【登録セキスペ】令和3年度秋期午後2問2の解説(情報処理安全確保支援士試験)
このNoteでは「セキスペ令和3年度秋期午後2問2」の解説をします。
模範解答に至る道は勿論。粘り方・別解・部分点の範囲・今後の試験に備えた補強など、専門学校で授業しきれなかった部分も全て詰め込んでます。
今回は基礎力を確かめる問題としては良いですよ。
「午後基礎力」で充分。問題文からすぐにヒント/答えが見つかります。設問3までは橙も少し注意深く問題文を見ればOK。反面後半(別回線の連携サーバ)は、日本語のまどろっこしさが悪問になってる印象でした。

今後も使える学びは「DNSシンクホール機能」「ローカルブレイクアウト」。また私オリジナルで、プロキシとマルウェアの出題実績をプラスしました。
私はSCPMIIを97点で独学合格し、IT専門学校で授業しています。このNoteには、授業で教えていること以上の情報を詰め込みました。

一所懸命に作ったので、信頼して下さったら嬉しいです。
それでは始めましょう!
※午後2は午後1の解法スキルを前提としています。必ず午後1の演習を充分やってから、体力作りに午後2に取り組んでください。
※新SCは午後1本化された令和5年秋以降を指します。
>【SC:92, 86, 97点の学習ノート】ガチ勢の登録セキスペ合格勉強法
設問1(1)abcd
正答は
a:ア(経営者)
b:イ(システム管理者)
c:イ(システム管理者)
d:ウ(テレワーク勤務者)
必ず正解してください。センスは大丈夫ですね。
a。図5-1「人材・資源を確保」もですが、「予算」で経営者だと確信。
b。図5-2「ポリシに従い」から経営者より1つ下。「実施状況を点検」から勤務者より1つ上と判断。>【Iパス】情報セキュリティポリシーNote
c。図5-3パスワード強度の「制限を掛ける」から管理者だと判断。
d。図5-4パスワードを設定しているので勤務者だと判断。パスワードの設定は利用者本人がするので。
設問1(2)e | 電子政府ときたら
正答は「CRYPTREC」
今後書ければOK。
「電子政府」から「CRYPTREC」と連想。いざ”書け”と言われると書けませんね。漢字の読みはできるけど書きは難しいみたいな。
設問2(1) | 初見:消去法→復習:全調べ
正答はエ(ローカルブレイクアウト)。
初見は消去法で正解すれば良いです。ただ正解になったので覚えて書けるようにはなっておきます。
ア:「OpenFlow」:「SDN」を実現するプロトコル。>【ネスペ】SDNとOpneFlowのNote
イ:SoftWare-Defined Networking「SDN」:ソフトウェアによってネットワーク機器を制御する技術コンセプト。>【ネスペ】SDNとOpneFlowのNote
ウ:「ゼロトラストネットワーク」:従来の境界防御(FW)ではなく、情報への全アクセスを信頼せずに疑う
エ:「ローカルブレイクアウト」:特定の通信だけ直接インターネットに接続するネットワーク構成。
ローカルブレイクアウトは、今まででていた「プロキシ例外設定」に似てますね。「プロキシ例外設定」は、特定Webサイトへのアクセスだけは、プロキシを経由しないで良いよという設定。
>【AP】R04春ネットワークの解説Note
>【NW】R4年春午後1問3の解説Note
補強 | 困った時の流行語/新用語
「ゼロトラスト」が出たので、昨今セキスペで出てくる流行語/新用語をまとめておきます。
解答に困ったら、この中から合いそうなものを書いてみてください。>SIEMやCASBなど流行語Note
ゼロトラスト:従来の境界防御(FW)ではなく、情報への全アクセスを信頼せずに疑う
SIEM:各機器のログを収集・分析し管理者に通知
CASB:各社員のクラウド利用の可視化
EDR:端末を監視し異常や不審な動きがあれば、ネットワーク切断・プロセス終了
DLP:機密情報を自動的に特定し、送信や出力などを検知しブロック
設問2(2) | 読んでる時に気づいてる
模範解答は「Bサービスのアクセス制御機能によって通信が拒否されたから」
正解してください。今までもよくあった”設定変更しないと出る不具合"。
表1「アクセス元IPアドレスがUTMのグローバルIPアドレスの場合だけアクセスが許可」なので、テレワーク勤務者のグローバルIPアドレスからのアクセスは弾かれます。
考えながら読んでると、解答はスムーズ。
図1でBサービス(メール)を見た時に”Bサービスは送信元アドレスをDC-UTMにしてるのかな”と疑問に思って、表1アクセス制限の記述にホッとしたぐらいです。
少しでも怪しいと思ったら▶印マーキングを。>長文問題を読む6のテクニックNote(3-3)
設問3(1) | 過去問に出たよくあるテ
模範解答は「マルウェア内にFQDNで指定したC&CサーバのIPアドレスの変更」
正解してください。C&CサーバのIPアドレスの変更は、よくある考え。過去問出題あり。>令和4年度秋期午後2問1設問1(2)の解説Note
下線③前「登録されたIPアドレスへの通信をUTMで拒否」しても、攻撃者がIPアドレスを変更して、(マルウェア内の)FQDNの紐づけを変更後IPアドレスに(DNSサーバで)変えたら、マルウェアからUTMを通ってC&Cサーバへアクセスできちゃいます。
設問3(2) | DNSシンクホール機能
模範解答は「C&Cサーバとの通信時にDNSへの問合せを実行しない場合があるから」
IPアドレスで直接通信を試みる場合、DNSにクエリを出さないのでDNSシンクホール機能は無意味。UTMによる宛先IPアドレスを見た規制が必要。
でも設問3(1)でIPアドレス変更されると無意味ですが、両方やっておくしかないです。どちらを欠かすこともできない。
下線④「DNSシンクホール機能」は、表1にDNSクエリに危険リストにあるFQDNが含まれていた場合は名前解決をしない機能。
しかし20頁頭「C&CサーバのIPアドレス及びFQDN~が埋め込まれていた」にIPアドレスとFQDNが記録されていると分かります。
FQDNを用いる場合はDNSに名前解決依頼(DNSクエリ)を出すので、DNSシンクホール機能で遮断されます。
「DNSシンクホール機能」を解答カードに持っておきます。今後全然分からない時に「DNSシンクホール機能を搭載した機器を導入する」などが使えるかも。分からなくても、筋が通れば/採点者に伝われば正解になると信じます。空欄にするよりはマシ。最後の問題ほどノーヒント/想像の問題もあるので。>長文問題を解く6のテクニックNote(6-4)
補強 | マルウェア通信はプロキシでも効果あり
マルウェアとC&Cサーバの通信遮断は、プロキシサーバ経由にするだけでも効果が期待できます。
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SC午後解説(午後, 午後1&2)情報処理安全確保支援士
支援士午後(~R05秋)、セキスペ午前1+2の解説です。 【必ずリストを見てからご購入下さい】 設定間違いありましたらDM下さい。 解答…
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