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「30代が一番楽しかったよ」の言葉を励みにして奮闘した10年

こんにちは。

退職・転職失敗を経て、地方でフリーランスをしているしずくです。

わたしは閉鎖的な田舎で育ったので、「結婚して母親になる」以外の選択肢をあまり知らずに子供時代を過ごしました。
高校、大学へと進む中で少しずつキャリアデザインを考えましたが、当時見えていた世界からは具体的なイメージをもてませんでした。

それは社会人になっても同じ。
半年後くらいの先は見えても、数年後にどう働いているかが分かりませんでした。
 

今思うと、そう堅苦しく考える必要はなかったのかなと思いますが、その頃は先の見えない不安に苛まれていました。

特に気がかりだったことは、20代が終わったらどう生きていけばいいのか、という不安。
 

在籍していた会社では、キャリアデザインなどという言葉はなく、出世するか、一般社員のまま働くかの2択しかありませんでした。

出世すると一層苦しい労働環境の社畜になり、一般社員のままだと評価されることなく捨て駒の扱いになるという、どちらに進んでも明るいとは言い難い未来
 

専門的なスキルが身につく職務でもなかったのと、就職時にかなり苦労した経緯もあり、転職も選択肢にありませんでした。

「20代の今は何とか生きていけるけど、30代以降もこの生活を続けるのは苦しい。こんな状態が一生続くのは嫌だな」と下を向く日々。

またちょうどその頃は、結婚や出産、出世など良い変化を迎えている友人が多かったため、友人たちと自分を比較して落ち込むことも多かったです。

 

しかし、鬱々とした気持ちで過ごすのも好きじゃないので、後輩とよく飲みに行って気分転換をしていました。

仕事終わりに行くことが多かったので、場所はいつも同じダイニングバー。マスターの距離感が絶妙で、時折ほかの常連さんと話せるのがお気に入りでした。
 

そこで出会ったの常連さんの1人が、自分の会社を経営している女性。当時50歳くらいで身なりも美しく、気さくな方でよく話を聞いてもらってました。

何気ない話はもちろん、仕事の悩みや将来の不安など。
寄り添いつつ的確なアドバイスをいただけるので、その時間がとても好きで、憧れていました。
 

そして、あるとき言われたのが「年齢を重ねるほど人生は楽しくなる。わたしは30代が一番楽しかったよ」の一言。

当時のわたしは、少し先の未来にも希望を持てず、30代以降はもっと生きづらくなると考えていたので、予想外の言葉でした。
今より良くなることなど全く想像できませんでした。
 

でも、その方曰く「年齢を重ねるにつれて周りの環境も変化するし、自分も変化する。できることが増える分、大変なことも起きるけど乗り越えようとがむしゃらに何でもできることが面白い」とのこと。

狭い世界で生きていた当時のわたしは半信半疑でしたが、その言葉が一つの希望のように思えて、心の拠り所にしていました。

 
そして、その言葉をもらって暫くしてから、転勤、結婚、転職、出世、退職、独立とさまざまなことを経て10年が経ちました。
年齢は26歳から36歳に。
 

辛いこともありましたが、言葉を胸にしていると心の底から湧いてくる頑張る力。頑張るのは自分だけ、でも未来への指針が安心感をくれました。


独立後の不安はまだ残っていますが、これからも楽しんで進めるはずと考えています。

30代終了までまだ3年残っています。
また大変なことが起きるかもしれませんが、言葉とともに進んでいきます。

そして、その言葉をくれた女性のようになれるよう努めます。

 

ではまた。



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