ベトナムはガソリン不足?現地在住の私が感じた“報道とのズレ”とリアルな日常
こんにちは。
“ガソリン枯渇”と噂されるベトナムに住んでいる、
ショーン・タイラーです。
最近、日本のニュースでこんな話を見かけました。
「ベトナムはガソリンの備蓄が15日しかない。だから危ない」

データで見ると日本は圧倒的ですね
一方で、日本は200日以上。
だから日本はすごい——そんな論調の報道が話題になっていました。
……本当にそうでしょうか?
私はいま、ベトナムで生活しています。
そして今日も、いつも通りバイクで街を走っています。
結論から言うと、
少なくとも現地で生活している体感としては、
ガソリンが不足している様子はまったくありません。
街中にはバイクがあふれています。
車も普通に走っています。
ガソリンスタンドも、
特に行列ができているわけではありません。

手の届かない価格でもありません
「ガソリンが手に入らない」
そんな緊迫した空気は、少なくとも感じません。
むしろ、いつも通りの日常です。
いつも通りのラッシュアワー。
道幅いっぱいにバイクが埋め尽くされる光景です。

もちろん、変化がないわけではありません。
ガソリンの価格は確かに上がりました。
少し前までは、バイクを満タンにするのに
約40,000ドン(約240円)ほど。
それが今では、
約80,000ドン(約480円)ほどになっています。
倍です。
これはさすがに「上がったな」と感じます。
それでも——
買えないわけではありません。
地元の人も普通に給油できる。
普通に走れる。
それが、現地のリアルです。
ここで、ひとつ思うことがあります。
なぜ、日本で見た情報と、
現地の体感にこれほどの差があるのか。
おそらく、データだけを見れば
「備蓄15日」という事実は正しいのでしょう。
しかし、それだけで現地の状況を語ることはできません。
そもそも、ベトナムと日本はまったく別の国です。
経済規模も違えば、人口も違う。
ガソリンの消費量も、流通の仕組みも違います。
さらに、産油国との距離や輸送の仕組みも異なります。
それぞれの国には、それぞれの“回し方”があるのです。
だからこそ、
「備蓄が15日しかない=危険」
という単純な比較は、少し乱暴にも感じます。
実際には、東南アジアの国々は
比較的少ない備蓄で回る構造になっていることも多く、
「備蓄日数=安全性」と
単純に結びつけることはできません。
「備蓄15日」という数字だけを切り取ると、不安になります。
日本の200日超と比べれば、見劣りするのも事実です。
ですが、
その数字の“意味”まで考えないと、
本当の状況は見えてきません。
どの情報を切り取るかで、見え方は大きく変わります。
少し不安をあおるような伝え方の方が、
どうしても注目は集まりやすいのかもしれません。
だからこそ、私は思います。
海外の情報を見るときは、
「現地でどうなっているのか?」という視点を、
少しだけ持っておくといいでしょう。
それだけで、見える景色が変わります。
例えば同じニュースでも、
日本の報道と、BBC や CNN のような
海外メディアでは、捉え方がまるで違うこともあります。
海外のニュースを英語で読むようになると、
世界の見え方が大きく広がります。
英語で情報収集ができるようになっただけでも、
「英語を学んでよかった」と実感しています。

電動バイクがいま注目されています。
私もさっそく、
電動バイクのタクシーに乗ってみました。
とはいえ、ガソリン問題そのものは簡単な話ではありません。
世界情勢の影響もあり、
今後どうなるかは誰にも分からない部分もあります。
それでも——
そんな“ガソリン不足”の気配をほとんど感じさせないベトナムで、
私はいつも通り、バイクに乗って山へ向かいました。
標高1,500mの山の上。
誰もいない未舗装路を、スクーターで駆け上がる。

赤土の道は滑りやすく、路面は荒れている。
正直、普通の人にはおすすめできない道です。
ですが、私は、
オフロードバイクのレーサーライセンスを持つ
生粋のオフローダー。
しっかり安全マージンを取りながら、景色を楽しみつつ走ります。
気づけば、景色も時間も、すべて独り占めでした。
正直に言うと——
最高でした。
映えるカフェでコーヒーを飲み、
山道を駆け抜け、
最後は湖畔のハンモックでひと休み。

そんな何気ない一日が、
海外で暮らす私のストレス発散です。
次の記事では、
そんな「海外ノマドの最高の休日」を、
写真とともにお届けします。
海外ノマドのリアルな一日。
海外でのちょっとした冒険旅行は
あなたを少しだけワクワクさせることでしょう。
フォローしてお待ちくださいね。
生粋のオフローダーのショーン・タイラー
Shawn Tyler

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