Notebook LMの「音声・動画解説」を、自作コンテンツを知ってもらうために活用する方法
※この記事は、私が伝えたいことは無料部分で書き、より掘り下げてその手法を知りたいという人に向けた部分を有料にしています、
Kindle書籍を作ったり、note記事のような「文字コンテンツ」を書き続けたりしている人にとって、それを広めていく強力なツールとなり得るのが、Notebook LMの「音声解説」と「動画解説」の作成機能だ。
私の文字だらけのnote記事を読んでくれる方には、読むのも書くのも好き人が多いのではないかと思う。そんな方にこそ、このことをお伝えしたい。
この記事は、伝えたいことの部分は無料、さらに掘り下げて「それをどうやって行なっていくか」を記した部分は有料としている。無料部分だけ読んであとは自分でやる、という方法もあるだろう。
Notebook LMの音声解説、動画解説は何がすごいのか
Notebook LMが作る音声や動画の解説は、現状では荒削りで、思い通りのものができないことも多い。
でも、自作の「文字コンテンツ」を持つ個人が、「自作のPR」とは違う形でそのコンテンツをマーケティングしていける、大きな可能性を秘めた機能だと私は感じる。
このことを実感したのが、2月にKindle書籍「アラフィフ、中小企業診断士を目指す」を出したときだった。これを例に話を進めていくが、Kindle本を出していなくても、決まったテーマでnote記事を書き続けているような人は同じように考えていけると思う。
Notebook LMの音声解説を使った時の驚きは、これまで何度か記事に書いた。
何がすごいかというと、二点ある。
まず、Notebook LM にアップロードした自作Kindle本のテキストを元に、ほんの5分〜10分ほどで音声解説や動画解説を作ってもらえること。解説の原稿を自分が準備する必要はない。Notebook LM が考えて、勝手に作ってくれる。
もう一つは、その音声解説・動画解説が「作者視点」ではなく「他人視点」で作ってくれることだ。
たとえばKindle本を出すときは、Amazonの商品ページに自作のPR文を載せる。それはそれで、もちろん効果はあるだろう。ただ、どうしても「作者の一人称視点で語られたもの」という限界がある。
Notebook LMの音声解説・動画解説は、それを克服する。「他者が評価している」体裁で、AIが読み取ったそのコンテンツの特長や独自性を好意的に論評してくれるのだ。
まるで、博識な知人が「ちょっと、この本いいよ」と紹介してくれるかのように。
そんなことを快く引き受けてくれ、10分ほどで解説コンテンツを作ってくれる「博識な知人」など、私にはいない。だから、この機能は極めてありがたい。
特に、男女2人が会話形式でポッドキャストのように紹介してくれると、他者の視点が「二人分」になっていて、いっそう説得力が増すように感じられる。
あくまで、生成AIがそのような建付けで解説を作ってくれるだけなのだが、多分、人間はそのように感じやすい心理があるのだと思う。
音声解説の具体例(1人バージョン、2人バージョンの違い)と、その動画化
たとえば私のKindle書籍でいうと、こんな感じになる。
1人だけが語る音声解説。
2人が語り合う音声解説。こんな感じで画像をつけることもできる。
さらに、作成した音声解説をもとにYouTube動画を作ることも簡単にできる。下は、最近のWindowsのPCに標準で付いているClipChampという動画編集ソフトを使って10分ほどで作ったものだ。一人版の音声を使い、Kindle本の表紙を静止画として貼り付けただけ。
もう少し手を掛けられるならば、Canvaの無料プランなどでタイトル画像を作ったり、無料のBGMダウンロードサイト(商用利用可能なもの)から決まりのオープニングのチャイムをダウンロードしたりすれば、より本格派っぽいものができるだろう。
私はYouTuberではないが、今回この動画を作るために自分のYouTubeチャンネルを開設した。今後YouTuberになるつもりもないが、YouTubeに動画を上げておくと、そのリンクをこのようにnoteやXなどに貼り付けてみてもらうことができる。上の動画はnoteでの告知ぐらいしかしていないが、2週間ほどで50回再生された。
直接、動画解説を作ってもらうこともできる
Notebook LMの機能を使うと、いったん音声解説を作ってからそれをYouTube動画にするのではなく、直接動画解説を作ってもらうこともできる。
例えばこんな感じだ。
直接動画解説を作ってもらう場合も、その原稿やスライドの内容は一切自分で作る必要はない。完全にNotebook LMにお任せだ。
動画は容量が大きい分、作成してもらうのには時間がかかる。分数によるが、10分から15分ぐらい見ておいた方がよいだろう。
注意すべき点
Kindle書籍や論文などのように、まとまった内容となっている素材をデータとして持っていると、Notebook LMの音声・動画解説の作成がとてもスムーズに進む。
ただ、Kindle本でなくても、決まったテーマで継続してnoteの記事を書いている場合などは、それをNotebook LMに読み込ませて同じことができる。
内容を把握してほしい記事のURLを一つずつNotebook LMに登録しなければいけないのが、手間ではあるが。
また、無料版だとソースとして登録できるのが50件までなので、noteなどから数多くの記事をソースとしたい場合は、それらをまとめてWORDなどにコピペしたうえで登録する必要があるだろう。
注意すべきは、こうした方法を使うのはあくまで自分が書いた、著作権を完全に自分が持つコンテンツに対して行うということだ。
他人の本を裁断・PDF化したものを読み込ませてNotebook LMに解説コンテンツを作らせ、それを公開したりすると、多分著作権的な問題が出てくる。
作成・公開した音声解説、動画解説の使い道
音声解説・動画解説の使用方法は、上で書いたように、例えば次のようなものが考えられる。
音声コンテンツとしてnoteに掲載する。
動画コンテンツとしてYouTubeに載せ、その動画リンクをnoteで紹介する
YouTube動画のリンクを自分のXで投稿する
こうした音声や動画の解説コンテンツを準備しておくと、好きな時にそれを使った告知ができるというのが、嬉しいところだ。一度だけでなく、いつでも「PR資産」として活用することができるのだ。
手軽だが、「完全にお任せ」とはしづらい
とはいえ、ただNotebook LMに「作って」と依頼するだけだと、大抵はちょっと意に沿わないものができる。だから、方向性については要望を送った方がいい。
でも、「方向性の要望を出すだけで、こんな立派な内容をすぐに作ってくれる」のは驚異的なことだ。
何度か修正しながら、自分が望むものに近づけていかなければならない。
ここは、不自由な点でもある。
では、どのようにして自分が望むものに近づけていくか。
自分で試行錯誤しながらやってみるというのが一つの方法だ。
そこを少しショートカットしたい、どんな要望を出せば効果があるか、そもそもKindle本の構成をどのようにすればNotebook LMが「ほどよい解説」を作ってくれる可能性が高まりそうか、ということを知りたい場合は、有料になるがこの先を読んでいただきたい。
ここからは、私がこれまで1カ月ほど試行錯誤してきた経験をもとに、お伝えできることを書いていく。
私は生成AIの専門家ではない。Notebook LMが今後さらに進化していけば、私がこの先で書いているような「注意すべき内容」も不要になっていくかもしれない。
ただ、ひとつ私が感じているのは、まだこの機能を使っている人が限られ、この機能自体が不完全なもので「完璧に自分が望む内容のものは出来上がらない」ことを理解したうえで早めにこの機能に触れる方が、早く使いこなすことができるようになるだろうし、先行者利益も大きく得られるだろうということだ。
なお、Notebook LMの使い方自体については詳しい解説はしていない。難しいものではないが、それを知りたい人はウェブ上の情報などを参照していただきたい。
では、以下では、Notebook LMの無料版で私が音声解説・動画解説を行ってきた経験から学んだことを書いていく。
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