充電器がダイナソー化した未来のお話し
その昔「令和」と呼ばれる時代があって、車もスマホもいちいちチャージしなくてはならなかったんだよ。
おじいさんはそう言って、架空世界の隣に座っている小さな男の子に言った。
僕たち人間をチャージするみたいに?
と、男の子がたずねた。
いやいや、今はわしたちの頭の中に埋まっている機能を、昔のひとたちはスマートフォンと呼ばれる機械を別に持ち歩いていたんだ。
えー、不便だったんだねえ。と男の子は言った。
そしてそのスマートフォンは電源についないでチャージしておかないと働かないんだよ。
僕たちのカラダみたいに自動チャージはできないの? 不便だねぇ。
そうさ、不便だったんだよ。
そう言っておじいさんはにっこりと笑った。
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