いつの時代もたくましい華僑
NHKの番組はやっぱり面白い・・・・。
普段、テレビは全然観れてないし、観たとしてもバスケのライブ試合をみるぐらい。そもそも観る時間が中々無いのに加えて、家のテレビは、ほぼアマプラで子ども達のアニメ鑑賞で占領されている 笑
(まぁアニメは面白いからしょうがない。Hunter✖️Hunterとか子ども達が観てたら、普通に面白いからジブンもみちゃうし 笑 )
という事で今回はテレビ番組のお話し。
◯ NHKスペシャル
ちきりんさんが以前お勧めしていたNHKスペシャルの番組(潤日の肖像)、これ面白かったー。
しかしながら、出演してた中華系の方が逮捕されてしまったようで、なんか今はもうNHKオンデマンドでも見れないっぽいんですが、きっと中国人富裕層による日本移住の流れは将来的にも止まらないんだろうなーと。
色々と思うこともあるかもしれないけれど、こういった形で、その地域に良い投資が入って、良い品物が高単価で売れ、その地域で働く従業員の更なる雇用を産み、更には給料も上がる、こういった良いエコシステムが回るのであれば、全然有りなのではと思ってしまいます。
◯ バタフライエフェクト 華僑のお話し
上記の番組を観た流れで、”映像の世紀 バタフライエフェクト、「華僑 世界最大の移民集団」”という番組を観ました。
一言でいうと、華僑のメンタリティーの強さというものを、これでもかって見せつけられた内容。
中国の近代歴史(日清戦争以降)において、ことあるイベントにおいて、華僑の影響が入っていたとは知る由もなく、全然理解できていませんでした。
辛亥革命(1911年)を長年準備し、革命運動の象徴的指導者となった人物が孫文。私はそれぐらいの知識しかなかったのですが、その孫文は少年期にハワイで過ごし、そこで新しい価値観を得た後、革命の基礎となる華僑の会である”興中会”を1894年に結束。
そして、辛亥革命を資金面でサポートしていたのが、テオ・エン・ホックというシンガポールでゴム事業を行っていた、これまた華僑の人。彼の人脈を得て、南洋華僑から多額な資金を集めた孫文。その有力な資金のもと、何度も失敗を重ねながらも、中華民国を建国。このように華僑の力が大きく働いていたんですね。
次は、毛沢東が死去した後の改革開放(1978年)。ここで登場してきたのが鄧小平。彼自身は華僑ではなく、中国に留まっていた政治家でしたが、彼は若い頃に勤工倹学運動に参加し、働きながら学ぶ目的で渡仏。フランス滞在中に社会主義に対する考え方を学ぶと同時に、この時の経験を経て、社会主義を維持しながら、中国を近代化させるには、精神論だけでなく、工業・技術・教育・経営等、使える仕組みは使っていくという考えを持つようになったのです。
そういうマインドを持っていた鄧小平だからこそ、華僑・華人に対して、文化大革命期の「排除する」態度から、彼らを信頼し「中国の発展に協力してもらう」態度へ大きく転換できたのだと思います。
農村改革、国有企業改革、欧米・日本企業の投資、輸出拡大等、様々な要因がありますが、華僑・華人が持っていたネットワークもフル活用しながら、その後中国が目覚ましい発展を遂げたことは、言うまでもありませんよね。
番組の中で、華僑のことを「四海為家=しかいをいえとなす」と呼んでいました。色んな要因(紛争・迫害・貧困等)で中国を離れても、移住先でたくましく生き抜く華僑・華人の精神を表したもの。
この言葉を聞くと、ジブンの人生でこれまで仕事を通じて会ってきた華僑というか華人の人達の顔が思い浮かぶんですよね〜。
◯ ジブンと華僑の人達とのつながり
シンガポール駐在時、東南アジアの各国によく出張に行っていました。その当時取り扱っていた自社製品は小型のエンジン。各国の販売代理店のオーナー以下主要メンバーは、全員が中華系の方達なのですが、それに加えて、実際の商品を売ってくれるディーラーの方達も、皆さん中華系の人達ばかりでした。
イメージがあまりつかないと思うので、参考までにちょっと写真を載せますが、こういったありとあらゆる工具や小型の機械製品を取り扱っているディーラーなのですが、お店はこんな感じでざったな雰囲気。もちろんクーラーなんか一切入っていない環境w



それでもディーラーさん達のメンタリティーはすさまじかったです。当然ながらほとんどがファミリービジネスなので、一家の大黒柱として、またジブンの商売をどれだけ大きくさせられるか、どれだけもっと儲けることができるのか、こういった強いバイタリティーを持った人達ばかりでしたね。
外見からは全く判断できないのですが、皆さん、現地では富裕層に入る人達ばかり。
頻繁にインドネシアには出張に行っていたのですが、そこで出会うディーラーオーナーの人達と、私のシンガポール時代の同僚が、自分達のルーツ(福建、広東等)について、たまに地方語も交えて話しているのを聞いていても、中華系という一種のコネクションというものは、世界のどこへ行っても彼らの中では通じるものなんだなーと感じて聞いていました。
上記の話しは、インドネシアだけでなく、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー等、東南アジアで仕事をしていた経験がある人ならば、誰もが分かると思います。
仕事でそういった中華系の人達と関わることが多かった中、住んでいたシンガポール自体が、国民の内、中華系が7割を占める状況だったので、一緒に働いていたスタッフの人達も当然ながら中華系。
一口に中華系と言っても、中国の中でも、福建、広東、海南、客家等、ルーツとなる場所が違えば、言葉や文化も全然違うんですよね。
日本人が認識している中国語(マンダリン)は、中国の中でいわゆる普通話=標準語であり、中国国内のエリアで話されている地方語とは全然違うということすら、シンガポールに赴任する前は全く知りませんでした。
シンガポール人で今、50代ぐらいの人達は、英語、中国語に加えて地方語(福建、広東、海南、客家等)も話せるので、3ヵ国語が操れる感じですが、私が10年以上前に居た当時ですら、シンガポールの若い人達が地方語を話せる比率は少なくなってきていて(使用機会は彼らの祖父母と話す時だけなので)、もう英語か中国語しか話せなくなってきていると言っていました。
東南アジアの中で、ビジネスオーナーが中華系で且つ地方語が話せる人の場合、その地方語で会話ができると一気にラポール(=架け橋)が形成されることが多く、今でも通用する手段だと思います。
書いている内にシンガポールでの日常の出来事や、中華系ならではの文化やイベントを経験させてもらったことを思い出してきたので、また今後noteしてみたいと思いますー!
シンガポールでの旧正月のイベント、ローヘイとか懐かしいな・・・。結婚式も出させてもらったし、それにお葬式に参列させてもらいました。
本当にあの時でしか経験できなかったことだったんだなーと改めて思います。
ということで、話しが若干逸れてしまいました。地理的にも文化的にも近い中国、日本と切っても切り離せないのが中国だと思うので、上記のNHKバタフライエフェクト、NHKオンデマンドなら見ることができると思うので、是非お勧めです!
ではでは、今日も頑張っていきましょうー!
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