短歌通信 #2: 知ってるか天使の羽は春が来るたびに生え換わる掃除が大変
先週から始めた短歌通信の第2号です!
何かと忙しくて毎日詠むというわけにはいかないけど、少ないときでも隔週でお届けできるくらいのペースにはなってるかな〜という感じです。最近はnoteメンバーシップの立ち上げ準備で記事を書き始めているし、毎日ほんとやることが多いです。自分が3人いてほしい。(それって好奇心とやりたいことも3倍になって結局同じなのでは…??)
では、今週の歌をどうぞ。コメントを挟みつつ9首あります。
🍣️
恋文に鳴らないスマホ夜10時羊が1匹羊が2匹
知ってるか天使の羽は春が来るたびに生え換わる掃除が大変
宇宙服つやつやのその金魚鉢からは世界が丸く見えるの
🥂️
スマホって家でも外出先でも常に本人の手元にある分、返信までの時間がそのまま相手にとっての自分の重要度を示している…ように感じちゃうんですよね。恋愛は健康に悪いので早く法律で規制すべき。
羽の歌については、最近小鳥のふみ子先生の換羽が始まったので、抜け落ちた長い羽からイメージしました。人間で言えば自分の腕と同じくらいのサイズのものが身体から落ちるので、ふみ子先生も抜けるたびに引き気味の様相を呈しています。

宇宙服に微妙に怖いイメージがついたのはチェンソーマン第一部を読んでからかな。あの地獄と闇の悪魔の描写はすごかった。あれだけ綺麗に終わったのだから第二部は正直始めるべきではなかったんじゃないかなって思っていたのですが、このところの不評の声などを実際に目にすると、ファイアパンチの頃からファンだっただけにけっこうな悲しさがあります。
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営業部加藤は二人おりましてロマンチックな加藤でしょうか
チョココロネずっしりうれしい質量に一貫ポリシー感じるパン屋
夜を裂く赤い球体失せる闇ほのおのうずに九つの尾
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新卒で最初に配属された部署、そんなに広くない分室的なオフィスに私と同じ苗字の人が既に2人もいて、佐藤さんや山田さんでも3人揃うことなんてそうそうなくない!?と思ったことをふと回想。しかしこの歌、どことなく「伝染るんです。」の吉田戦車みを感じますね。10代の頃に読んだ影響かな。
パン屋の歌、私は今住んでいる土地はもう10年以上になるのですが、徒歩圏内に地域で有名なパン屋さんがあります。しかし、行列はまだ見かけるものの、ここ数年は明らかにクオリティが落ちているように感じられて、私自身はほとんど入らなくなってしまった。オーナーさんもしくは中核的な職人さんが変わったとか、内部で小さくない変化が起こっているように思います。新規のお客さんは過去の味を既に知らないわけで、ネームバリューの貯金だけでどれほどお店が持つのだろうか…。
最後の歌はポケモンのキュウコンですね。初代の赤緑、次の金銀の直撃世代なので(年がバレる!!)、先週出た新作の「ぽこ あ ポケモン」でも初代ポケがたくさん出ている様子には嬉しくなります。数年おきに出るメインの新作は10代をターゲットにしつつ、ゆるめの派生作品は最初からアラサーアラフォーの世代を狙い撃ちしていたりして。
🍣️
あなたともまたねじゃなくてさよならを交わす日が来て世界が閉じて
何もかも小さく見える通学路しゃがんでみればあの日の景色
人並みと呼ばれるために全員が人並み以上に頑張る世界
🥂️
恋愛は健康に悪いので早く法律で規制すべき。(大事なことなので2回言いました)
通学路の歌、昔歩いた道を大人になってから実際に歩いてみると、本当にあらゆるものが小さく見えてびっくりしますよ。小さい頃にあまり幸せじゃなかったという人は「なんだ、こんなものだったのか」って実感が得られて気持ちが整理できるかも。
最後の歌、詩歌としては少し説明的すぎるきらいもありますが、短歌投稿サイトの「うたの庭」で過去イチの評価をいただけました。お題となる単語が毎日出されていて(この回では「通学路」)、そこに集まった短歌の中から最もよかったものには一票だけハートを、他にも気に入った歌があれば音符を複数票入れられる仕組みとなっています。初の最多音符を獲得してびっくり。

というわけで、短歌通信の第2号をお届けしました〜。
みんなも何か新しい創作分野にチャレンジしてみようね! 短歌楽しいよ!!
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