【プロローグ】高校中退から採用コンサルタント・採用DD専門家へ:20年のキャリアで見えた「採用の本質」
高校中退。 バンド。 飲食店で月300時間働く日々。 そして22歳から始めた、求人広告の営業。
誰かに「将来、採用のプロになる」と言っても、誰も信じなかっただろう。正直、自分でも信じていなかった。
あれから20年以上が経った。今の私は、ロジHR株式会社の取締役であり、採用コンサルタント・採用DD(デューデリジェンス)の専門家として、PEファンドやコンサルティングファームの依頼を受けて企業の採用力を丸ごと診断する仕事をしている。
グロービス経営大学院でMBAも取得した。上場企業の経営戦略本部長として、3年で売上1.5倍・利益4.5倍のV字回復も実現した。
でも、出発点はどん底だった。
このマガジンは、そのどん底から採用コンサルタント・採用DD専門家になるまでの20年を、できる限り正直に書いたキャリアストーリーだ。
美化するつもりはない。格好いい話だけを並べるつもりもない。失敗も、迷走も、挫折も、全部書く。
ただ、一つだけ確かなことがある。
採用という仕事を通じて、私は人間と組織の本質を学んだ。
求人広告の営業マンとして、一件一件の「応募が来ない」という現場の悲鳴に向き合った時間が、今の採用DDの精度を支えている。リーマンショックで売上がゼロになりかけた時に考え抜いた戦略が、今の経営視点の原点になっている。
20年間、採用という切り口から、日本の企業と働く人を見続けてきた。
このストーリーが、採用に悩む経営者・HR担当者・これからキャリアを作りたい人の何かヒントになれば嬉しい。
玉井 生 ロジHR株式会社 取締役 / SEIコーポレートデザイン株式会社 代表取締役 採用コンサルタント / 採用DD専門家
