デスペ令和7年秋午後1問2の解説(データベーススペシャリスト)
このNoteでは「データベーススペシャリスト 令和7年秋午後1問2」の解説をします。
問1に続いて問2も設計なのは良かったです。問3はSQLなので、私は即切り。
とはいえ、結構綱渡りな部分も多く、点数幅は広いかも。

設問1の正規形の定義/論理は、デスペならではですね。久々に見ました。「部分関数従属」や「推移的関数従属」など、テキストで読み飛ばし、感覚で正規化してきた方は、しっかり覚えましょう(私も受験勉強時に1敗して考え改めました💦)
さらに今回の問題。未完成/間違ったスキーマがあります。半端に載せるぐらいなら、空欄にして埋めさせて欲しいと思いました。間違いを理解する方が面倒。ゼロベースから組んだ方が速いですから。
このNoteには、ガッチリ解き筋を書きました。
私のNoteは、独学合格した経験と、IT専門学校での授業内容を基に作っています。

私の午前/午後解説や4ヶ月勉強記録に興味が出ましたらどうぞ。
>14個のDB午前テーマ別解説Note
>DB午後問題の解説Note
>4ヶ月の勉強記録Note
ひとまずいつもの設計の手順で
設問1(1)が【商談参加従業員E】のスキーマ設計なので、問題文を読んでDBの目的/設計思想を理解せねばなりません。
結局、問1設計と同じく、問題文からスキーマを組み立て、スキーマと個数対応からER図を仕上げる手順 は変わりません。
なお、問題文を読む時はマーキングをして下さい。>長文問題を読む6つのテクニックNote(3-4)
四角:エンティティ、項目
丸囲:個数対応(リレーションで使う)
丸囲:制約の記述(一意など)
詳しいマーキングや解法は、>【決定版】デスペ令和4年秋午後1問1(図解59枚)の解説Note
1(1) | なんで【従業員E】作らんの?
問題なしですが、スキーマもER図もないので違和感あり。最初の最初なので、今後の取り扱い次第かなと。大したことないかもだけど一応保留で◀印。>長文問題を読む6つのテクニックNote(3-3)

そしてちゃんと設問に絡んできました…。◀印しといて良かった。>長文問題を読む6つのテクニックNote(3-3)
1(2) | 完成済みは軽く確認, 今後は外部キーに注意
スキーマ完成済みで問題なし。
ER図に接続があるので、接続先【得意先担当者E】に【得意先コード】が外部キー(兼主キーなので実線表記)設定されてる確認。個数対応も複合主キーで「1対多」となり妥当。

留意事項「取引」絡みのエンティティが今後登場するでしょう(実際、案件, 見積, 契約などあり)。◀印するかはお好みで、私はこれぐらいならしないかなぁ。どうせ後述されるでしょうし。
【得意先E】が他エンティティにも繋がる可能性は残ります。ないと言える根拠がないので。【得意先E】の主キーが、他エンティティにあれば要検討。
1(3) | 複合主キーへの表現
スキーマに問題なし。「ごと」「識別」から複合主キーにも納得。
留意❶【得意先担当者E】が他エンティティと繋がる可能は残る。

留意事項❷「1対多」なので、【得意先C】【担当者C】に更に主キーを追加するはず。でも網掛けなので、最後まで分からなそう。
※多分【案件コード】【商談開始年月日時分】を加えた4個。
2(1)(2) | 項目名の特定
スキーマ完成に問題なし。少し解釈しますが。
一瞬、仕様絡み(配合比率, 添加物)の設置に迷うけど、2(2)で解決したので良かったです。

2(3) | 保留項目と少しの推測
【契約E】に契約した製品や得意先が組み込まれてない。
たぶん外部キーにした【見積E】経由で引っ張ってくるんでしょう。【見積E】の記述待ち。

3(1) | 問題文に忠実に/少し疑問残る
スキーマの書き起こしに問題なし。

しかし発生が、問合せ→案件→契約&販売 だと思うけど、記録するのが問合せ開始(=案件開始)と販売終了(=案件終了)で広すぎでは? 契約できなかった場合の記憶などは大丈夫かな? 【契約E】の記述次第かな?
などなど疑問が出ます(結局解決しませんでしたが)。
3(1)② | 個数対応の表現
【製品E】→【案件E】の「1対多」は、問題文を読んでまぁ大丈夫。
「一つ」「複数」など個数関連は丸囲みがお薦め。>長文問題を読む6つのテクニックNote(3-4)

問題は【得意先担当者E】から【案件E】に繋ぎたくなる件。保留。
3(1)② | 得意先から接続は難しいなぁ
解くのが難しい、というか正直反論したいです。
復習なので、模範解答の理解から始めます。
問題文によると【得意先担当者E】から「1対1」で繋いで、【案件E】の【空欄b】に【得意先コード, 担当者コード】を外部キー組込みすれば良いように思えます❶。
しかし❷❸のように主体/DB更新事情に注目すれば、人ベースの担当者よりも、組織ベースの得意先であるべきとは理解できます(できなくもない程度)。

でもふと、"案件から問合せしてきた得意先担当者を特定できないよなぁ"と思いました。100%商談に進むから記録する必要がないのかなぁ。
でも"いついつに商談しましょう!"って打診できないですよね。得意先に"~製品について問合せを頂い担当者様へのお取次ぎをお願いします"とは言えないですよね。"弊社の誰でしょう"と聞かれて"分かりません"って。
すみません。解決しませんでした(時間があったら再考しますね*)。
3(1)③ | NULL値への考慮
特に問題はないかなと。

3(2)①② | 物語のコア(案件)
3(2)①は理解できます。【従業員E】がないので作業なしですが。
3(2)②のスキーマ確認も問題なし。ただキー設定がない。ER図を繋ぐ時に検討すれば良いのかな。

ただしちょっと気持ち悪い部分もあり。

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