「説明」ではなく「直感」で分かるか
どうもこんにちは。
前回は「ユーザはマニュアルをあまり読まない」という前提についてお話ししました。
では、その前提に立ったとき、UIはどうあるべきなのでしょうか。
今回はその中でも、特に大事にしている
「説明」ではなく「直感」で分かるか
という点について書いてみます。
「説明すれば分かる」は危ない
UIを考えていると、つい 「ちゃんと説明を書いておけば分かるだろう」 となってしまうことがあります。
ですが実際には、
説明は思っているほど読まれません。 説明を丁寧に書いたとしても、
長いと読まれない、読まれてもすぐ忘れられる
ということがよくあります。
つまり、「説明があるから大丈夫」という設計は、
少し危うい前提の上に成り立っているんですよね。
人は“見た目”で判断している
では、ユーザは何を頼りに操作しているのか。
それは、意外とシンプルで、
見た目の印象です。
分かりやすい例でいうと、ボタンです。 例えば、
枠がある
色がついている
少し浮き上がって見える
といった「ボタンらしさ」があるだけで、
ユーザは迷わず押してくれます。 自動販売機、エレベータのボタンや、部屋の明かりのスイッチなどが、わかりやすいかもしれません。
逆に言うと、どれだけ文言を工夫しても、
ボタンに見えなければ押されません。
ここは、普段からアプリを作ったり使ったりしていると見落としがちなポイントだと思っています。
「考えなくても分かる」は強い
個人的な理想は、ユーザが
「なんとなく触ったら、なんか使えた」
この“なんとなく”の裏側には、
一貫した見た目
期待通りの動き
違和感のなさ
といった設計の積み重ねがあります。
そしてこれは、説明を増やすことではなく、
直感に寄せることで実現されます。
それでも説明が必要なとき
もちろん、すべてを直感だけで理解させるのは難しいです。
どうしても説明が必要な場面もあります。
ただ、そのときでも、
まずUIでできる限り伝え、足りない部分だけを短く補足する
という順番は意識したいところです。
最初から説明に頼るのではなく、
あくまで補助として使うイメージですね。
まとめ
「ユーザはマニュアルを読まない」という前提に立つと、
UIの考え方は少し変わってきます。
説明を書くことよりも、
見た瞬間に分かる、もしくは触れば理解できるか
といった、“直感的な分かりやすさ”が重要になります。
少し極端ですが、
「説明しなくても伝わる状態を目指す」
これが、迷わないUIを作るための第一歩だと思っています。 UI設計については、考えはじめるとキリがないので、また別の機会に整理したいと思います。
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