海沿いに家を買って気づいた、お金より大切なこと
離婚を決めたとき、最初に頭をよぎったのはお金のことだった。離婚を考えている人、離婚した人、誰もが悩むのがお金の事。結婚していた時と、お金ね事情は全く変わる。
これからの生活費は足りるのか。老後はひとりで大丈夫なのか。不安と計算が、頭の中をぐるぐると回り続けていた。
でも今、神奈川県の海沿いの街に一軒家を買って1人で暮らしながら思う。
あの頃の私が一番見落としていたのは、数字じゃなく、どうやって理想の生活を送る事だった。実はそれが一番大切な事。難関を乗り越え、モチベーションを保ち続ける指標になる。
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「お金さえあれば大丈夫」と思っていた、あの頃の私
53歳で家を買った。離婚してから、しばらく経ったころのことだ。
周りからは「えっ、一人で家を買ったの?」とよく驚かれた。幸せな結婚生活を平和に過ごしている人、同世代の独身の友達、みんながびっくりした。また結婚したの⁈っと言う友人もいた。反対されそうだったので、友人達には買ってから報告した。
家買ったから遊びに来て!と連絡すると、みんな遊びにきてくれた。家を見てびっくりされる。ええ?こんな素敵な家、こんな場所によく1人で買ったね!っとびっくりされる。
離婚後はしばらく賃貸に住んでいたけれど、「このままでいいのかな」という気持ちがずっとあった。老後のことを考えると、賃貸より持ち家の方が安心かもしれない。そう思い始めたのが、家探しのきっかけだった。もちろん、いつか一緒に住みたいと考えていた母の事、海外に住んでいる息子の事。。。
住宅ローンの審査、固定資産税、修繕費の積み立て…。確かに、数字と向き合う場面は多かった。でも正直に言うと、家を探していたとき、私が一番考えていたのは「将来の安心=お金の確保」だった。
老後の資産シミュレーションを何度も見直して、ローンの返済計画を表計算ソフトで管理して。FPにも相談した。それはそれで必要なことだったけれど、今振り返ると「もっと早く気づけばよかった」**と思うことがある。
それは、「どこで暮らすか」がこんなにも、毎日の気持ちを変えるということ。
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海が見えるだけで、朝が変わった
引っ越して最初の朝、カーテンを開けたときのことを今でも覚えている。
広い青い空、波の音がかすかに聞こえる。コーヒーを持ったまま、しばらく動けなかった。
「あ、ここで暮らすんだ」と、初めて実感した瞬間だった。
それまでの朝は、目覚めたと同時に「今日やらなきゃいけないこと」が頭に流れ込んでくる感じだった。仕事のこと、お金のこと、将来のこと。でも海沿いに越してきてから、朝がちょっとだけ違う。
空気を吸いに外に出る習慣ができた。波の音を聞きながら歩く時間ができた。
夜に家に帰った時に、空を見上げると、明るい月明かりに、満天の星空。プラネタリウムみたいにくっきりと見えた星座。
心の余白が生まれた、という感覚が一番近い。
これは、資産運用の利回りには出てこない話だ。でも、暮らしの質という意味では、何十万円分にも相当すると思っている。
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「安心」はお金だけじゃ買えなかった
離婚後、「もう誰かに依存しない生き方をしたい」と思った。誰にも振り回されない、自分の事は自分で決める。
だから最初は、お金の自立ばかりを考えていた。
貯蓄額、投資残高、老後の試算。数字が増えるたびに少し安心できた。でも、正直に言うと、それだけでは埋まらない何かがあった。
引っ越してからわかったのは、「ここが自分の場所だ」という感覚こそが、本当の安心だった**ということ。
家の中に自分の好きなものだけを置いた。誰かに合わせるインテリアじゃなく、自分が心地いい空間。それだけで、帰宅するのが好きになった。
一人暮らしって、孤独じゃないの?とよく聞かれる。でも私にとっては、むしろ逆だった。自分の空間が「整っている」と感じると、外に出るのも怖くなくなる。人と会うのも楽しくなる。
土台が安定すると、人は自然と外に向かっていける。
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家計の話、正直にします
ここから先は、私が実際に購入した物件の価格、月々のローン返済額、固定費の内訳、そして「老後のためにどう積み立てているか」をは、別のnoteですべて公開しています。プライベートにかかわるお金の事なので、有料にしています。
興味がある方は、そっと購入してください。私の生活のリアルです。普通の独身女性会社員の家計簿が垣間見れ、あなたの家計管理の参考になると思います。
50代・独身・正社員という条件で、住宅購入と資産形成をどう両立させているか。
「自分と似た条件の人のリアルを知りたい」という声が多かったので、それにお応えして、包み隠さず書きました。
- 毎月の支出の全項目(住居費・食費・保険・投資・趣味費など)
- 住宅購入時にかかった諸費用の実額
- NISAとiDeCoをどう使い分けているか
- 「老後2000万円問題」に対して私が出した自分なりの答え
- 海沿い生活で増えた出費・減った出費
数字が苦手な方でも読みやすいよう、シンプルにまとめています。「自分も似たような状況かも」と思う方に、特に読んでいただきたい内容です。
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まとめ:数字より先に、「どう生きたいか」を決める
お金の計算は大切だ。それは間違いない。
でも家を買って気づいたのは、「いくら持つか」より「どこでどう暮らすか」を先に決めた方が、人生の満足度が全然違うということ。
離婚を経験した人、あるいはこれから新しい一歩を踏み出そうとしている人へ。
数字と向き合うのはそのあとでいい。まず、「自分がどんな毎日を過ごしたいか」を想像してほしい。
私は海が好き。だから海の近くに住んだ。それだけで、朝が変わった。気持ちが変わった。お金に対する向き合い方まで、少しずつ変わっていった。
あなたの「ここにいたい」という場所は、どこですか?
その答えが、きっと次の一歩を教えてくれると思う。
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