筋トレには意志力が必要です|「やる気不要論」の落とし穴【家トレ歴8年】
こんにちは!家トレを8年継続している、とりむねです。
筋トレ界隈では、こんな言葉をよく見かけます。
「筋トレに意志力は必要ありません。」
「やる気がなくてもできる仕組みを作ることが最も大切です。」
noteでもSNSでも、こういう言葉がたくさん出てきますよね。
読んだとき、「そうか、楽に続けられるんだ」と少しホッとしませんでしたか。
でも、僕はこの言葉を見るたびに思うんです。
「……本当にそうなのか?」と。
僕の結論を言います。
筋トレには、意志力が必要です。
ただし、それは「気合いで乗り越える根性論」ではありません。
僕が言う意志力とは「自分を変えたいという内側の熱」なんです。
今回は、意志力不要論の"限界"と、本当の意味での継続について、僕の考えを話します。
筋トレの「意志力不要論」はなぜ広まったのか
「意志力不要論」が広まったひとつの背景には、僕含め情報発信者側の都合があると思っています。
「意志力は必要ありません」って、発信する側にとっても受け取る側にとっても、すごく心地よい言葉なんですよ。
言う側は「あなたの努力不足じゃないですよ」という優しさを伝えられる。
聞く側は「自分の意志が弱いせいじゃなかった」と安心できる。
でも、そこに少し危うさもある気がします。
というのも、筋トレを始めたばかりの頃って、どうしても「楽に続けられる方法」を探したくなるんです。
僕もそうでした。最初は「仕組みさえ整えれば続けられる」という言葉に飛びつきました。
でも実際にやってみると、仕組みを作っても続かない時期があって、「あれ?」となったんです。
あなたが続かないのは、意志力が弱いからではない。ただし、意志が「いらない」わけでもない。
そこのニュアンスが、「意志力不要論」からはすっぽり抜け落ちていると思うんです。
初心者の方は、筋トレを続けることの大変さをまだ体として実感していないから、「仕組みさえ作れば続く」という言葉が素直に刺さる。
でも、少し継続した人ならわかるはず。
筋トレを本当に続けるのは、思ったより簡単じゃない、ということを。
筋トレはやる気なくてもできる?その考え方の落とし穴
これ、言い方はあまり良くないですが、正直に言います。
「やる気がなくてもできる」レベルのトレーニングって、たいていの場合、体を変えるほどの負荷になっていないことが多いんです。
本当に効くトレーニングは、キツいです。
最後の1回は「もう上がらない…!けど絶対上げる!!」と危機感を感じるくらい追い込む必要がある。それが筋肉が育つ刺激になる。
もちろん、疲れた日に「とりあえず軽めにやっておこう」はもちろんアリです。やらないよりはずっといい。
でも、それを毎回やっていても、体は大きく変わりません。
僕が筋トレを8年やってきて伝えられること。
体が変わってきたタイミングを振り返ると、必ずそこには「キツいトレーニングをやりきった日」があります。
ダンベルベンチプレスで限界まで追い込んで、腕が震えながら最後の1回を上げきった瞬間。
その達成感と高揚感が、次のトレーニングへの原動力になるんです。
楽なトレーニングには、その達成感がない。だから続く理由も薄くなる。
仕組みだけで続けようとすると、人にもよりますが、どうしても「こなす」ことが目的になりがちです。
ルーティンを守ることは悪くない。でも、「ただこなしているだけ」の筋トレは、感情が動かない。だから続きにくい。
体が変わらない→楽しくない→続かない
というループに入ってしまう。
「楽に続く=体は変わらない」
これが、意志力不要論の一番の落とし穴だと思っています。
筋トレの継続に必要なのは"感情の強さ"です
僕が筋トレを始めたのは30歳のときです。
ガリガリ体型へのコンプレックスを長年抱えていて、「このままじゃ嫌だ」という感情が積み重なっていた。
そこに不妊治療という出来事が重なり、「自分を変えなければ」という気持ちに火がついたんです。
この「かっこいい体になりたい」「自分を変えたい」「妻のために行動したい」という渇望こそが、僕の筋トレの燃料でした。
筋トレを続けていると、あるタイミングで「楽しくなってきた」と気づく瞬間が来ます。
僕の場合、それは始めて数ヶ月後くらいでした。
最初は10kgのダンベルさえ重くて扱えなかったのに、気づいたらそのダンベルが軽くなっていた。鏡を見たら、薄かった胸板に少し厚みが出てきた。
この「成長している」という実感が、習慣化理論なんかなくても勝手に続けさせてくれるんです。
「意志力」という言葉を聞くと、歯を食いしばって我慢するイメージがあるかもしれません。
でも僕が言いたいのはそういうことじゃなく、「自分を変えたいという内側の熱」のことです。
これは根性論じゃない。「燃えている状態」に自然となれるかどうか、の話です。
8年間続けてこられたのは、根性があるからじゃなく、筋トレが好きになったから。成長が嬉しいから。変わっていく自分が楽しいから。
その感情が、意志力を「無理に出すもの」ではなく「自然に湧き出るもの」に変えてくれたんです。
筋トレを続けられる人の特徴|意志の強さを生む3つの要素
① 明確な理想像(どんな体になりたいか)
「なんとなく筋トレしたい」という人と、「シャツを脱いだときに周りが振り返る体になりたい」という人では、継続率がまるで違います。
続けられる人は、自分がなりたい体のイメージが具体的です。
「Tシャツの袖がパンパンに張るくらい太い腕を手に入れたい」
「コンプレックスばかりの、この体型を変えたい」
「海や温泉で、堂々と服を脱ぎ捨てられる自信が欲しい」
「後ろ姿だけで『仕事ができそう』と思われる、広い背中になりたい」
目標が具体的なほど、トレーニングへの動機が強くなります。
② 小さな成功体験の積み重ね
続けられる人は、大きな目標だけじゃなく、小さな達成感を大切にしています。
先週より1kg重いダンベルを扱えた。腕立て伏せが10回から12回になった。こういった小さな進歩を「成長の証」として喜べる人は、長く続きます。
「筋トレ 継続 コツ」で検索する人の多くが求めているのは、実はこの感覚なんだと思います。
難しい理論じゃなくて、「小さく勝ち続ける体験」です。
③「やらないと何かが欠けた感じがする」状態まで持っていく
「やる気がない日もとりあえずやる」のではなく、「やらないと何かが欠けた感じがする」という状態。
ここまで来ると、もう「意志力」という言葉すら必要なくなる。習慣と感情が一体になっている状態です。
僕がここに辿り着いたのは、筋トレを始めてからだいぶ年月が経った頃でした。もちろん最初から全員がこうじゃない。
でも、続けていけば必ずそこに辿り着けます。
まとめ|これからも筋トレを続けていくために
筋トレに意志力は必要です。でも、無理やり出すものではありません。
「意志力不要論」が言っていることは、ある意味正しい。仕組みや環境を整えることは大切。
でもそれは、「続けたい気持ち」の土台があってこそ。
感情が動いていない状態でどれだけ仕組みを作っても、あるとき必ずガタがくる。
逆に言えば、「やりたい」という気持ちが自然に生まれさえすれば、意志力という言葉すら必要なくなります。
・理想の自分を決める
・小さな成功体験を重ねる
・成長の楽しさを知る
この順番で進んでいくと、気づけば「続いている自分」になっています。
「なんで続かないんだろう」と悩んでいる方は、仕組みを探す前に「なぜ自分は筋トレをしたいのか」をもう一度考えてみてください。
僕は8年間、ずっとそうやって来ました。根性だけで続けてきた記憶はないんです。
大変だけど、楽しかった。変わっていく自分が嬉しかった。
あなたにもこの感情を必ず届けられると信じて、これからも家トレの情報を発信していきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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