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最も影が薄いCoD【 コールオブデューティー ゴースト 】(XBOX ONE)キャンペーンレビュー

記憶から消えたCoD

あの時の強烈な体験が忘れられず、記憶を消してもう一度遊びたいゲームというのはよくある。
しかし世の中には一度遊んだのに、全く覚えていないゲームというのもある。僕にとってシリーズ10作目となる「コールオブデューティ GHOST」はそんな後者の一本だ。

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PS4とXBOX ONEの足音が聞こえて来たハードの過渡期に登場した本作は他のCoDに比べるとキャンペーンの存在感はかなり薄い。
どれくらい薄いかというと僕は過去一度、本作のキャンペーンをクリアしたのに、本作のことをほとんど思い出せなかったのだ。

そして今回もう一度思い出すためにプレイしたのだが、やっぱりストーリーの大半を覚えてなかった。なので今回のプレイの印象も「あぁ、こんなんだった!」ではなく「お、覚えてない…」となる事の方がマジで多かった。

MW2の燃え盛るホワイトハウス、MW3の倒れるエッフェル塔、BOの尋問シーン、IFの発進シーン、AWの胡散臭い大塚芳忠、WWllの主人公の雄叫びと、CoDシリーズにはそのゲームの構造上、印象的なシーンを入れやすいので一本に一つは忘れられないシーンがあるはずだが、本作はマジで何も覚えていなかったのだ。あ、犬が出てた気がする。
まぁその印象は僕だけではなく世間でもそうみたいだ。

今度の相手は中南米の巨大国家!

そんな本作の舞台はちょっとだけ先の近未来。我らがアメリカが戦う相手はテロ組織でもロシアでも中国でもない、なんと南米と中米を治める巨大連邦国家。…正直全然イメージがつかめない。

10年以上にわたるアメリカ大陸の大規模な戦争がCoDゴーストの世界だ。
そんな中で主人公の兄弟は生きる伝説となったアメリカの特殊部隊「ゴースト」の一員となり、様々なミッションを行い、ゴースト狩りをする元ゴースト部隊のエリートと戦うのだ。

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奪われた衛星兵器によって破壊され尽くしたサンフランシスコから始まる本作は近未来とは言え、崩壊したアメリカ南西部の町々で戦っていく。
主人公の目を通して見る世界から、マッドマックスな終末モノかと思いきや、兵隊は統率が取れて補給が整っており、無人機や未来兵器、空母が出てくるので、逆にこのゲームのアメリカの現状はハッキリと見えてこない。

「まだまだアメリカの北側ではたぶんまだ戦う元気があるのだろう…」と、こちらが察するしかない。プレイ中僕はそんなよくわからない世界観にずっとモヤモヤしていた。

そして本作のキャンペーンは特殊部隊な隠密任務がメイン。変装、潜入、偵察、破壊工作と伝説の特殊部隊の手際の良い作戦をこれでもかと堪能できる。ロケーションも雪山やジャングルはもちろん宇宙から海中まで様々な場所で戦わせてくれる。しかもどこも絵になる景色なのが素晴らしい。
特に海中のステージは派手で良いぞ。サメにも会えるしね!

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どうしても否めないボリューム不足

しかしここでも惜しいのは本作のミッションは18個と多めだが、その一つ一つの尺は非常に短く、あっという間にミッションが終わってしまう。
さすがゴースト部隊!エリート!手際が良すぎる!…と関心してる場合じゃないくらい短いぞ。

それにキャラクターも皆プロフェッショナルすぎて個性は皆無。主人公と共に戦ってくれる兄のハッシュやお父さんも普通に良い人達という印象しか残らないのだ。敵の親玉であるロークに関しても、そこまで強烈な個性は持っておらず残念でしかない。
ブラックオプスやWWIIの個性的すぎる連中に比べると本作はかなり薄味だ。

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その代わり吹き替えの声優はハッシュのCVは杉田智和、ヘリのパイロットが三石琴乃、ロークが山路和弘とかなり豪華。しかしハッシュのキャラが地味すぎて杉田氏の持ち味があまり生かせていないのが勿体ない…。

そんな訳で一番キャラが立っていたのは主人公の相棒である軍用犬のライリーでした。
賢いし可愛いし、命令すれば敵の首めがけて一発で仕留めてくれるぞ。もうライリー1000匹いればこの戦争が終結するんじゃないかってくらい強い!
やはりCoD世界のワンコは敵でも味方でも強すぎるね。

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最高にして最強の相棒ライリー!!!

衝撃の終幕

そして終盤は衝撃的な展開を見せて本作は終了するのだが、この終幕に関しては8年経過した今も投げっぱなしである。
いや...気になるようで全然気にならないのが救いと言えば救いかも知れない...。

今回改めて遊んだ本作は遊んでいる間はCoDとして問題なく作られいて、そこそこは面白いけれど、他の強烈なCoDに比べると地味な印象は拭えず、物足りなさだけが最後まで続く一本でした。
これじゃ記憶からスッポリ抜け落ちてしまうのも仕方ないのかもなぁ...。

※ちなみに今回XBOX ONE版をプレイしたのですがキャンペーン以外のモードが全く遊べない上にXBOXがホームとゲームの行き来を繰り返すかなりやっかいなバグが発生し面倒な目に遭ったので、PS4版など他のハードで遊ぶ事をお勧めします。


DATA

コールオブデューティ ゴースト
発売:アクティビジョン
開発:Infinity Ward
対応ハード:Xbox ONE、Xbox360、PS3、PS4、WiiU、PC
(Xbox ONE版はXbox series Xでも動作します)
発売日:2013年
ジャンル:FPS


商品ページ

XBOX ONE版は非常にやっかいなバグがあるのでPS4版をお勧めします


CoDシリーズ感想文リンク

◀ 前作:コールオブデューティ ブラックオプスII
▶ 次作:コールオブデューティ アドバンスドウォーフェア


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