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日本企業はなぜ最近パッとしないのか

1990年代、工業製品といえば日本製であったが、21世紀の今、大きく様変わりした。
 日本製品など中国製の陰に隠れて見当たらない。
 代表的な家電製品、ハイテクのパソコンなどでは、他を圧倒していたが、今はその見る影もない。
 それはなぜか。有識者はいろいろな意見を言っているが、ここではシープル的に考察してみよう。
 「シープル」というのが時代を映す言葉なのだと私は思う。

 現在の新製品の多くはネットにつながっている。ネットに繋げて使うものが主である。
 ネットに繋ぐとその製品からのデータを管理して使うことになる。 
 管理するためにはデータをハードディスクに蓄積しなければならない。
 そのようなハードディスクを管理する技術が日本にはないのである。
 故にどこかのハードディスクを借りることになるが、そうするとその製品からのデータはそのハードディスクを管理する会社が一元管理、言葉を借りれば奪取することができる。
 そのようなデータを蓄積できたものが現代社会では勝利者となる。

 そこのところをきちんとしないと、いつまでも勝利者にはなれない。

 日本人の製品に対する細やかさ、神経の行き届く様は他国人の追随を許さないものがある。それを私は先日街のラーメン屋で確信した。

 あとはとにかくハードディスクなのだ。自分のデータは自分で管理する。その気持ちなのだ。
 それは簡単ではないかもしれない。
 ハッキングの危険性もあれば、突然の故障でデータが失われることもある。バックアップのやり方もデータが莫大になれば簡単ではない。
 いや、自分のパソコンのデータですら、バックアップをとっているが、オントンとしてきているのが現実だ。私の場合だが。
 いろいろと難題はあるが、我々なら造作なくクリアできると思う。
 江戸の末期に欧米列挙に追いつけ、と。そうでなければ植民地になる、と言うことで我々の祖先は、西洋の新技術を本と手探りで作り上げたのである。反射炉、鉄鋼船、新しい鉄砲に大砲・・・
 それから見ると、ハードディスクの管理など簡単な様に思えるが。
 もう「知られている」「出来ている」技術なのだしね。


長州藩の反射炉


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