眼前で繰り広げられる「米中首脳会談」という手打ち式と、マウントを取り続ける高市首相
トランプの訪中で世界中が大騒ぎである。特に日本はアメリカ次第の国なので、大変な騒ぎだ。しかし次第に、大山鳴動して鼠一匹の、肩透かし的な会談になりそうなことがわかってきた。要は大国同士の取引と手打ちである。
トランプは、アメリカを代表する巨大テック企業のトップをゾロゾロと引き連れている。世界を二分する二大国家が、台湾問題もイランも棚上げにして、自国の利益のため経済的な結びつきを優先する。そういう結果に終わるだろう。
数ヶ月も前から米中首脳会談はどうなるか、明けても暮れても無駄な予想をしていた主要メディアは、これから分析を流し続ける。トランプはもちろん日本のことなど眼中にないから、台湾有事がどうなるかなどという問題は吹っ飛ぶ。
それでも高市首相は「日米関係はますます強固になった」「さらなる高みへ」と言い続ける。そして防衛費を増額し続ける。茶番などというものではない。ここまでくると空虚だ。
その高市首相だが、アメリカにさんざん「中国へいく前に寄って」「帰りに寄って」と、スナックのママよろしく繰り返したらしい。だからベッセント財務長官が野球帽をかぶって来日した。
その財務長官との会談で高市首相が見せた態度がこれだ↑頬杖をついて会談をしたのである。腕時計で時間を確認することもあった。「あんたなんかトランプの部下でしょ。私は愛人よ」とでも言いたげな態度。
わかりやすい仕草だ。トランプに来てもらいたかったのに、(あまりにもうるさいから)代わりに送られたのが財務長官だった。それが屈辱で、面子を潰されたと思った高市首相は、マウントを取るという自己防衛反応を示したのだ。
高市首相の人生はマントで成り立っている。「男社会が生んだ怪物」という指摘は見事だ。加えて、異常で愛情が欠乏した家庭で育ったが故の、肥大した自己承認欲求。それら全てが一目でわかる写真である。
