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前置詞(・副詞)④[複数の単語から成る前置詞](学校英語の復習+α)

前置詞(・副詞)6:問題演習(複数の単語から成る前置詞)

この記事に対するコメントは不要です。ご質問はUNIPAのQ&Aからお願いします。


問題1:名詞句・形容詞句・副詞句・前置詞句(呼称問題①:現状把握1)
   名詞句:「1つの名詞として機能する連続した単語群」
   形容詞句:「1つの形容詞として機能する連続した単語群」
   副詞句:「1つの副詞として機能する連続した単語群」
では、前置詞句とは?(「1つの前置詞として機能する連続した単語群」?)
  
※句と節の違いはSVを含むか否か:SVを含むなら「節」、含まないなら「句」(「句」の中にも意味上のSV関係が含まれる場合があるので注意が必要)
  ※通常「句」を構成するのは複数の単語ですが、1つの単語だけで構成される「句」の存在を認める学説もあるようです(この記事では、学校英語を踏襲して「単語」と「句」を区別しています)。

問題2:現状で「1つの前置詞として機能する連続した複数の単語群」は実際に何と呼ばれている?(呼称問題②:現状把握2)
問題3:他の呼称と統一するため本来はどう呼ぶべき?
(呼称問題③:あるべき理想の姿)
  
※英語:complex prepositions, compound prepositions, group prepositions, phrasal prepositions
  ※日本語:群前置詞、複合前置詞、句前置詞
  ※群前置詞は、句動詞を群動詞と呼ぶ場合と命名基準が類似:現状では前置詞・動詞がそれぞれ学校英語の多数派の模様で、2つの命名基準が混在)
  ※句前置詞は一部で見られる呼称:前置詞句との区別が難しいかも
  ※英語を専門に研究する方以外は、この呼称問題②③をそれほど気にする必要はありません(以下のリストで具体例を見ていただければ十分)。要は、「前置詞[単語]を含み、1つの前置詞と同等の機能を果たす連続した単語群[複数の単語で構成]」です。(こう書くと長くなるので、私も呼称が早く統一されることを願っております)

◉学術的な考察をお読みになりたい方は、以下のサイト(PDF)をご参照ください。

https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?research/iilcs/06_lcs_31_2_fujita.pdf

◉以下のサイトでも呼称の実際の使用例を参照可能
1. compound [into, within 等の2語合体型] & complex prepositions の使用例

2. conjunctive [into, within 等の2語合体型] & complex prepositions の使用例

3. compound [2語合体型ではなく複数単語] prepositions の使用例

4. phrasal prepositions の使用例

問題4:以下の具体例を和訳
 according to:
 because of:
 due to:
 in addition to:
 in case of:
 in front of:
 in spite of:
 instead of:
 on account of:
 on behalf of:
 on top of:
 out of:
 thanks to:
※前置詞[単語]に加えて、副詞・形容詞・接続詞・名詞などで構成
※元の単語から意味を類推できて、わざわざ特別扱いする必要があるか微妙な表現も多数

◉和訳に関しては、検索で出てきた以下のサイトでよくまとめてあったので、ご紹介しておきます。
  ※念のため、私はこのトイグル英文法サイトとは一切関係がありません。


学校英語でも取り扱われている項目ですが、残念ながらいろいろな表現の紹介レベルに止まっており、説明が非常に表面的。実はもう少し奥が深い問題で、前置詞が“closed class”(closed class:そのグループに属する単語に変化がない[=新語が追加されることがない]ことを意味する学術用語で、前置詞・代名詞・接続詞などが該当)であるという視点から見ることが重要。(単語が増やせない状況で、多様な意味を表すためにどう工夫するか?)

(予習のための記事ですが、授業で答え合わせと解説を実施する時間はなさそうなので、興味のある方はリンク先の記事を読んで各自で考察してください)

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