ろうそくの箱のデザインにも日章旗と旭日旗いう時代がありましたーもしかして、長野県松本市の会社のものかも
2026年8月の第10回展示会では、デザインも一つのキーワードとして重視するつもりで、いろいろなものを集めています。こちら、戦前のろうそくの箱に貼られたとみられるラベルです。旧字体ですが、現代に直すと「国華」という商標だったようです。

縦13㌢、横6・5㌢で、縦長の太めのろうそくの箱に貼ったラベルとみられます。まとめてデッドストックが出ていましたので、入手しました。「神仏御燈明用」とあるので、ろうそくと分かり、右から左書きで戦前のものと判断できます。「国」も旧字体でそろっています。

中央には、日章旗と旭日旗を交差させてあります。「国華」ー国の華、という意味合いと、軍事をイメージさせる旭日旗と日章旗を合わせると、戦死者の弔い用にというイメージが強いのでしょうか。
ちなみに、輸出用ろうそくの中には、日の丸とユニオンジャック=英国旗を交差させたものもありました。

そして、一番下に「松本」、「アカハネ株式会社」、それに電話番号1318が入っています。「松本」は、もしかすると長野県松本市のことでしょうか。そこの「赤羽株式会社」が製造したものかもしれません。
ネットで種々検索してみましたが、なかなかこれというものにヒットしませんでした。今後も探してみますが、何か情報がありましたら、お寄せいただけますと幸いです。

ところで、国旗損壊法が通った場合、こういうデザインものはどうするんですかね。通常にごみとして燃やすのはいいが、国旗を侮辱する目的で焼いたらだめとか、恣意的に使われるんでしょうかね。
以前国旗損壊罪について書いた時に、表題写真に寄せ書きの日の丸を掲げた所、思いを込めた寄せ書きを損壊というのは許せないといった抗議がありました。まさに、そういう恣意的に判断できるよという象徴性を持ってあげたのですが、そこまで理解は及ばなかったみたいです。
ちなみに、ゴールデンバットというたばこが金鵄と改名されて、神武天皇の持つ弓の先とそこに留まる金のトビというデザインにしたわけですが、この空き箱が捨てられ踏まれたりするのは不敬という指摘があって、デザイン変更をしているんですよね。
とらえ方でどうにでも判断できるというのは、そういうことであり、それを悪用した際たるものが治安維持法だったということ。それぐらい、気を張っていかないとくるめ取られていくということなど、考えさせられました。
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なお、長野県には灯火具を主にした「日本のあかり博物館」と言う施設が小布施町にございます。もし、ご興味があれば覗いてみてください。
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