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【温泉】The Roman Baths(ローマ浴場博物館)(イギリス・バース)

今日ご紹介する温泉は、イギリスはBath(バース)という都市にある "The Roman Baths"(ザ・ローマン・バス)という施設だ。日本語では「ローマ浴場博物館」と訳されている。

バース市は、ローマ人が紀元後1世紀に建設した歴史ある街で、この街全体がイギリスの誇る世界遺産だ。「お風呂」という意味の "bath" という英単語がそのまま名前に使われているように、まさに、お風呂の街だ。そのバース市の最も有名な観光名所が、"The Roman Baths"なのだ。

世界遺産についてのユネスコのサイト(英語)に、以下のような記述があった。

"The city of Bath in South West England was founded in the 1st century AD by the Romans who used the natural hot springs as a thermal spa. It became an important centre for the wool industry in the Middle Ages but in the 18th century under the reigns of George l, ll and III it developed into an elegant spa city, famed in literature and art."

これを要約してみよう。バース市は、ローマ人により紀元後1世紀に築かれたという。ローマ人は天然の温泉を浴場に使用した。その後、中世には、バース市は羊毛産業の重要な中心地となり、18 世紀にはジョージ 1 世、2 世、3 世の統治下で、文学や芸術が栄える華麗な温泉都市へと発展を遂げた、ということだ。

世界の誇る、由緒ある温泉都市。温泉好きとして、一度は訪問してみたいと思っていた。2023年秋に、念願が叶い、こちらを訪問することができた。以下はそのときの記録だ。

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この日のお天気は、あいにくの大雨。傘を差しても体中が濡れてしまう状況だったが、意を決して目的地へ向かった。

バースの市街地は、風格のある落ち着いた佇まいだった。

右奥の建物から、博物館へ入る。

こちらのレセプションにて、チケットを購入。料金は、2023年当時で18ポンドだった。当時のレート(1ポンド188円)で日本円換算すると、約3,400円。

なお、このとき知ったのだが、ウェブサイトでチケットを事前に購入するのが推奨されているそうだ。たまたまこの日は空いていて、事前購入をしていなかった私もすんなりと入場できたが、混雑している場合は、事前にチケットを購入していない入場者の人数制限をしているようだ。特定の日の特定の時間帯に必ず訪問したい人は、事前購入するのが良いだろう。

館内に入ると、窓からローマ浴場が眺めらるようになっていた。

ガラス越しに見ると、こんな風に見える。緑色のお湯が大きなプールにたたえられている。"Great Bath"(「大浴場」)というらしい。

反対側には、別の小さめの浴場があった。"Sacred Spring" (「聖なる泉」)というようだ。

温泉のお湯についての説明。毎日117万リットルのお湯が摂氏46度で湧き上がってくるということだ。

昔のローマ浴場の図面や模型もあった。

さまざまな展示が並んだエリアを抜けると、いよいよ、大浴場へと出る。

見よ、この壮大な大浴場を!

水路から、お湯が注ぎ込まれている。

あまりの荘厳さ、美しさに、しばし、時を忘れて見入ってしまった。世界中からの観光客たちが、記念写真を撮って楽しんでいた。

大浴場のほかにも、見どころはたくさんあった。サウナのような場所、運動をする場所・・・。どうやら、一大レジャー施設だったようだ。

最後に、飲泉コーナーがあった。備え付けの紙コップでいただいてみる。鉄錆のような風味で、はっきりいって、まずかった。どういう成分が含まれているのだろう・・・。日本の温泉の温泉分析書のようなものがあれば良いのだが、見つけられなかった。

温泉好きの方はもちろん、そうでない方にも、世界の誇るローマ浴場の遺跡と展示を是非ご堪能いただきたい。

素晴らしい施設でした。お世話になりました!

こちらの施設の公式サイト(英語)はこちら。

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