ローマ美術:ギリシア美術との融合と独自の発展
【この記事の目的】
1.美術検定の合格に向けて、西洋美術史の流れをまとめた記事を作る
2.時代ごとに活躍した芸術家を別の記事で作成しリンク付けする
エトルリア美術
イタリア半島中部に栄えたエトルリア人の美術は、ローマ美術に大きな影響を与えました。
肖像彫刻
エトルリア美術の代表的なものとして、『ブルータス』などの肖像彫刻が挙げられます。

これらは、写実的でありながら、どこか威厳を感じさせる表現が特徴です。
ローマ美術
ローマ美術は、ギリシア美術の影響を強く受けながらも、独自の発展を遂げました。
ギリシア美術の流入と流行
ローマは、カルタゴとの戦いの戦利品として、大量のギリシア美術品を手に入れました。これにより、ローマではギリシア風の生活様式が流行しました。
クラシック様式とヘレニズム様式
ローマ美術は、ギリシア美術のクラシック様式(均整の取れた理想的な美)とヘレニズム様式(感情豊かでドラマチックな美)を受け継ぎました。
ローマ建築の特色は、左右対称の形式を好むこと、そしてドーリア式円柱(パルテノン神殿によく使われた)に装飾を加えたイオニア式円柱、さらに豪華な装飾を持つコリント式円柱を多用することです。これらの柱は、『バシリカ』(多目的ホール)や『コロッセウム』(円形闘技場)などでよく見られます。


ディオニュソスの秘儀
ポンペイの『ディオニュソスの秘儀』の壁画は、当時の宗教儀式の様子を鮮やかに伝えています。

歴史浮彫とトラヤヌス帝の記念柱
アウグストゥスの時代以降、歴史浮彫が盛んに制作されました。これは、皇帝の業績や戦いの様子を記録し、その権威を示すためのものでした。代表的なものに『トラヤヌス帝の記念柱』があります。柱全体にトラヤヌス帝のダキア遠征の様子が螺旋状に彫られています。

『凱旋門』も、皇帝の勝利を記念し、その権威を示す目的で作られました。

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