度量衡の統一が難しい理由
みなさんおはようございます。本日は度量衡についてお話ししたいと思います。度量衡と言うと真っ先に思いつくのがメートル法でしょう。日本でも現在メートル法を使い、いろんな物を測っています。しかしかつての日本は尺貫法という度量衡を使っていました。一寸が約3センチ、一尺が約30センチといった具合にです。それが現在はメートルで統一されています。いろいろそこまでに至るまで苦労はありましたが、先人たちのおかげで現在特に混乱もなくものの大きさなどが簡単にイメージできるようになっています。しかし世界にはこれ以外の度量衡もあります。そうヤードポンド法です。
ヤードポンド法を使っている主な国は現在ではアメリカくらいになっています。だったらアメリカもメートル法に移行すればいいのに、といった意見もよく聞きますが、そうはいかない理由がいくつもあります。最も大きな理由は移行における大きな混乱が生じることでしょう。個人的に最も印象的だったのが、カナダでヤードポンド法がメートル法に移行した際に、飛行機の燃料をガロンとリットルを間違えて計算してしまったことです。リットルで燃料を入れたはいいけど、本当はガロンで入れなければならなかったそうです。これだと必要量の4分の1程度しか入っていなかったことになります。当然その飛行機は不時着したそうです。こういった重大事故にもつながるためなかなかアメリカはメートル法に移行できないのでしょう。その他にもヤードポンド法とメートル法の大きな違いは数の数え方にもあります。ヤードポンド法は12進法ですが、メートル法は10進法です。これだけでも混乱します。野球などはヤードポンド法が使われているため、メートルに直すと変な数字ばかりになります。一塁までの距離だって約27メートルですが、あれは本来90フィートです。メートルに直すから端数が出てしまうのです。90という数字だって10進法からすれば中途半端ですね。
そういえば、リットルとガロンだけでなく、メートルとヤードを間違えて、火星探査機を地面に激突させてしまったなんて話も聞きました。たかが度量衡だなんて思っていると大事故になります。本当にアメリカが移行するのはもはや不可能なレベルにまでなっていることでしょう。しかしこうしたリスクやコストを払ってまで移行する必要があるかと問われたら、はい、とは言えません。私は多少はヤードポンド法でも計算ができるようになりました。やはり趣味で野球観戦をするからでしょう。最近ではメジャーリーグなんかを見る人も増えているため、球速何マイルと出ていたとしてもすぐにこれくらいと計算できてしまいます。他にも機械とか整備する人であれば、センチではなくインチを使っている人もいますし、工場の機械の温度計は摂氏と華氏の両方を切り替えて表示させることもできます。今更統一しなくてもいいのかもしれません。
とはいえアメリカは個人的にはヤードポンド法を使って欲しいと思っています。いろんな単位とかあると間違えるリスクはありますが、人類みな同じ単位が必要か、と問われたらそうとも言えないと言えるからです。もちろん世間的に見れば統一してほしいという意見の方がよく聞きますが。
そういえばハーゲンダッツのアイスクリームで1パイントとかあるけど、あれは500ccないんだよな、ってふと思いました。他にも昔パイントビールとか飲んだけど意外としんどかったです。
それでは本日はこれにて。みなさんは度量衡の違いで困った経験はありますか?あったら教えてください。
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