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2025年、子供を連れてアート鑑賞を始めたい人は瀬戸内国際芸術祭に行こう


日本には本当にたくさんの芸術祭があります。これを利用すべきです。


今年は瀬戸内国際芸術祭の年。夏会期が8月1日から始まります。

瀬戸内の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典です。約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力が体験できます。
期間中は約100万人の人々が国内外から訪れる日本を代表する国際的な芸術祭です。

https://setouchi-artfest.jp/


2010年から開催されているこの芸術祭。私は子供を連れてアート鑑賞を約20年ほど続けています。

瀬戸内国際芸術祭には15年前の初開催から通わせて頂いています。この15年の間に9年ほど外国に住み、コロナ禍を外国で体験し、いわゆるロックダウンから生還しております。そのような状況の中でも(会期中ではなくて会期間の時もありましたが)参加を続けてきました。この2枚の写真の間には15年の歳月が流れています。


現在息子はカナダの大学に進学しているのですが、夏休みの時期にこの芸術祭に参加するために戻ってきました。
なぜそれほどに行き続けるのか。まとめながらぜひ夏休み、秋の連休に家族で芸術祭に行くとなぜ楽しいのかを語らせて頂きたいと思います。


1:鑑賞訪問者から見た芸術祭と美術館が違う点


鑑賞者として思うのは芸術祭と美術館が違う点は「芸術祭の自由度の高さ」です。日本の美術館は「このように鑑賞しなくてはいけない」というルールがまだ根強いですが、芸術祭は土地と屋外がリンクする場所であります。お子さんと鑑賞するにはとても楽しいです。そして案内の方も地元の方が多いのでとても暖かい。家族連れとして過ごしやすいと思います。
それでもお子さんを連れて行って他の鑑賞者さんに注意されたらどうしよう、と恐怖を感じる方もいらっしゃるでしょう。私も経験してきたのであの恐怖感、すごくわかります。ちなみに私は経験からこのような対策をしてきました。

そして小さい子供を連れる際心配なのがトイレ問題。これは本当に改善されました。15年前に比べて交通事情やトイレに関してものすごく整備されています。外国からの観光客の訪問が開発を促したのだと思いますが、とても良い傾向だと思います。
美術館で様々な体験をしてほしい、でも他の鑑賞者に注意されたら怖い。。という方はまず芸術祭を訪れてみることをぜひ提案したいです。開放感がありお子様も楽しみやすい。そして展覧会ではないので気に入った作品を1つ楽しめたら「芸術祭に楽しんで参加できた!」ことになりますから☺️。

2:芸術祭は芸術祭開催期間以外も楽しい

でも混雑してる場所で子供が騒いだらどうしよう、子供じゃないけど混雑してる場所が苦手なんですとか。色々な事情があると思います。この瀬戸内国際芸術祭は春会期、夏会期、秋会期とそれぞれあるのですが「会期間も作品を鑑賞できる環境があります」。
作品が鑑賞できる期間は公式サイトの「作品公開スケジュール」を確認するとわかります。

直島の公開スケジュール(一部)
男木島の公開スケジュール(一部)

7月は夏会期の前なのでいわゆる「会期間」になります。ここで見比べてお分かり頂けると思うのですが「会期間は屋外作品はどの島でも鑑賞可能」「直島はベネッセアート直島」という瀬戸内国際芸術祭とは別の組織が運営していて、「ベネッセアート直島」は鑑賞可能」という図式が見えてきます。

この運営の違いと鑑賞できる状況を把握した上で自分たちがどのようなスタイルで鑑賞したら楽しいか?と考えると鑑賞スタイルを楽しむことができると思います。

ちなみに会期間の屋外作品には監視員の方はいらっしゃいません。なので鑑賞する側も敬意を持って鑑賞する気持ちは忘れずに鑑賞していきましょう。


3:続けて行くとみんなエモい

子供を連れて美術鑑賞に行き続けると楽しさは何ですか?と聞かれたら「子供の成長と鑑賞の気持ちの変化が同時進行で味わえるのが最高にエモい」と私は答えます。
先日の瀬戸内国際芸術祭会期間に行った際に李禹煥美術館にも行ったのですが初めて行った時と同じポーズをしてもらいました。
エモい。エモすぎる。

そして見た目だけでなく、鑑賞の感想や当時感じたことを思い出したり、当時と今の間に起きたことを思い出したりすることのなんと楽しいこと。そして「また来ようね」という気持ちになります。そしていつの日か今度は息子の子供がこの美術館の前で同じポーズをして写真を撮るのを(草葉の陰からかもしれないけど)見守りたいです。


上記3点が私が「芸術祭を家族で行くと楽しい理由」です。そしてこの理由は近年は地方や都心の美術館の家族向け展覧会でも同じような方向性を感じます。20年ほど前から確実に美術鑑賞の環境は進化しています。その進化に関わっている作家さん、学芸員をはじめとした環境を作っている皆様に心から敬意を評したいと思います。好きです←突然の告白


じゃあどうやって行こう?と思い始めたそこのあなた。どのように計画を立てたら良きか書いてみました。ぜひ読んで頂き、行きたい気持ちを盛り上げてください。


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