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それ、笑って済ませていいことじゃない

「私だったら、こんな場所に親を預けたくない。」

そう思ったのは、認知症のおばあちゃんに
「落書き」をした職員を見たときでした。

過去に働いてたところで感じた話。

いつもニコニコのおばあちゃん


認知症が進んだ、とあるおばあちゃん。
認知症にはいろいろな症状があります。

このおばあちゃんはどんな場面でもニコニコ
していて、一見なにも分かっていないのかなと
さえ感じるほど。

何かを拒否したり、怒ったりすることもない。

ある日私は「これは絶対に間違っている」と
いう場面を目にしました。

まさか、いつもやってるの?


年配の同僚スタッフが、

  • おばあちゃんの手の甲に落書き

  • 空になった洗濯カゴを頭からかぶせる

  • 周囲にウケていると思っているようなその同僚の発言

  • 他の同僚は見て見ぬふり

明らかにふざけているような空気でした。

それって虐待じゃないの?


私はビックリ。
年配の同僚の行動にも、他の同僚が何も
言わないことにも。
いつもやっているのか、とさえ感じるほど。

私はすぐにやめるように伝えました。

責任者に報告、もちろん職場で問題に
なりました。

それ以降、同様のことはありませんでした。

ここに入居は考えられないな


年配の同僚は、場を盛り上げるためにやったの
かもしれません。
悪気はなかったのかもしれません。

でも、なんの弁解の余地もない。

こんな考えで介護の仕事をしている人が
いることがとても衝撃でした。

もしこのおばあちゃんが、
私の親だったら?身内だったら?

虐待って幅広い


身体拘束や手をあげる、放置するなどだけが
虐待じゃない。

「怒らないからいいんじゃない?」
「ウケたらいいんじゃない?」
「認知症で分かってないからいいんじゃない?」

………いいわけないじゃん。
認知症でも、ちゃんと分かってるよ。

こんな施設に、私は親を預けたくない。

これは暴力ではない虐待のハナシ。
全国では実際に介護現場での虐待や暴力事件が
報じられています。

笑って済むことじゃない


相手は人。認知症は病気。

内臓の病気の人に接するとき、虐待って多分ない。
『分かってないだろう…』が相手を軽んじる。

笑って済ませたその瞬間、誰かの大切な人が
傷ついているかもしれない。



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