カプリコン1について、その火星着陸


 1978年公開、米英合作のサスペンス映画『カプリコン1』を見ました。

 前回の『制限戦争』で大ダメージを受けたんで、久々に映画でも見て息抜きだ。
 何となくネット見てたら本作の存在を知り、視聴を決意。

 ストーリーは、

 NASAが開発した宇宙ロケット《カプリコン1》。
 人類初の有人火星着陸を目指し、3人の宇宙飛行士を乗せ、発射の時を待っていた。

 しかし、カウントダウンの前にして、何故か飛行士達が船内から連れ出されてしまう。
 訝しむ3人に、計画責任者・ケラウェイ博士は衝撃の事実を告げる──。

 1961〜72年、NASAによる《アポロ計画》。
 アポロ1号から17号まで、6回の有人月面着陸に成功した宇宙飛行計画。

 しかし、初の月面着陸となった11号から17号までの映像は、実は地上で撮った偽物ではないか。
 そういう都市伝説があるんですね。月には行ったけど映像だけ別に作ったとか、そもそも月にすら行ってないとか色々諸説あり。

 本作はその都市伝説を元にしたサスペンス作品。
 撮影協力してたNASAが途中で怒って製作から離脱したりと、中々の問題作になってますw

 無論、根拠のない噂話で否定はされてるけど。
 現在、NASAはアルテミス計画という有人月面着陸計画を進めてて、今年アルテミス2号が宇宙飛行士を乗せ月へ向かう予定。

 これが今、なんか憶測を呼んでいるようで。
 50年前のアポロ計画で月面着陸は散々やったのに、何故また月へ行くのか。

 この不可解さや今更感が、やっぱり月面着陸は嘘だったんじゃないか、と。
 都市伝説の再燃だったり、その都市伝説を扱った本作も改めて注目され始めてるんだとか。

 たまたま見ようとしただけなんですが、結構タイムリーな映画らしい。
 良いタイミングで見れたのが何だか嬉しいしラッキーな気分。どんな作品なのか気になりますね。

 まず総評から言うと、めちゃくちゃ面白かった
 そもそもがサスペンス映画の傑作として、かなり有名とのこと。知らなかったのは俺だけだw 

 今回の記事初め、当ブログは俺の無知をひけらかしてるだけなので御注意を。
 尚且つ、以後、お付き合い頂ければ幸いです。

 挨拶が済んだところで感想の続きですが、先の読めない展開でめっちゃハラハラした。
 宇宙飛行士とは別にもう1人の主人公・記者のロバートも真相に近付こうとするが⋯⋯。

 NASAの通信士があっさり消されるのゾッとした。
 陰謀が巡るスリラー。結局、一番怖いのは人っていう、そこはかとない恐怖感が忍び寄る。

 後は、大佐の息子さんの作文が、なんか聞いてたらウルッと来てしまったw
 嘘をついてる自分を押し殺そうとしてる表情が切なくて、胸が締め付けられた。

 暴走車や複葉機のアクションも派手で、最後まで退屈せんかったな。
 ただ、最後はどうなんか。一応はハッピーエンドではあるんだが⋯⋯

 残り2人も生存シーンとかありゃいいのにね。
 あんな事件バレたらNASAも解体だろうにw

 それに博士がね〜。友人や良心よりも、夢と予算を選んじゃった訳やし。
 何気に、博士と大佐2人の友情がこれで終わってしまうのが、何よりのバッドエンドかも。

 まぁ、NASAは怒っちゃったけど、本作は娯楽として冗談半分の内容ではあるし、気軽に見れる映画なのは良いんだが。
 今はAIでフェイク動画が簡単に作れる。なんか素直に笑えない時代になったかも。

 見た後、冷ややかな不安が胸に残る。
 現実は小説より奇なり。この言葉をより身近に感じる様になったな。

 では、また。

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