ポジティブとネガティブ 〜ストレスがかかりにくいのはどっち??
「なんで自分はこんなに考え込んで
しまうんだろう。」

そんなふうに思ったことはありませんか?
仕事で少し注意されただけで、一日中その言葉が頭から離れない。
LINEの返信が少し遅いだけで、
「何か悪いことをしたかな」と不安になる。
失敗すると、
「またダメだった」
「自分には向いていない」と、
自分を責め続けてしまう。
一方で、同じ出来事が起きても、
「まあ、次がある。」
「失敗した分だけ成長できる。」
と切り替えられる人もいます。

この違いは、何なのでしょうか。
結論
まず結論から言うと、ストレスがかかりにくいのは「ポジティブな人」ではなく、物事を柔軟に受け止められる人だと思います。
「ポジティブだからストレスゼロ」
「ネガティブだからストレスだらけ」
という単純な話ではありません。
ただ一般的には、前向きに考えられる人ほどストレスを抱え込みにくいと言われています。
実は、私自身も昔は典型的なネガティブ思考でした。
「失敗したらどうしよう。」
「迷惑をかけたらどうしよう。」
「自分さえ我慢すればいい。」
そんな考え方をずっと続けていました。
そして38歳のとき、その積み重ねが心と体に
限界を迎えます。
職場の朝礼中、突然のめまいと激しい背中の痛みで立っていられなくなり、その場に座り込んでしまいました。

数日前から背中には違和感がありました。
しかし、
「これくらいなら我慢できる」
と無理を続けていたのです。
当時は、慣れ親しんだ通所リハから
期限付きで入所相談員へ異動したばかり。
さらにプライベートでは、
結婚12年になる妻との関係もうまくいかず、
人生そのものを悲観的に考えていました。
病院で告げられた診断は「うつ病」。
その後の精神科では「解離性障害」と診断され、自宅療養、服薬、そしてカウンセリングが始まりました。
今振り返ると、病気そのものよりも、
「何でも一人で抱え込む心のクセ」
が自分を追い詰めていたのだと思います。
仕事でも家庭でも、
「自分が我慢すれば丸く収まる。」
「自分が頑張ればいい。」
そう思い続け、自分の気持ちを誰にも話せませんでした。
心が限界になると、人は前向きに考えることさえ難しくなります。
何もしたくない。
何も考えられない。
朝起きることすらつらい。
そんな毎日でした。
そんな私を救ってくれたのは、二人の友人の言葉でした。

「お前は何でもネガティブに考え過ぎなんだ。」
「気持ちから変えていかないと、うつには勝てないぞ。」
「もっと自分に自信を持て。」
「相手から逃げる前に、自分の気持ちから逃げるな。」
この言葉が、止まっていた私の心を少しずつ
動かしてくれました。
そこから私は、
「無理に明るくなる」のではなく、
「少しだけ考え方を変えてみる」ことを
始めました。
39歳。
私は人生で大きな決断をします。
◎ 18年間勤めた職場を退職。
◎ そして、修復が難しくなっていた妻とも
離婚しました。
決して簡単な決断ではありませんでした。
でも、自分をもう一度立て直すために必要な一歩だったと思っています。
カウンセリングや服薬を続けながら、自分の心と向き合う日々。
少しずつ、
「考え方ひとつで心の負担は変わる」
ということを実感するようになりました。
だから私は今、声を大にして伝えたいのです。
人生を変えるのは、
才能でも性格でもありません。
「物事の受け止め方」という心のクセなの
だと。
〜ポジティブな人は「切り替え」が上手〜
ポジティブな人は、嫌なことが起きても落ち込まないわけではありません。
もちろん落ち込みます。
しかし、その時間が短いのです。
「仕方ない。」
「次はどうする?」
「失敗も経験。」
このように考え、前へ進もうとします。
過去を何時間も、何日も引きずることが少ないため、ストレスが長く続きません。
だから心も疲れにくいのです。
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〜ネガティブな人は想像で苦しむ〜
ネガティブな人は、まだ起きていない未来まで
心配してしまう傾向があります。
「失敗したらどうしよう。」
「嫌われたらどうしよう。」
「迷惑をかけたらどうしよう。」
すると脳は、それを本当の危険だと感じ、
ストレスホルモンを分泌します。
つまり、現実では何も起きていないのに、
心だけが先に疲れてしまうのです。
さらに、一つの失敗を何度も思い返し、
自分を責め続けてしまうこともあります。
その積み重ねが、大きなストレスとなって
しまいます。
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〜でも、ネガティブにも長所がある〜
だからといって、ネガティブが悪いわけでは
ありません。
慎重だからこそ事故を防げます。
リスクを考えられるから準備もできます。
危険を予測できることは、大切な能力です。
問題なのは、心配するだけで終わってしまう
こと。
「もし失敗したらどうしよう。」
で止まるのではなく、
「失敗しないために何を準備しよう。」
と行動につなげられれば、そのネガティブさは
大きな武器になります。

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本当にストレスに強い人とは
ストレスに強い人は、いつも明るい人ではありません。
無理に笑顔を作る人でもありません。
本当に強い人は、
「良いこともある。」
「悪いこともある。」
「人生はそんなもの。」
と受け入れられる人だと思います。

嫌な出来事を必要以上に大きく考えず、自分で
コントロールできることに意識を向けます。
この考え方が、心を軽くしてくれます。
---私自身も、気持ちをコントロールすることが
出来るようになった今は、安定剤を飲まなくて
も生活が出来るようになりました。
ポジティブになる必要はない
「もっと前向きにならなきゃ。」
そう思うほど苦しくなる人もいます。
無理にポジティブになろうとすると、
本当の気持ちにフタをしてしまうからです。
落ち込む日はあって当然。
悲しい日はあって当然。
大切なのは、その感情を認めたうえで、
「今日はつらかった。でも明日は少しだけ前を
向いてみよう。」
と思えることです。
それだけでも十分!!
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〜今日からできるストレスを減らす習慣〜
ストレスを減らすため、次のような習慣を
意識してみましょう。
1️⃣「できなかったこと」ではなく、
「できたこと」を一つ思い出す。
2️⃣失敗したら、「次にどう改善するか」を
考える。
3️⃣他人と比べるより、昨日の自分と比べる。
4️⃣完璧を目指さず、「今日は70点で十分」と
考える。
5️⃣一人で抱え込まず、信頼できる人に話して
みる。
こうした小さな積み重ねが、心の負担を少しずつ軽くしてくれます。
---
おわりに
人生には、思い通りにならないことが何度も
訪れます。
失敗、人間関係、仕事、病気、別れ……誰にも
避けられません。
だからこそ大切なのは、
「嫌なことが起きない人生」を
目指すことではなく、
「嫌なことが起きても立ち直れる心」
を育てることです。
ポジティブな人は、
決して悩みがない人ではありません。
悩みながらも、
「この経験にも意味がある」
「今できることをやろう」
と考え、一歩ずつ前へ進む人です。
そして、
ネガティブな気持ちになる自分を責める
必要もありません。
誰にでも不安や落ち込みはあります。
それは自然な感情です。
大切なのは、ネガティブな感情に飲み込まれ続け
るのではなく、
「今、自分にできることは何だろう」
と少しだけ視点を変えてみること。
考え方を少し変えるだけで、
同じ出来事でも心の重さは変わります。
ストレスのない人生はありません。しかし、
ストレスと上手に付き合うことはできます。
〜心を軽くするのは〜
完璧なポジティブ思考ではなく、
「大丈夫何とかなる。
まずは一歩進んでみよう」
と、自分に優しく声をかけられる習慣なのかもし
れません。

最後まで
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