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上海旅行1日目|雑技団・豫園・誕生日ディナー完全記録

上海旅行1日目は、浦東空港到着から上海雑技団の観劇、妻の誕生日ディナー、豫園のライトアップまでを詰め込んだ弾丸スケジュールになった。雑技団チケット534元の実際の相場感、大衆点評での予約のコツ、南京東路を拠点に歩き通した体力度まで、実体験の数字とともに記録する。上海1日目のモデルコースを考えている人の参考になれば嬉しい。

上海旅行の1日目は、浦東空港からの移動そのものからすでに濃かった。ここではまず、この日の全体像を先に共有しておきたい。

浦東空港から地下鉄を乗り継ぎ、南京東路駅に着いたのは朝7時だった。深夜便の疲れが残る中、この日は妻の誕生日を含む、上海旅行の中でもっとも予定を詰め込んだ1日になった。

到着直後の街は思っていたより静かで、気温は日本より低く、半袖1枚で油断していると肌寒さを感じるくらいだった。


1.小杨生煎の生煎包と、まさかの上海賽格電子市場空振り

ホテル(予約サイト上の中国語名は王宝和大酒店、日本語表記ではセントラルホテル上海と案内されていた)に荷物を預け、身軽になったところで、まず向かったのは朝食がわりの点心だった。

上海旅行1日目の朝食に選んだのは、焼き小籠包こと生煎包の名店だった。その後向かった電子市場では、期待とは違う現実が待っていた。

「小杨生煎(Yang's Dumpling)」で生煎包を食べた。蒸し物の小籠包とは違い、鉄板でこんがり焼き上げるスタイルの点心で、皮はやや厚めで、肉汁は多く、素直に美味しかった。朝から幸先の良いスタートになった。

その後向かったのが、上海賽格電子市場だ。結論から書くと、ここは不完全燃焼に終わった。秋葉原や深センの電子街のような、最先端ガジェットが所狭しと並ぶ光景を勝手に期待していたが、実際に並んでいたのは本当に電子部品ばかりだった。

期待して寄り道した場所が空振りに終わることは、旅にはよくある。上海旅行のガイドブックにはあまり載っていない場所だっただけに、自分の下調べ不足も含めて、ここは正直な記録として残しておきたい。

上海賽格電子市場

2.南京路歩行街を歩く|CHAGEEのミルクティーと蟹粉捞面



電子市場での空振りを引きずったまま、南京路歩行街へ向かった。ここからは一気に、上海らしい賑わいが戻ってきた。

人の多さと、巨大なスクリーンやネオンが並ぶ様子は、以前訪れたバンコクの繁華街ともまた違う迫力があった。バンコクの繁華街が横に広がる猥雑さだとすれば、南京路歩行街は縦にそびえるスクリーンとネオンで押してくる、そんな違いを感じた。

南京路歩行街


歩行街の途中、CHAGEEでミルクティーを飲んでひと休みした。

CHAGEEは中国発のミルクティー専門店で、一番人気だという伯牙絶弦を注文した。ジャスミンの香りが強めなので、ジャスミン茶が好きな人にはもってこいの一杯だった。

昼から夕方にかけては、蟹粉捞面(蟹味噌のまぜ麺)を食べた。

卵と蟹味噌の汁に、ざる蕎麦のような麺をつけて和えて食べるスタイルの一皿で、見た目からしてどう箸をつければいいのか一瞬迷った。ただ食べてみると蟹特有の香りが強く、結構美味しかった。

3.上海雑技団(ERA・時空之旅)観劇レポート|チケット534元は高いか安いか


夕方からは上海雑技団のERA・時空之旅を観に行った。上海雑技団は上海旅行の定番アクティビティの一つだが、チケット代が現地相場としてどうなのかは、行く前にいちばん気になっていたポイントだった。

チケットは534元。1元=20〜21円ほどのレートで換算すると、日本円で約1万700〜1万1,200円ほどになる。事前にオンラインでチケットを予約しておくのがおすすめだ。当日窓口だと売り切れや希望の時間帯が取れないリスクがあるうえ、オンラインなら座席の位置もある程度選べる。

534元が具体的にどの席ランクだったのかは、購入時の表示だけでは正直判別できなかった。ただ100分間の公演は見応えがあった。体を張った演技を間近で見られる体験は、日本ではなかなか味わえないもので、有意義な時間を過ごせた。

4.エンタメ観劇費ものさし


ここで少し、比較を挟みたい。上海雑技団のチケット代は、他都市の同系統のショーと比べて高いのか安いのか。一般的に知られている価格帯で並べてみる。

※東京・ラスベガス・バンコクの価格帯は一般的に知られている相場を参考にした目安です。

この並びで見ると、上海雑技団の534元は東京の劇場ショーとほぼ同水準、ラスベガスよりは大幅に安く、バンコクよりはやや高いという位置づけになる。100分間、体一つで魅せる演目のクオリティを考えると、価格としては妥当、むしろお得寄りだと感じた。

5.誕生日ディナーは人和館へ|大衆点評での予約体験記



この日は妻の誕生日でもあった。事前に予約していたのが、本帮料理(上海料理)の名店とされる人和館だ。


予約には正直、手こずった。使ったのは中国版の食べログのような存在の大衆点評アプリで、表示はすべて中国語。何が書いてあるのか分からないまま、翻訳アプリでスクリーンショットを撮っては読み、また撮っては読みを繰り返しながら進める、かなり手探りの作業だった。予約には代行料として約300円ほどかかる仕様になっていた。

苦労した甲斐はあった。当日、店に着くと予約が確認でき、並ぶことなく席に案内された。行列ができている店内を横目に着席できた瞬間は、素直にやってよかったと思えた。



料理は蟹を中心に、どれも本格的な上海料理という印象だった。誕生日のディナーとして、申し分のない時間になった。

6.予約難易度ものさし


海外での飲食店予約は、国によって手間がまったく違う。今回の大衆点評での予約体験を、日本の食べログ・ぐるなび、欧米で主流のOpenTableと比較してみる。

数字だけ見ると、大衆点評での予約は圧倒的に手間がかかる。ただ、この手間をかけてでも予約を通しておいたおかげで、誕生日当日に並ばず着席できたことを考えると、上海旅行では「多少面倒でも事前予約を取る」価値は十分にあると感じた。

## 豫園のライトアップと、足が棒になった上海旅行1日目の終わり



夜、最後に向かったのが豫園だった。ここで、この日の疲労がまとめて表面化することになる。

赤と金に彩られた建物が、夜のライトアップでさらに華やかに浮かび上がっていた。昼間の喧騒とはまた違う、しっとりとした雰囲気が漂っていた。

ただ、この頃にはすでに、足が棒のようになっていることに気づいていた。振り返れば、深夜便の到着から生煎包、電子市場、南京路歩行街、雑技団、誕生日ディナー、そして豫園と、休みなく歩き続けた1日だった。

中国の観光地は敷地が広く、想像以上に歩く距離がかさむということを、この時点ではまだ軽く考えていた。本来この日の締めくくりには、外灘の「100万ドルの夜景」を見る予定も入っていた。しかし、豫園を出た時点で、この日はここまでにしようという判断になった。

まとめ|上海旅行1日目の体力度ものさしと、2日目への持ち越し


南京東路・小杨生煎・上海賽格電子市場・南京路歩行街・雑技団劇場・人和館・豫園と、地図上でこの日たどったルートを線でつなぐだけでも、直線距離でゆうに5km分は歩いた計算になる。実際には寄り道や店内での移動も加わるため、体感の歩行距離はさらに長かったはずだ。

深夜便到着からの「歩き通し」度を5段階で表すなら、この日は★5。足が棒になった感覚にも、数字で見返すと納得がいく。

上海旅行1日目は、雑技団・豫園・誕生日ディナーという見どころを1日に詰め込んだ分、体力的にはかなりタフな1日になった。次に同じルートを組む人には、間に休憩を1回多めに挟むことをおすすめしたい。

外灘の「100万ドルの夜景」は、結局この日は見送り、翌日に持ち越すことになった。次回の記事では、足の痛みを抱えたまま迎えた上海旅行2日目、上海ディズニーと、そのまま向かった外灘の夜景についてお伝えする。

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