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テレカンからTeams・Zoomへ:会議ツールの変遷と私の記憶

以前の投稿で翻訳ソフトの進化について触れましたが、今回は会議で使われるツールの変遷について、私自身の経験をもとに振り返ってみたいと思います。技術の進歩とともに、コミュニケーションの形も大きく変わってきました。

テレカンとスターフィッシュ

私が最初に「テレカン(←もはや死語)」に参加したのは、2000年代後半、アメリカの企業に勤務していた30代の頃でした。当時の会議は、会議室の中央にスターフィッシュと呼ばれていたスピーカーフォン(Polycom製の黒いスピーカー。私は「手裏剣」と密かに呼んでいました)を設置し、その周りに皆で集まって「Hello! Do you hear me?」と何度も呼びかけて始まるのが定番でした。

画面共有はできなかったので、各自が事前にプリントした資料を手に持ち、「Next, page 8」などと口頭でページを指定しながら進めていました。ページ番号の振り忘れがあると、それだけで会議が混乱に陥ったものです。

Skypeがもたらした「画面共有」という革命

2000年代後半になると、Skypeが登場し始めました。インターネットを使った通話により、ついにビデオ会議が現実に。とはいえ、最初の頃は、音声はスピーカーフォン、画面共有はSkypeというように、ハイブリッドな使い方をしていた記憶があります。

2010年代に入るとSkypeの安定性が高まり、画面共有は難易度が高かったものの音声・ビデオともにSkypeで完結するケースが増えていきました。会議前に「ちゃんとつながるかな…」とドキドキする気持ちからも、徐々に解放されていきました。

コロナ禍が加速させたクラウド会議ツールの普及

リモートワークが広がったコロナ禍を境に、クラウドベースの会議ツールが一気に主流となりました。私がその頃在籍していた2社では、どちらもMicrosoft Teamsを使用。ビデオ通話や画面共有がより簡単になり、拍手や挙手などのちょっとした機能も会議の雰囲気をやわらげてくれました。

Teams以外にも、ZoomやGoogle Meetなど、会社によって使用ツールはさまざま。取引先との会議、自分が主催者でない会議では、事前にアクセスできるか少し緊張するのは、今でも変わりません。

会議の議事録もAI時代へ

最近では、ChatGPTを活用して議事録を作成している方も増えてきました。話した内容を自動でテキスト化し、要点をまとめてくれるツールがあるおかげで、メモに必死になる必要がなくなりました。しかも議事録が的確で、すばらしい。時代は本当に進んだのだなぁと感じます。そのうちAIが会議に出席して、発言もするようになるのかも…?

そして、ファクスというノスタルジー

最後に少し懐かしい話を。2000年代は、日本ではまだファクスが日常的に使われていました。私も20代の頃は、名刺にファクス番号が当たり前のように載っていて、送受信にも慣れていました。

2010年代の前半のある日、ニューヨーク本社とイベント用のコスチューム手配でやりとりしたのですが、本社は細かいやり取りがめんどうになったのでしょう。「直接やり取りをして!」とNY現地のコスチュームの会社を紹介してくれました。なんとその連絡手段がファクス。おそらく昔ながらの個人経営の会社だったのでしょう。昔ながらのヘッダーがついたレターは手書きでした。夜中、日本から注文書をファクスで送ったのは、今となっては微笑ましい思い出です。


会議ツールの進化は、私たちの働き方やコミュニケーションの在り方を大きく変えてきました。これからもどんな技術が生まれるのでしょうか。人もまた、時代に合わせてアップデートを重ねていく必要があるのかもしれませんね。


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