【中級者以上向け絵本に挑戦!】読み聞かせが上達してきたら挑む絵本3選!【保育士必見✨】
🧩絵本を読むと子どもにどんな効果があるのか
絵本の効果や絵本の魅力については、
こちらで詳しく解説しています。
お時間のあるときに読んでみてください✨
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🧩中編~長編の絵本の魅力
大人の読み聞かせるちからと、
子どもの読み聞かせを聴く力がついてきたら、
さっそく長編絵本に挑戦してみましょう。
「絵本に慣れてきたぞー」
という中級者の方も
もしくは、
「まだまだ読みこなしてから!」
という初級者の方も必見。
長編の絵本の魅力の紹介です。
長編の絵本の最大の特徴は、
なんといっても没入感です🍀
没入感ーーその世界に思い切りひたれて
入り込める感覚のことですね✨
その場面のその瞬間を一緒に生きている
その世界を上から覗き込んでいる
そういう感覚を得ることができます。
もちろん
保育園・幼稚園の読み聞かせにも
活躍しますが、
その際は途中で中断することなく、
一気に読んであげてほしいです。
誰かの人生の大事な場面を
追体験できるようなーーー
そんな魅力のある本を3冊
紹介していきます。
絵本の魅力はネタバレをしたところからが勝負!
ということで、
今回もガンガン ネタバレをしていきますよ✨
読み聞かせのアドバイスも
書かせていただきましたので、
参考にしてください🍀✨
🧩step1:はじめてのキャンプ(初級)

🧩初級✨ 目安の時間15分、3歳~
🧩あらすじ
主人公のなほちゃんは、
小さい女の子です。
大きな子たちが引率者のおばさんと
河原にキャンプに行くことを知ると
なほちゃんは
「わたしもいく!」と宣言しますが…、
ちっちゃい子はすぐ泣くし、
重い荷物も持てないし、
薪(まき)もあつめられないし、
夜くらいと怖がるから
「ちっちゃい子はだめ!」と、
言い返されてしまいます。
負けず嫌いのなほちゃんは、
それらを絶対にしないことを
たからかに約束し、
キャンプに参加しますが…
果たして、なほちゃんは
約束を守って、
キャンプをすることができるのでしょうか?
この本を読むと
なほちゃんと、
”はじめて”キャンプに行ったような
気持ちになりますよ✨
絵本を開くと
キャンプ
河原・薪拾い
自炊・カレーライス
川で冷やしたスイカ・花火
キャンプファイヤー・流れ星
お泊り・寝袋・夜のこわいはなし…
などなど!
ワクワクするワードたちで
盛りだくさんですよ♪
🧩読み聞かせのアドバイス
まずは、
読み手は、なほちゃんの目線になって
なほちゃんの性格を
おさえながら読むことがポイントです。
「ぜったいに大きい子のまざって
参加してやるんだ」という
気持ちを言葉で表現してみましょう♪
なほちゃんの立場の視点
はじめは、
(おそらく過去の経験から)
やってもみていないことを
「どうせできないからダメ」
と言う大きい子たち
そして、なほちゃんの姿を見て、
次第に、考えてを改めていく
大きい子たち側の立場の視点
キャンプに連れていく引率者の
ともこおばさんの立場の視点
全てを客観視したナレーションからの視点
この4つの視点を把握していると、
より臨場感たっぷりに読むことができます。
今回紹介するなかでは、
難易度は低いので、
ぜひ挑戦してみてください。
子どもは、読み聞かせのなかで、
なほちゃんと一緒に
疑似体験ができるので、
キャンプやアウトドアに行く前に
子どもに読むと、
気持ちが高まること間違いなしです✨
🧩step2:おしいれのぼうけん(中級)

🧩中級✨✨ 目安の時間30分 4歳~
🧩あらすじ
舞台はひと昔前の保育園。
『反省しない子は、
”ごめんなさい”を言うまで
押し入れに閉じ込める』
というスタンスの
現代なら当然アウトな保育をする
若い保育士水野先生と、
そのクラスの子ども
負けん気の強い”さとし”と
弱腰の”あきら”の物語です。
水野先生の特技は人形劇の怖い役
ねずみたちの親分の
”ねずみばあさん”を演じることです。
物語は、
お昼寝の前の時間に、
さとしとあきらが友達を踏んずけて
走り回っていたところから始まります。
水野先生は、二人を捕まえて、
押入れの上の段と下の段に入れて、
閉じ込めてしまいます。
さとしは、
水野先生が自分の言い分も聞かずに
押入れに閉じ込めたので腹を立て、
絶対謝らない気持ちを上の段から
あきらに伝えます。
2人が謝らずに押入れの中で耐えていたところ…
どこからともなく、
ねずみばあさんの声が聞こえ始めたのです。
押入れのなかは、いつしか暗い夜の街。
不気味なねずみの姿の街頭が
道路を照らすなか、
ねずみばあさんの魔の手が
おそいかかってきます。
「お前たちがあやまればお前たちを
このねずみの世界から出してやる」
と、2人に迫ります。
はたして、さとしとあきらが選択する答えとは…?
🧩読み聞かせのアドバイス
読み始めていくなかで、
登場人物と舞台設定が
わりとすぐにつかめてくると思います。
登場人物たちの
心の動きを伝えるナレーションのことばが
多いので、状況を子どもに分かるように
感情をこめて、ゆっくり伝えていきましょう。
さとしが途中で弱気になる場面、
あきらがさとしに影響を受けて、
さとしを鼓舞する場面、
「あやまらせる」ことに固執する水野先生、
彼らの心の動きに注目していくと、
子どもへの表現力も上がっていきます。
絶対に物語中に
”ねずみばあさん=水野先生”というネタバレは
子どもたちへはしないでください。
ドキドキが9割減です。
長い本ですが、
どこもドキドキする場面で
区切るのが難しいので、
途中で止めずに読み切ることをおすすめします。
🧩step3:ダンプえんちょうをやっつけた(上級)

🧩上級✨✨✨ 目安の時間40分 5歳~
最後、上級です。
『おしいれのぼうけん』と同じ作者です✨
長く2部構成ですが、
大人の体力と子どもの集中力が続くなら
一気に読んでいただきたいです✨
🧩あらすじ
舞台は一昔前のとある小規模保育園。
園庭もブランコも滑り台もありません。
そこには、体の大きい”ダンプ”のあだ名を持つ
ダンプ園長(兼年長の担任?)がいたのです。
年長組は全員で9名
お母さんの柄のパンツをはいている
”ガラパン”や、
気弱な”さくら”をはじめ、
個性はあるけれども、
どこにでもいそうな
元気で健康な子どもたち。
彼らはいつも、どんな種目でもよいので、
いつかダンプ園長をコテンパンにする日を
待ち望んでいます。
ですが、
神社の階段の手すり滑りも、
太い木のツルでのターザンロープも
チャンバラごっこも
最後に勝つのは、
決まってダンプ園長。
ある日、ほらあなをみつけたことから
子どももたちのなかで、
海賊ごっこがブームになります。
ダンプ園長は正義の味方として、
海賊たちをやっつけることに。
お弁当のおにぎりのお宝を賭けて
正義のダンプvs海賊9人の戦いが始まります。
ダンプをやっつけることが
できるのでしょうか…?
(いや、タイトルでネタバレ)
読んでいると、
実際の保育で
起こりそうな場面であふれています。
大人のかたも読む中で、
保育園でこんな心の動きが起きているのかと、
学ぶきっかけになりますよ✨
🧩読み聞かせのアドバイス
物語は長いのですが、
そのなかで、
保育園や集団遊びの特性である
”遊びこみ”の場面がみられます。
世界にひたるなかで、
あたかも本物の海賊になったような
そんな体験を感じる時間帯を
上手く表現しています。
家庭では、なかなか感覚を理解することが
難しいかもしれませんが、
保育の現場でまれに遭遇するこの瞬間。
子どもたちの”遊びこみ”は、
熱を帯びて、うねりをあげて
ものすごいエネルギーを生み出していきます。
物語を中断せずに
丁寧に一気に読み上げることで、
(早口ではなく)
その遊びこみの再現を、
子どもたちに伝えることができるので、
頑張ってください!
終わりに
今回は長編物語編を書きました。
手にとってみたい本はありましたか?
大人が丁寧に読み上げることで、
子どもは、
主人公と一緒に、
その世界の住人になって、
主人公のとなりで、
ドキドキが思い切り体感できる。
それってすごい経験ですよね✨
いくらお金を払っても
得られない疑似体験ができます。
絵を頭の中で動かしながら、
・自分ならこのときどうする?
・なんでこの子はそうしないんだ、
・自分にはマネできない勇気かも…
と頭を全回転させて、
くらいついてきます。
感受性や想像力を育むツールとしても
最高ですよ🍀
というわけで、
ぜひ、長編物語に挑戦してみてください。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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