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【知育✖帝王学】徹底的に人間を信じない帝王学[韓非子入門✨]【リーダーになるために】

「徹底的に人を信じる」という美談は
聴くことはありますが、
「徹底的に人を信じない」という物語を
聴いたことはありますか?

【帝王学】とは、
伝統ある家柄の跡継ぎに対して、
幼少期から行う特別教育のことをいいます。


転じて現代では、
社長やリーダー層が身に着ける
教養や作法、テクニックとして
応用されるようになっています。

今回は、その帝王学のなかから、
【韓非子(かんぴし)】を紹介します✨

彼の教えは
「他人の力を決してあてにしないこと」
「自分以外に頼れるものはいないと知ること」

徹底しています。

今回は超入門編として
さっくりまとめたので、
ゆっくりひも解いていきましょう✨

こちらの本から多数引用していきます。


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🧩【韓非ってどんな人?】

韓非(かんぴ)は、
中国戦国時代末期、韓の国の思想家です。
戦争の絶えない、王が次々と変わる戦国時代。
権力者が変わることや
裏切りはざらにありました。
このようななかで、
「人を信じない」という考えに至ることは
合理的な考えでした。

韓非は
これまでの〖仁〗〖徳〗という
人をおもんじる考えではなく
〖性悪説〗をもとに、
徹底的に人を信じずに法をもって
人をコントロールすることを
説いていきます。

ちなみに
韓非子を日本で知らない人はいません。

「いや、知らないわー」
と思ったそこのあなた。
あなたのなかにも
韓非子は立派に住んでいます。

例えば
よく聞く「矛盾」
という言葉、
実はこの韓非子からきています。

「逆鱗に触れる」
という言葉も
聴きなじみがありますが、
これも同じく韓非子から来ています。

また「信賞必罰」
功績をあげたものには必ず賞を与え
罪を犯したものには必ず罰を与える
という言葉も
この韓非子から由来します。

まったく知らないおじさんの話から
少し親近感がわいたところで
人を信じないとはどういうことか
帝王学&韓非子の超入門編
いってみましょう✨

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🧩【徹底的に人を「罰」と「褒美」でコントロールする】

先ほども触れましたが、
韓非子の根源は

🌱人間を決して信じるな
🌱他人の力をあてにするな
🌱頼れるものは自分だけだ

というところです。

それまでの中国では
仁(人を思いやる気持ち)
礼(人の規範になること)
世の中を治めることとされていましたが、

韓非はさらに上の「法」を提唱。
法による支配を訴えます。

韓非子では
『人間は仁でも義でもなく、利で動く』とし

功績をあげたものは等しく賞を与え
と同時に
罪を犯したものには等しく罰を与えることを
提唱しました。

感情で褒章をあげたり、
人を罰するのではなく、
一律に機械的におこなうことを
提唱しています。
これは現在の”法律”に
通じるものがありますね。

例えば、
配下に対して仕事を与える際は、
どれだけの成果が達成できるのかを
申告させます。

その際にまず、
『申告と実績を一致させよ』としています。

あらかじめの目標を進言させ、
「達成できなければ罰を与える」
「達成できたら褒美を与える」

感情で罰するのではなく、
あくまでも申告と一致しないから
機械的に罰していきます。

そして、
『大きく目標を超えても罰を与える』

ここが韓非子流です。
最初の進言を虚偽、
あるいは目算の誤りにより、
申告と実績が一致しない
デメリットの方が大きいとし
徹底的に罰します。

こんな話も出てきます。

ある勤勉な王が、
夜中に座椅子で眠ってしまった。

それを見ていた王の冠の管理役が
王にそっと衣をかけ
王は安眠することができた。

翌日王はいきさつを知り、
王の衣係と冠係を呼び出した。

そして二人とも罰した。

係をまっとうしなかった罰と
自分の仕事を逸脱した罰、


このように、
韓非子ではその場の感情に左右されずに
「法」をもって明確な判断基準をもち
徹底的に褒美と罰でコントロールするよう
おさめられています。

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🧩【トップを治めるものとして】

🌱【部下を使いこなすには】

〖賞罰の権利を絶対に手放すな〗

ある王の側近が王に進言します。

「王様、あなたは優しいお人です
 あなたは人に賞を与える仕事のみ
 行ってください。
 私が王様の代わりに
 人に罰を与えるという辛い仕事を
 請け負います」

人を罰する権限を持った側近は
人々に恐れられ、
やがて王よりも恐れらるようになり、
ついにはNo.1の座を獲得し
王を追放しました。

権力者は常に
「賞」と「罰」を与える力をもち
特に「罰」を与える権限を活かして
配下をコントロールしないと、
その座が危ぶまれる

韓非子では言っています。

警察、裁判所、行政、
あるいは会社の規則など、
現代にも色濃く残る言葉ですね。

🌱【部下のやる気を上げるには】

〖敵国の砦を落とす前に〗

王はまずとある札を立てます。
「この棒を町の外に運んだものに
 上等な屋敷と土地を与える」
人々は困惑しつつ、半信半疑のなか
やがてあるものが達成すると、
屋敷と土地をあてがわれた。

次に
「この豆袋を町の外にはこんだものに
 前回と同じ褒美を出す」
と札がたつと、
人々は我さきにと豆袋を競い合って
町の外に運んだ。

そして、いよいよ本命の立て札を置く。
「明日の砦攻めをおこなう
 一番乗りしたものには
 重役として取り立て
 上等な屋敷と土地を与える」

人々は武勲を上げるために戦い
たちまち敵の砦は陥落した。

部下の士気を高めるためには
罰を与えるだけではなく
「賞」をコントロールしなくてはいけません。

①成功の確率
②成功の確実さ
③成功の魅力度

この3つをコントロールすることが
大切と説いています。

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🧩【韓非子における処世術】

身に起こる余計な厄災の種はまかないこととし、
特に自身に火の粉が降りかからないように
注意することを伝えています。

①計画は隠密にすること
→ 外に漏らせば失敗する

②相手の見せかけの表向きの動きに
 裏の意図を探るとこちらの身が危ない

③相手に信頼されてないのに
 全ての手の内を晒さない

④上級者の失敗に礼や義を言い立て
 批判すると身が危ない


⑤部下の企画を横取りしているいきさつを
 知っていると身が危ない

⑥トップとの話題に重々注意すること
『立派な人物の話題をだす』
 →当て擦りだと思われる

『つまらない人間の話をする』
 →自分の売り込みと疑がわれる

『お気に入りの人物の話をする』

 →取り入るつもりかと疑われる

『トップの嫌いな人物の話をする』

 →試しているのかと警戒される

『端折った言い方をする』
 →もの知らずな奴と思われる

『かいつまんで大意を話す』
 →やる気なしと思われる

『話に大風呂敷を広げる』
 →礼儀知らずの田舎者と思われる

トップの信頼を勝ち得ても
その地位に甘んじて
会話を間違えると、
いつでも窮地に追いやられる可能性があることを
忘れてはならないと論じています。

こちらも現代に通用する
考えではないでしょうか。

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🧩【韓非の最期】

彼の韓非子は自国では大きな評価は
されることはありませんでした。

一番韓非子を愛読したのは、
皮肉なことに敵国「秦」の王
後の「秦の始皇帝」と呼ばれる人でした。

秦王に臣下になるように説得されて
登用されたものの
自分の地位が危ぶまれると思った配下が
王をそそのかし、
牢にいる韓非に毒薬を進め
結果、獄中で服毒自殺をとげ、
その最期を迎えます。

韓非の教えはその後も
秦の始皇帝の法の基盤となり、

三国志を代表する偉人
「諸葛亮孔明」も称賛し、
世を統べていく人々の
評価を受けていくことになります。

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🧩【終わりに】

韓非子の世界、
いかがだったでしょうか。

今回は超入門とし、
内容を抜粋しましたが、
「もっと吸収したい!」
「私も帝王学を学んでみたい!」

という方はぜひぜひ
この続きを手にとってみてください✨

王道とは決して言えない
「人間不信の徹底」という
韓非子の教え。

否定したくもなりますが、
どこか否定しきれない。

その表れが、
現代も「法律」という言葉で
世界中に体現されているのでは
ないでしょうか。

リーダーと呼ばれる人間を
目指す方ならば、
人を統べる力、
人におよぼされない力を
この韓非子を学んでいかれると
選択肢が、より増えていきます。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました🍀✨

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