NISAだと、損切りしにくくなる
この弱点が、
もう一つの問題を引き起こす。
NISAで株価が下がった時、
「損益通算できないから、売るのはもったいない」
と思ってしまう。
そのまま持ち続けて、
気づいたら大きく値下がりしている。
⭐️ ポイント
損切りとは、
傷が浅いうちに撤退すること。
NISAの仕組みを理由に、
損切りを避けてはいけない。
🌱「上がってくるのを祈りながら持ち続けるのは、 管理ではなく、ただの先延ばしです」― ハル
🌸 私「買う時だけじゃなくて、売る時のことも考えておくんだね」
⑥ NISAの使い方の一つの考え方
今日学んだ対策も書いておく。
NISAでは、
長期保有前提のものを優先する。
短期で売り買いする可能性がある株式は、
特定口座で持つという考え方もある。
中長期で持つつもりでも、
会社の状況が悪くなれば、
損切りが必要になることもある。
それでも損切りできる自信がなければ、
最初からNISAで個別株を買わないという選択もある。
📝 今日の一言まとめ
NISAという盾には、弱点もあった。
中身を選ぶ目が必要なこと。
枠を使い切ることが目的にならないこと。
そして、
損失まで守ってくれるわけではないこと。
盾があるから安心なのではない。
何を持つか。
いつ手放すか。
それを自分で考える必要がある。

動画を見て、メモを取って、記事にまとめた。
トータル1時間。
毎日1時間。
それだけでいい。
昨日は盾を学んだ。
今日は、その盾の弱点を学んだ。
少しずつ、
制度を知るだけの日々から、
使い方を考える日々へ。
次回は、投資信託について学ぶ。
明日も続ける。
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