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即効果が出る! その場で言語化できるメモ|佐野雅代

お前は前世、メモ帳と離れ離れになって悲しい思いをしたんか?
と、自分に突っ込みたくなるくらい、私はメモ帳と一緒に過ごしている。

メモ魔なのである。
ポケットには常にメモ帳、出掛ける際もバッグには必ずメモ帳を忍ばせ、寝るときも枕元にメモ帳を置いている。

思いついたこと、切れたストック、思いついた料理のレシピ、掃除中にひらめいた推理小説のトリック、誰が言ったか忘れたけれど急に思い出してしまった名言(後で誰のものか調べておきたい)、来週までに提出しなければいけない資料の締切日、銀座結びってどう結うんだっけ?、後で切り抜きたい新聞記事の日付と紙面番号…

はっと頭に浮かんだことを、とにかくメモしておく。
忘れてしまうから、紙に書き写しておく。

もう何度も紹介しているが、ダイゴーのすぐメモ!は私の必須アイテム。
忘れてしまう、忘れてしまっても構わないようなことを「忘れてしまってもいいように」、もっと大事なことに脳を使えるように、重要度の低いことを預けておく第二の記憶領域というところだろうか。

もう一つの記憶領域、もっと有効に使いたい

メモをしたのに、見返しても意味がわからないということが時々ある。
テレビやPodcast、講義などをメモした時によく起こる。

得た情報に対して自分が疑問に思ったことなのか、そもそもこれは得られた情報なのか。
どこまでかメモでどこからが感想なのか。
順序が下から上になったり、横になったり。

メモはするけれど、有効に使えているかどうかは甚だ疑問である。
そんな私の前に現れた救世主、それがこちらの本。

その場で言語化できるメモ 佐野雅代

私に欠けていた「メモの技術」は、これだ!

講義、就活、仕事、勉強、あらゆる場面で使える、実用的でわかりやすいメモ術の本である。

メモをするなら、線をひけ!

会議中にメモを取って整理し、発言しようと思っても言葉にならない。
思うこと、考えていることはあるのに言葉にならない。
そんな経験がある人、結構多いのではないだろうか。

メモをする前に、まず1本の線を引く。
たったそれだけで驚くほどメモの精度が上がり、さらに「その場ですぐ言葉にできるようになる」ポイントが解説されている。

具体的な事例ごとに、どの場所にどのようなことを書いていけばいいかが図解されているので、すぐに真似できる。

ノートの中心に1本の線をひき、左右どちらにどんなことを書いていくか。
「得た知識」と「感想、疑問、自分の意見」を分けるだけで、頭に入ってくる情報が整理される。
ぼんやりとした思い、感情が明確になり、言葉にすることができる。

会議、商談はもちろん、自分の考えを整理するのにも役立つアイディアが満載。
これ、本当にこの値段で売っていい本なの?安すぎない??


書かれている事例全てが自分に当てはまるわけではないが、そこからヒントを得て「自分なりのメモ術」を作り上げるのも良さそうだ。

メモ内容からすぐに自分の意見をまとめる必要がある場合、ほんのちょっとしたコツを抑えるだけで「言語化」が楽になる。
この技術は真似して身につけない手はないだろう。


元裁判所書記官である著者の経験から、「1本の線を引くメモ」は生まれた。
実績はお墨付きである。

あなたが残したいのは、「ただのメモ」ですか?
「言語化できる優秀なメモ」ですか?

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