冠攣縮性狭心症のことを思い出させる出来事〜未経験の胸痛発作
この前のお話はこちらを見ていただけたら幸いです
奥歯の痛み
喉奥の詰まり
胃痛
それらすべてが
冠攣縮性狭心症の発作の放散痛だと
判明するには
年単位の時間を
必要とした
最終的には
アセチルコリン負荷検査という
心臓カテーテル検査にて
わかった
その検査で
私の冠動脈は
このように攣縮(痙攣)した

冠攣縮性狭心症のことは
発作がなければ
忘れている日常
最近
深夜に
この放散痛が現れた
夢かと思ったが
目が覚めて気づいた
それが発作だと今はすぐにわかる
この時は
自分の身に
何かが
「来るぞ…来るぞ…来たー」と
いうような
ゾクゾクとする時間感
でも
大丈夫
私には
「ニトロペン」があるから
…と頼る
…が〜
一錠舌下に含んで
しばらくしても
えっ…効かない??
反対に
あの負荷検査の時にしか
感じたことがない胸痛が強くなってきた
怖い…と感じた
ニトロペンって
二錠含んでも
大丈夫だったかな
これで治まらなかったら
どうしたらいいのか
初めて
二錠めを舌下に含む
緊張の中で
しばらくすると
落ち着いたのか
眠っていた
薬は効いたのだろう
でも怖かった
冠攣縮性狭心症のことを
思い出させる出来事
そして…
以前綴ったこんな想いを
思い出していた
心が壊れそうな時
自分を外から俯瞰する
自分の内側に
この苦しみの身を
置くことが
耐えられない
そして
内側では
自分を一度
どん底まで
落とすのだ
もう落ちるところはないくらい
深く深く…
そこまで身を置いて
そして
その呆けたような自分を
外から見る
それよりひどいことは
ないよ
今が
何と言っても最悪だから
後は
上がるだけ
さあ
顔を上げて
視線を上げて
その行方を
見てこらん
視線の先には
何が見える
光は見えたかな
外から見るその状態の私は
いい溢れた例えだが
寒さに
震える子羊のようだ
どうか
この闇が溶けますように
これもまた
いい溢れたセリフだが
明けない夜はないと
私が
私に
囁やくのだ
臓物としての心が痛いのか
情緒としての心が痛いのか
わからない夜に…
