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【合格者の本試験での思考】デスペ令和7年秋午後1問1の解説(データベーススペシャリスト)

このNoteでは「データベーススペシャリスト 令和7年秋午後1問1」の解説をします。

データベース設計は、午後1にも午後2にも必ず出ますし、出題形式が安定してます。スキーマとER図の作成、オプションで改良/権限程度。

安定した出題なので、得点再現性も高められます。まさに主砲。

しかし問題文(仕様)の書き起こしは大変。特に午後1の時間制限ではかなりタイト。大学入学共通テストのように、問題演習を繰り返して「手順と思考を最適化」するのが重要です。

今回のNoteでは、私が解いた時の思考を言語化/図解化しました。何に注目するか/保留するか/どこまで拘るかなど、本試験で合格点以上は勿論、高得点を叩き出す思考なので、少しでも参考になったら嬉しいです。

私のNoteは、独学合格した経験と、IT専門学校での授業内容を基に作っています。

私の午前/午後解説や4ヶ月勉強記録に興味が出ましたらどうぞ。

>14個のDB午前テーマ別解説Note
>DB午後問題の解説Note
>4ヶ月の勉強記録Note



今回のNoteコンセプト

今回は私が解いている時の、手順/思考を詳細に書きました。

問題文を読み、何を確定させて/保留するか。スキーマを埋めるけど、その場でER図も確定させるか/させないか。

個人の判断なので、多少タイミング/深度の違いがあります。
"ここまで気づかないよ"や"ここでこれ気づくでしょ"など。

でもスキーマが完成した後に、主キー, 外部キー ,リレーション忘れ, 保留解決をチェックするので、出口では同じ状態になります。

今回の試みは、"合格者であるコイツは。、ここまで考えて/考えずにやってるんだな"と、実感して頂ければ成功です、


今回のNoteでは、理論/手順/コツの基礎は習得済みとして、本試験で実践に特化しています。より理論的/一般的な手順による解説は、他問題の解説を参照してください。
>【決定版】デスペ令和4年秋午後1問1(図解59枚)の解説Note




部分読み/解きは私はできない

解答はスキーマの空欄なので、問題文の必要な箇所だけ読んで解答できる気がもしますが、難しいです。

今回改めて試しましたが、私には無理でした。

全部読まねば、全体的な設計思想が分かりませ。第一分からない部分を見ないで解答するのが性格上無理。設計に反映されてない一文があるかも知れません。

雑に解いて混乱/失点するよりも、丁寧に解いて得点源にした方が良いです。


問題文からエンティティ名(E名)、項目名、キーを示す言葉(識別, 一意など)を四角囲み、個数(ごと, 複数など)や成約を丸囲み、保留・怪しい点を◀印でマーキングしながら読みます。>長文問題を読む6つのテクニックNote(3ー4)

時間との勝負です。

スキーマやER図が完成している時は、”問題文の仕様通りだな”と、サササッとスルー。

"問題文のE名や項目名があるか"
"問題文の個数対応がER図に反映されるか"
"外部キーが設定されてるか"
を確認します。

スキーマが完成されてなければ、項目を追加、外部キーを設定すべきかは忘れずに。ER図は後からでも構いません。

まずはスキーマを埋めて、ER図の完成部分からスキーマを埋め。完成したスキーマからER図を詰めていきます。できれば最後に、スキーマとER図の整合を確認できればベストですが、正直時間が足りないかも。

午後1は2問選択。私はデータベース設計を生命線にしていたので、設計問を5分長めの時間配分にしていたかも。まずは設計問に取り組み、その後のもう1問は5~6割でOKの精神で手早く。



1(1)(2)(3) | 不明点は保留

1(1)のER図確認よし、外部キーも設定されてます(青)。
1(2)のスキーマ確認よし、主キーの設定も(緑, 赤)。

1-(3)は、ちょっと保留(紫)。

今後「年度」や「学期」の記録方法の記述が登場するでしょう。
※実際。3(2)で項目【年度】、4(3)で項目【学期】が登場。「半期」「通期」は、4(2)で【開講期間】に記録されると分かります。



2(1)(2) | 紐づけも気にする

❶2(1)の項目追加に問題なし(緑)。
❷2(2)では【教員E】を「科目」「講義」と紐づけそうですが、まだ初っ端なので保留。記述待ち(紫)。

❸ER図で【教員E】は孤立。今後【教員番号】や似た項目名が出たらリレーションさせる方針にします。



保留したくない人向け”仮置き”

教員と講義の紐づけの件。

現段階で推測したい方もいると思いましたので、可能な推測を書いておきます。今回は4(3)で判明しますが、明記がない場合もあります。

その場その場で推測して”仮置き”するのもあり。【項目?】のように「?」を追加して、”仮置き”だと分かるようにして下さい。仮置き解答と確定解答が混乱します。


さて本題。

講義絡みのエンティティに【教員番号】を組み込みたいです。

しかし❶【科目E】と【講義E】が既に完成していて、【教員番号】がないので、紐づけできません。さらに❷ER図でも【教員E】が繋がってないので、候補も挙がりません。

となると、【開講科目E】【科目履修登録E】が候補。

【開講科目E】でしょう。履修登録では学生単位に細かくなるので。教員は講義単位のエンティティと紐づけたいです。

とはいえ、私は明記があるまで保留。もし明記がなくてもスキーマの書き出しが一段落してから再考する方針。

実際4(3)で「開講する科目~担当教員1名~登録する」から【開講科目E】に追加します。



3(1)(2) | 学生E・教員Eもリレーションゼロ

❶3(1)のスキーマ確認よし(緑)。

❷ER図で【学生E】が孤立しているので、他エンティティから参照されるのは間違いない。【学籍番号】か似た項目名が出てきたら、【学生E】とリレーションさせる方針にします。

【教員E】の【教員番号】と同じですね。【教員番号】も【学籍番号】も外部キーにせねば。

外部キー設定は、よく見落とすので、設計が一段落したらスキーマを見渡すのは有効。



3(2) | 全項目不明は保留

3(2)は、スキーマが全て空欄なので保留(紫)。下手に仮置きすると後でシワ寄せ/混乱するかと。

項目予測。
【学生E】と「学籍番号」で「1対多」、「年度」は決まりでしょう。
【学期】は「通期」も含めるのかなと、私は疑問で踏ん切りつかず。※最後まで【学期】か【開講期間】で迷いました。



履修登録へ繋ぐ「講義」系Eの推測

一応推測の線も解説。3つ候補がありますが、「5.講義」に到達するまでは決められませんでした。


❶少なくとも【科目E】では不足。「いつ」を記録する【年度】【学期】を持たないので。

❷【講義E】と【科目E】ですが、【講義番号】はコマ番(開講中の何回目の講義か)なので不要でしょう。履修登録は科目単位。コマ単位ではないですから。

【開講科目E】の匂いでてますけどね。しかし、まだ問題文の「5.講義」に到達してないので、現時点では確定できません。(ER図ぐらい繋げてても良いですよ)


模範解答では【開講科目E】から「1対多」で【科目履修登録E】に繋げます。

「学生」が「講義」を履修登録する意味を考えます。
※ここで「講義」は【開講科目E】を指し、【講義E】ではないです。

・「1人」の学生が、「複数の」履修登録をするので「1対多」。
・「1つ」の講義が、「多くの」履修登録されるので「1対多」。多くの年度で多くの学生が登録しまよね。
「多対多」なので、【科目履修登録E】を連関エンティティとして仲介し、「多対多」を「1対多」「多対1」に分離。

【学生E】と【開講科目E】が「多対多」なので、間に連関エンティティ【科目履修登録E】を挟むって話でした。



4(1)(2)(3)(4) | 定義と実施

【科目E】と【開講科目E】。
定義/計画と実施みたいなものですね。

4(1)(2)(3)に問題なし。項目追加(緑)、キー設定(赤)。

1(4)も問題なし。
問題文の言い回し/解釈は学んで下さい。

❶は複合主キー(学科ID, 科目ID)を示唆。科目IDが被るので、学会IDと合わせて識別する。
❷は学科ID+科目IDだけで識別できる旨を示唆。

❸ER図からも【学科E】の主キー【学科ID】、【科目E】の主キー【科目ID】を、複合主キーとして引き継いでいるのが分かります。



5(1) | 解釈が必要/保留で放置

設計には影響はないのですが、ちょっと解釈が必要でした。

❶問題文を見るに、項目「講義回数」「開講時期」がありそうですが、既に完成している【科目E】【開講科目E】には見当たりません。

❷(2)で【開講期間】に値「半期」「通期」を設定する記述あり。半期と通期が分かれば講義回数も確定します。

❸講義時間は90分だけなので記録不要。項目【講義時間】は不要。

以上まで深く解釈/考察はしないで良いです。
本試験では、"問題文からは、講義回数や講義時間を追加しそうだけど、【科目E】【開講科目E】【講義E】は完成してて、追加できない。とりあえずスルーするか"ぐらいで。

後でどうしても必要なら「講義回数」「開講時期」を追加する方針。講義時間も同じ方針。



5(2) | 中盤戦 区分とフラグの登場

序盤のジャブ(E名, 項目名, 少しの個数対応)が終わって、ギア上がった中盤戦。

区分/フラグや複雑なリレーション/個数対応などが登場。文章から得られる情報量と書けるスキーマ, ER図が増えてきます。

「分類」「種類」という言葉に反応してER図を描きます。
「区分」項目名があるのでスキーマも書けます。

「区分」では△枝分かれ、「フラグ」では△一本。>【DB】ER図のパターンまとめNote

【講義E】から分類されつつ、【時間固定講義E】【オンライン講義E】からも分類されてて驚くかもですね。デスペではあるある。



5(3) | 主キー追加, 複合主キーの記述

作業はないですが、記述に注目。

「開講科目に講義番号を付与して識別」は、
【開講科目E】の主キーを使う旨、
「付与して識別」が主キーの追加の旨、
と読み取ります。

スキーマもER図も完成してたので作業なし。



5(4)(5)(6) | 現時点で正解でも修正必要

シンプルな項目追加でした。
※ただし「開講年月日」は後で修正します(紫, 5(7))。

2つ注意点。

【空欄オ】【空欄エ】の「開講年月日」は模範解答では間違いですが、この時点では分からないので追加しておきます。最短で5(7)後で修正。気づかなかった場合は仕方なし。

【オンライン教室ID】は、ID識別→どこかの表の主キーである可能性→外部キーの可能性あり。もし【教室E】や【開催場所E】があったら、外部キー設定忘れに注意。



5(7) | 分類区分の2表現

いつもの文言は「分類」でしたが、
5(7)「併せて」も、ER図△枝分かれ&スキーマに区分追加。

【空欄ウ】に区分項目【オンライン講義区分】が考えられますが、明記があるまでちょっと待ちます。5(2)で【講義E】からも項目「開催形態区分」で3分類されてるので、再度区分が必要なのか様子見。

明記ないの怪しいんですよね。

とはいえ、忘れないように【オンライン講義区分】をとりあえず入れるのもテ。忘れないように追加or後の修正で混乱しないよう保留、好みですかね。



5(7) | 共通項は上位へ汎化

5(6)同様に保留するか、【空欄イ】に区分項目【時間固定講義区分】を"仮置き"しておくか。

もしここで、【開講年月日】をまとめて【空欄イ】に入れることに気づけば優秀。

私は間違えるでしょう。最後に時間があまったらチェックするかもですが。午後1はカツカツなのでないかなぁ。



5(7) | 包含フラグと分類区分の違い

項目確認に問題なし。ER図はすぐに描きます。

「フラグ」は△一本。

「フラグ」は「共存」がありえる性質に使います。"時間固定講義でありオンライン講義でもある"みたいな。>【DB】ER図のパターンまとめNote




5(8) | 継承, 注意事項も要確認

「継承」の記述は初めて見たかも。

少なくとも私が公開した解説には出てません。

設問文前の注意事項も"はいはい、いつもでしょ"とスルーではなく、"何か変わったのはないかな"と斜め読みせんとですね。

項目【開講形態区分】で、【対面講義】【リアルタイム型講義】【オンデマンド型講義】の3種類に分類されます。

それらを引き継ぐので【時間固定講義E】に分類区分は不要(対面/リアルタイム)、【オンライン講義E】にも不要(リアルタイム/オンデマンド)という話。

5(7)で話題にした新区分の必要性も決着。不要でした。

5(7)で区分追加を仮置きしてても、"2つも区分要らなくね"って気づいて修正。私は保留で仮置きせずだったので、ここで追加しました。



5(9) | 少し粘って視野を広げ埋める

5(9)はラストなので少し粘って視野を広げます。

次は「6.デジタルコンテンツ」で全く違うテーマ。5のうちに「学生」「教員」「講義」絡みをもう少し仕上げておきたい。


「補助教員」の管理について。

【教員番号】が【空欄aE】にあり、しかも【対面講義E】絡みなので問題文とも整合。偶然でも発見できると楽。


発見できなくても、発見しちゃえます。

【開講科目E】に補助教員を複数入れると、複数行に分離してしまうし、【講義E】は完成してて【教員番号】なし。
問題文の【対面講義E】を見ると【空欄エ】がある、でも【開講科目E】と同じく複数行に分離してしまう。

”おや【対面講義E】に【空欄aE】がぶら下がってるぞ。しかも【教員番号】あんじゃん”と発見するルート。


問題文10頁後半の注意事項「①~"多対多"~は用いない」なので、シンプルに「複数」に反応して【aE】側を「多」にして「1対多」で繋げてOK。

本試験では考察しなくてOKですが、復習では理解します。下図❶❷❸のように連関エンティティにしてる意味。

❶❷❸より、【(補助)教員】と【対面講義】が「多対多」になるのと推測され、【空欄aE】を「連関エンティティ」として介在させたと理解できます。


ついでに【空欄aE】の【空欄キ】も解決。

【対面講義E】から主キーを引っ張ってきます(緑)。

これにて「学生」「教員」「講義」絡みはひと段落。区切り良く、次は「教材」「受講」絡みの話になります。



6(1)(2)(3) | 心機一転

「6.デジタルコンテンツ」は、教材やテストなどの道具の話。

6(1)(2)(3)は既に完成してるし、理解もできます。本試でもササっとスルー。



6(4) | 本試では"えいやぁ"、復習は段階的に深みへ

6(4)は【教材使用E】へのリレーション。

本試験では、”えいやぁ”と繋げて良いですよ。


でも復習/解説なので、6(4)は判断が多いので段階的に図解にしますね。

まず講座と教材をどう繋げるか。
❶❷❸講座2つからよりも、親玉【オンライン講義E】から繋ぐのが良いです。間違えても仕方なし。

【オンライン講義E】から、【教材使用E】or【教材E】に繋げるかを考えます。連関Eの雰囲気を感じて【教材使用E】だと匂い立ってますが。

❶【教材E】に【オンライン講義】と繋ぐ項目なし。

【オンライン講義E】の【空欄ウ】に【コンテンツID】を追加するテもありますが、本質は【教材使用E】を連関エンティティにすること。

次で検証します。


【教材使用E】で「1対多」と「多対1」の仲介にする話。

❶問題文より、講義側から教材側に「1対多」
❷教材側から講義側への個数対応は想像します。
 ※「1対1」という明記がないので「1対多」を想定でもOK



6(4) | 命名はシンプル/分かり易く

項目追加はシンプルでしたね。

ただし命名する作業は必要。命名は慣れますよ。



6(5)(6) | 主体を明確に

6(5)は完成してるので問題なし(緑)。
6(6)も記述通りに「1対多」でリレーション(青, 水色)。

教材の時は、親玉【オンライン講義E】から繋げましたが。テストは「リアルタイム型講義だけ」の記述だったので直接つなぐ。



6(6) | 主キーの表現/伝搬

「講義ごと」の「ごと」は、【講義E】の主キーを一部に組み込んでいる可能性が高いです。

「ごと」は一意, 主キーの言葉。

【講義E】の主キーは【リアルタイム型講義E】の主キーであり、【テスト問題使用E】の主キーの一部と一致(6個中5個, 青)。

【空欄ケ】への2項目追加は簡単でしたね(緑)。

上図の下。複雑なリレーションですが。【講義E】から主キーが伝搬してるのが分かります。もし伝搬が切れていた場合は、【講義E】から繋ぐのも検討します。



7(1)(2)(3) | 項目追加と外部キー確認

7(1)(2)(3)はシンプルな項目追加。外部キーかも考えます。5(4)(5)(6)と同じく箸休め。



7(1) | 区分=ER図即書き, 主キー確認

項目【~区分】があったのですぐにER図をチェック。

【講義受講】周りのER図。
シンプルな分類、主キー引継ぎ問題なし。

スキーマは一通り解答したので、次はER図を詳しく。情報は十分溜まってきましたから。



7(1) | 主キーに埋もれた外部キー

問題文の「学生が」より、【学生E】と繋げます。

もし明記がなくても、スキーマを見て繋げます。【講義受講E】内の【学籍番号】を目ざとく発見。

外部キー探しのタイミングは、最終チェックの時でも構いません。今は、項目の確認/追加、ER図の確認/すぐできる追加で精一杯。気を付けて書き出すのは勿論OKですが、取りこぼしがあるので最終チェックは必ずします。



7(2) | なぜ遅刻「フラグ」, 早退「フラグ」なのか

項目追加は、話の流れから【時間固定講義受講E】ですが、一応理詰めでも解説しておきます。

受講状況は、講義の各コマ, 各学生ごとに記録するのが鍵。

【~受講E】は各回で、遅刻したか否か, 早退した/しなかったなので、項目名は【~フラグ】となっています。回数ではない。

「フラグ」という言葉は思いついて欲しいです。包含=フラグで使いましたし:5(2), 5(7)。

思いつかねば【遅刻チェック】など、伝わりそうな言葉にして粘ってくださいね。【遅刻】だけではキビシイ。




7(2)ER | ER図の仮置き

時間固定講義E】と【時間固定講義受講E】は、いわば「発注」と「発注明細」のような関係。リレーションがあるはず。

【時間固定講義E】の主キー5個を、【時間固定講義受講E】が引き継ぎ【学籍番号】が追加(青, 水色)。

「1対多」でしょう。主キーが6個に増えましたし(明細番号みたく)。1回の講義を多くの学生さんが受講するので。主キーからも意味からも「1対多」支持(水色)。

目ざとく【学生番号】に気づいた方は、【学生E】と繋げても構いません。ただ今回は後で修正が必要でした(緑, 紫)。

7(2)(3)後で気づかねば失点。でも【学生E】から2つの【~受講E】に繋げると、"あれ?【講義受講E】に一発で良くね?"と気づきますよ。【講義受講E】ににも、【学生番号】があって、3本になっちゃうし。



7(3)ER図 | ER図の仮置き

7(2)と同様。
項目追加に問題なし(緑)
【~講義】と【~講義受講】の「1対多」接続に異論なし(水色)

【オンデマンド型講義受講】にも【学籍番号】があるので、【学生E】と繋げたい。でも仮繋ぎor保留。



7(2)(3) | リレーションの汎化

【学生】と2つの【~受講E】の繋ぎの話。

仮繋ぎした方は、2本繋いでますね(緑)。

”なんかゴチャつくなぁ”と見ていると、親玉の【講義受講E】にも【学生番号】があるので、1本に統一できると判断(紫)

1回の講義を多くの学生さんが受講するので「1対多」。

なお、【~受講】を2つ設けたのは、オンデマンド型講義と時間固定講義で記録したい項目が違うからです。実表を分けるか統一するかはさておき、設計では分けて記述すべき。統合はできません。



7(4) | 主キーから見る個数対応

「実施したテスト問題ごと」なので、実施したテスト問題を指す【テスト問題使用E】の主キーが、【テスト結果E】の主キーに組み込まれてます(7個中6個, 橙)。6(6)と同じ。

得点や評価日は、【テスト問題使用E】=テスト実施「ごと」だけではなく、さらに学生「ごと」なので【テスト結果E】=学生ごとのテスト実施に追加(緑)。

テスト結果も連関エンティティ。本試験で考える必要はないですが、復習では理由を考えます。訓練ですからね。

「1つの」ある時期のある講義のテスト実施は【テスト問題使用E】に記録されます。その実施されたテストは「多くの」学生さんが受けます。一方「1人の」学生さんは、「多くの」テストを受けます。

よって、テスト実施と学生は「多対多」になるので、間に連関エンティティ【テスト結果E】を挟んで、「1対多」と「多対1」に分割します。



7(5) | 処理の離れ業とリレーション

7(5)はシンプルな項目追加なので問題なし(緑)。

なお「~基に」は珍しい言葉でした。

出席状況とテスト結果を基に、教員が判断して成績を付ける。データベースの流れ(処理, 計算)として、切り離された感じがしますね。

【科目履修登録E】に、出席状況の【時間固定講義受講E】や、採点結果の【テスト結果E】をリレーションする必要はないと解釈します(橙)。


ちょっと難しいですよね。"多くのエンティティを介して遠いから、直接繋げようかな"と思いたくなるし、もし繋げたら"他のエンティティも繋げるべきだろうか"と振り出し/袋小路になります。

解説も若干、深みの底に到達してないですが、これぐらいでご容赦ください。目標は合格。午後1は短時間。そして設計は全文読み/スキーマ/ER図/相互確認と手間もあるので。



完成スキーマからリレーション考察

スキーマが大方完成したら、必ず全体を見渡して下さい。

主キー(下実線)を設定したか。

「外部キー」の拾い出しも必ずして欲しいです。

自分が追加した項目の外部キー設定(下点線)をしたか。

既に書かれているスキーマ/項目が、他エンティティの主キーになっていたら、外部キーの可能性大。リレーションを繋いでいるか要確認。

主キーにも外部キー疑惑をかけてください。主キーが外部キーにもなってて、リレーションを繋ぐ場合あり。

4頁末1(4)②③。主キー(下実線)かつ外部キー(下点線)の場合は、下実線(下点線は書かない)のみなので。



外部キー, ER図チェック

今回のスキーマの確定状況をざっくりまとめました。

緑:問題文からシンプルに確認/書出
青:問題文を少し解釈
紫:保留や高度な判断

問題文読みだけで、8割ぐらい獲れそうですね。

緑で大方正解でき、青は【空欄a】【空欄キ】だけ。紫は【空欄イ】のみでした。問題文を読みながら書出すだけで、かなり稼げますね。

科目履修登録を保留したのを忘れなければ、全部埋まりはします。


ER図の確定状況。

緑:問題文からシンプルに確認/書出
青:問題文を少し解釈
橙:スキーマの外部キーから

緑は読みながら即追加できましたが、青/橙はスキーマを見直し→外部キーを設定→リレーションを繋ぐ必要あり。

全てのエンティティの外部キーをチェックしたい所ですが、時間が足りません。多少の失点はやむなしですね。

スキーマが完成したら、全体チェックは必ずします。1つでも2つでも拾えればOK。


今回解答するリレーションは14本。
うち緑は4本、青は6本、橙4本。
問題文を読んだ後に、スキーマを見直して何本か増やしたいですね。せめて5割(7本)、できれば8割(12本)。

ひょっとしたら、今までの午後1のリレーションの数を数えたら、本数の目安が分かるかな(企画しておきます*)。



保留の解決

問題文読みで保留した箇所が解決したかチェックしてみます。本試験でどこまでできるかはさておきの話。あまり拘ると時間が無くなってしまいますから。



【学期】に"通期"は入るみたい

1(3)。私個人としては項目【学期】に「前期」「後期」を記録するのは自然なのですが、「通期」は自信を持てなくて保留しました。

3(2)や他の記述から【学期】で良さそう、と理解しました。アルゴリズム同様に設計思想のズレなので、あまり拘っても仕方ないかと。



【教員E】の孤立解決

【教員E】のリレーション。なるべく拾って得点したいですね。

リレーションは2本。

1本目は、問題文に明記されるので発見できます。【空欄ア】に「教員番号」を追加した時点でER図も繋いでおくと忘れません。後でまとめて繋ぐよりも、理解した瞬間に行動した方が良いかと。

2本目はスキーマに明記あり。問題文にも緩く明記もあり。最悪でも最後に全スキーマを見渡した時に気づければ良いですね。



【学生E】の孤立解決

【学生E】のリレーション。

スキーマに項目「学籍番号」が全て明記されてます。一方問題文には「学生」って単語は沢山出てますが、外部キーを示唆している匂いが薄い印象でした。最後に全スキーマを見渡して発見しておきたいですね。



【講義回数】【開講期間】の意味

項目「講義回数」「講義時間」の追加が必要か迷いました。問題文に強く主張されてない印象だったので一旦保留。他スキーマで必要となったら本格的に考える方針。

結局「講義回数」「講義時間」は要りませんでした

一方でスキーマに明記ある【講義番号】【開講期間】は推測の域を出ず、理解を確定できませんでした。とはいえ、特に【開講期間】は他との絡みがなかったので投げっぱなしで良いかと。



【科目履修登録E】のスキーマ完成

【科目履修登録E】。もうどこかで埋めたかもですが、最後まで残っていたら、まだハッキリしない面あれど【講義番号】を切って【開講科目E】と繋げます。あと【学生E】からも繋ぐ。

個数対応は2つとも「1対多」。【科目履修登録】も連関エンティティですね。



気付けたか

問題文中でも解決しましたが、人によっては最後まで保留/気づかない場合もあるので、再度整理します。

今回は「スーパクラス」や「汎化」が少し入ってきたのが特徴的でした。



【開講年月日】の汎化

1点目。【開講年月日】を上位【時間固定講義E】に集約できるか。本試験/初見では気づかないですね。失点して構いません。



「継承」の記述法

2点目。問題文の「継承」を意識し、設問文前の注意書きで敬称項目の書き方([ ])に気づくかがポイント。

注意書きは"毎回同じだろうからスルー"ではなく、"いつもと同じか確認"で斜め読みが必要と学びました。

区分を継承したお陰で、2つめの区分追加が不要でした(下図の橙)。

デスペになると複雑な区分/フラグがあるので、ER図やスキーマの作り方に少しでも慣れておきたいですね。



終盤のオプション戦

メインのスキーマ/ER図が完成したら、改良(スキーマ, ER図の追加)や権限、作文やSQLなどの"毛"が生えて締め。

量的には1/4~1/6ぐらいかな。わりとパパっと解ける印象。

今までのスキーマやER図を前提としますが、芋づる失点はしない傾向が強いと思ってます。
※芋づる失点:今までの間違いが今後の自動失点する現象

気分を切り替えて、”基礎に忠実”に”分かる範囲”で”採点者に伝わるように”解答していって下さい。

意外と点数になるので、解く時間は確保してくださいね。前半に拘って時間切れはNG。



拡充(1) | 値の追加とER図の変化

特段問題ありません(緑, 橙)。【空欄セ】への追加は明記待ち(2)。



拡充(2)(3) | 本試ではシンプル/復習では深く広く

【空欄セ】への項目追加に問題なし(緑)。
個数対応の記述がありましたが(水色)。ER図に書かないし、主キー絡みは既に完成してるっぽいので、理解は浅くてOK。どんどん先へ。

なお【オンデマンド型講義E】側が「多」だと推測されますが、【空欄カ】に「コンテンツID」が必要ですね。【空欄カ】の改訂は問われてないのでスルー。良かった…。



拡充(4) | 終盤でも基礎解答

【空欄ソ】への項目追加に問題なし(緑)。



拡充(5) | 汎化

【空欄ツ, ト】への項目追加に問題なし(緑)。

「汎化」には気づきますから、初見でも正解できそうですね。【空欄タ】が空欄になってしまいますし(青)。

また【空欄オ, エ, イ】での【開講年月日】も同じ。むしろあちら5(7)で「汎化」って言葉が欲しかったぐらい。



視点 | ER図のメタ読み

エンティティの縦横の配置から、リレーションの予測…はできなくても、繋げたリレーションの自信付けにはなるかも。"模範解答を見てしまえば"の”後だしジャンケン”ですが。

なんとなく下から上に「1対多」をしてない気がします。下から上に「1対多」「分類」「包含(フラグ)」も見た覚えがないかも。

上が定義/概念が多いので、下にいくほど具体化や処理が進んでいるからでしょう。

過去問のER図を眺めるだけでも面白いかもですね。ざっと数分で終わりますし。特集を組んでみようかなぁ(企画中*)。



まとめ

お疲れ様でした!

読むの大変でしたね。私も作成に1週間以上かかりました。作っては修正と作り直しの繰り返し。思考/判断を言語化/図示するのは骨が折れます。

本試験の時間制限の中で、少しでも早く/取りこぼしなく解く道筋が伝わったら嬉しいです。

見返すと意外と獲れる気がするんですが、初見だとなかなかですよね。大学入学共通テスト(旧:センター試験)と同じで、問題演習で手順と思考を最適化するしかないです。


以上になります!

データベーススペシャリストに合格して下さいね!応援してます。

でわでわ▼

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