夫、自らゴミを捨てる日
3週間前、夫は息子と一緒に裏庭の草刈りをしてくれました。
裏庭は小さな一軒家が建つくらいの広さがあります。こんなに広いのに葡萄の木が1本あるだけで、あとは雑草だらけ。
その日、夫は草刈機を使ってきれいに雑草を刈ってくれました。
おかげでゴミ袋4つ分ほどの草や枝のゴミが出ました。
いつもなら、ここからが大変。
「これ何ゴミ?」
「いつ捨てるの?」
と私に聞いてきます。
ところが今回は違ったのです。
夫はスマホを取り出し、
「これは何ゴミなのかな」
と自分で検索し始めました。
さらに、
「うわー、月に1回しかないじゃん。あと3週間も先だわ。忘れないようにしないと」
と言いながら何やらメモ。
私はその様子を見ながら、
「えっ、自分で調べてる」
「しかもメモしてる」
と内心かなり驚いていました。
とはいえ、3週間先の話。
どうせ忘れて、最後は私が捨てることになるんだろうな。
そう思っていました。
ところが予想は大外れ。
ゴミ収集日の前日、夫は娘に
「明日、庭の草のゴミを捨てなくちゃいけないから、忘れていたら教えてくれ」
と頼んでいたらしいのです。
そして当日の朝。
夫より先に起きてきた娘が、
「今日ゴミの日だよね。手伝ったほうがいいかな」
と私に聞いてきました。
私は即答で
「いや、やらせるから手伝わなくていい」
今までなら、
「お母さんが捨てるから大丈夫」
と言っていたはずです。
でも今回は違います。
本人にやってもらう。
しばらくして起きてきた夫に、娘が軽い調子で言いました。
「今日はゴミの日でーす」
すると夫は、
「あ!そうだった!忘れてた!教えてくれてありがとう」
と慌てて立ち上がり、パジャマのままゴミ袋4つを抱えて捨てに行きました。
忘れてたんかい。
そう思ったけれど、自分で調べて、自分で覚えようとして、ちゃんと自分で捨てに行った。
それだけで十分。
夫の進化に、驚きを隠せない私です(笑)。

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