教員を辞めたのは、仕事が嫌いになったからではない
初めまして、右往左往と申します。
現在はアメリカに住んでいますが、それまでは日本で小・中学校の教員をしていました。
私が教壇を離れた理由は、一言で言えば「タイミング」でした。
その中にはアメリカへの引越しという物理的な理由もありましたが、今振り返ると、精神的にも「あそこが辞め時だったのだ」と感じています。
当時は、自分から辞めるつもりなんて全くありませんでした。
それでも、あの時の私は「辞めざるを得ない」状況に追い込まれていたのです。
実は当時、私は校長に嫌われていました。
勇気を出して挨拶をしても、返してもらえない。
名指しで私のせいにされる。
「私の何がいけなかったのか」「何がそんなに気に食わなかったのか」と、自問自答する日々。
とにかく、私の存在そのものが彼にとっては不快だったのでしょう。
大好きだったはずの職場が、いつの間にか息苦しい場所に変わっていました。
年度が変わり、元同僚と話す機会があった時のことです。
「あの校長、異動したよ。だから、また戻っておいでよ」
そう声をかけてもらいました。
その一言が、どれほど嬉しかったか。
自分の居場所を認めてもらえたような気がして、救われた思いでした。
教員という仕事が、私は今でも大好きです。
海を越えた今も、またいつか学校現場に復帰することを夢見ています
