ドンムアン空港→市内、タクシーなしで75バーツ
ドンムアン空港からバンコク市内まで、タクシーを一度も使わずに鉄道だけで抜けたら、かかったのは75バーツ(約300円)。深夜2時40分着でも、始発を待って乗り継げば同じルートを再現できます。メーター拒否や深夜料金の上乗せに悩まされがちなタクシーとの比較、始発までの3時間の過ごし方まで、実際に歩いたルートで丸ごと解説します。
旅先の空港に深夜2時40分に降り立ったとき、
いちばん簡単な選択肢はタクシーです。
一方で、いちばん損をしやすいのも、
たぶんタクシーでした。
メーターを使ってもらえなかったり、
深夜料金という名目で
上乗せされたり、遠回りされたり。
疲れて判断力が落ちている深夜ほど、
その隙は広がります。
※私が過去そうでした。。。

この回は、その移動をそのまま
真似できるように残しておきます。
「微笑みの国」を測る最初のものさしは、
意外にも交通インフラでした。
ドンムアン空港、深夜2時40分着という壁
バンコクのドンムアン空港から市内までを、
私はタクシーを一度も使わずに、
鉄道だけでバンコク市内へ抜けました。
かかった費用は、75バーツ(約300円)です。

まず、深夜2時40分着という壁
ドンムアンに着いたのは、深夜2時40分。
ここで多くの人がタクシーに
流れる理由は、単純で、鉄道の始発が
まだ動いていないからです。

市内へ向かうダークレッドラインの始発は、
最短で朝5時30分。
約3時間、空港で待つことになります。

問題は、この3時間をどう過ごすかでした。
そして実は、この待ち時間そのものが、
タイという国の「本物と観光客向け」を
見分ける最初の練習になります。

私が体験した暇つぶしスポットを教えます!
1.仮眠やシャワー利用スポット
ドンムアン空港には、
仮眠やシャワーが使えるsleepboxがあります。
国内線側(第2ターミナル)にあって、
国際線からは連絡通路を5分ほど歩いた先です。
深夜便で着いてシャワーを浴び、
始発まで体を休められるのは、
これだけで価値がありました。

そして食事です。ここに、
はっきりとした分かれ道がありました。
2.食事スポット
① 観光客向けフードコート
下記の連絡通路にあるMagic Gardenは、
観光客向けのフードコートです

綺麗で入りやすい分、値段も観光客向けです。

② 空港職員向けフードコート
一方で、空港職員が通う
格安のフードコートが別に存在します。
※このフードコートは、一般客も利用可能なのです。
第1ターミナル付近のMagic Food Point。

第2ターミナルのいちばん
奥にあるMagic Food Park。

どちらもクーポン式で、地元価格でした。
観光客の動線からほんの
少し外れた場所に、地元の相場がある。
タイではこの構図が、
空港の中からもう始まっていました。

私はこの3時間、シャワーに入り、
ご飯を食べ、あっという間の時間でした。
空港中は電気も少し暗く、
なんだか古臭い部分が多々あるので、
冷たい空気感がありましたが、
快適な時間を過ごすことができました。
ドンムアン空港→バンコク市内、4つの移動手段を比較
ここまでの体験を踏まえて、
ドンムアン空港からバンコク市内までの
移動手段を一度整理しておきます。
「安さ」と「時間の読みやすさ」という
2軸で見ると、選び方はシンプルになります。

もちろん、深夜着で3時間も待てないで、
”移動する”という選択肢もあるかと思います。
その場合はタクシーか、
配車アプリのGrabが現実的な選択肢です。
上の表のとおり、料金はある程度読めても、
到着時刻までは読みにくい点だけ
覚えておくとよいと思います!

ダークレッドラインで、夜明けの市内へ
外が少し明るくなってきた5時30頃、
ダークレッドラインの始発に乗りました。
ここからホテルまでの乗り継ぎが、
この旅の土台になります。

合計で約75バーツ、所要およそ1時間。
「安い」と「だまされない」が
同じ一本のルートで両立する。
これがこの移動のいちばんの価値でした。

写真🔴のドンムアン空港駅(出発地点)
写真🟢のクルンテープ・アピワット中央駅
(旧バンスー中央駅)
クルンテープ・アピワット中央駅は、タイ国鉄の新しい巨大ターミナルです。ここを起点に、アユタヤ行きの国鉄にもつながっていきます。バンコクの鉄道網を理解するうえで、まず押さえておきたい結節点です
バンコクの空が少しずつ明るくなるにつれて、
通勤らしき人や、店の支度を始める人の姿が
ちらほら見えはじめて、街が
ゆっくり目を覚ましていくのが分かりました。

街なかは、BTSとMRTでほぼ完結する
市内に入ってしまえば、バンコクの移動は、
高架鉄道のBTSと地下鉄のMRTで
ほとんど移動することができます。
観光の中心であるスクンビット、
サイアム周辺は、駅から駅へ
乗り継ぐだけで回流ことができました。
BTSに何度も乗るなら、Rabbitカードのような
交通系ICを最初に作っておくと、
毎回の券売機がなくなって楽でした。
※日本のSuicaと同じ感覚で、タッチで通れます。

なぜ、タクシーではなく鉄道なのか
タクシーが悪いわけではありません。
荷物が多いとき、
深夜にどうしても急ぐとき、
人数が多いときは、
タクシーのほうが合理的です。
それでも私が鉄道を軸に組んだのは、
旅全体で「金額が読めること」を
今回は最優先したかったからでした。
この"ブレなさ"こそが、
知らない国で損をしないための、
いちばん確かな足場でした。

バンコクは、その足場が
とても良くできた街です。
次の回からは、この鉄道網を使って、
市内から少し足を伸ばしていきます。
このドンムアン空港編は、タイ旅行シリーズの実践編1本目です。下記に、旅全体の日数・費用感・訪問先のまとめは、総集編に載せています。
次回予告
次回は、バンコク郊外のチャチュンサオへ。
願いを叶えてくれると話題の、
巨大なピンク色のガネーシャ像に
会いに行って来ました!
そこで出会うのが、
タイの「生まれた曜日に、それぞれ色がある」
という考え方でした。
日本にはない発想で、
自分の生まれた曜日の色を知ると、
寺院の見え方が少し変わります。
願掛けの作法と一緒に、
その文化のものさしを測ってみます。
