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【実話】障がい者手帳、生活保護について【まとめ】

 一般的に障がい者手帳を持っていない人を「健常者」
 取得している人を「障がい者」と言います。

 ですが、実際の所――

  • 障がい者手帳を取りたくない

  • 障がい者相当であるのにも関わらず無自覚

  • そもそも取得方法や制度を理解していない

 といった実態があると思います。
 今回は実際に障がい者手帳と生活保護をW取得している私がこれらについて解説します。


❌️障がい者手帳を取るデメリット

 デメリットらしいデメリットはありません。
 強いて言うなら「障がい者差別が強い人には煙たがられる」です。
 しかし、そういった人物との縁を切れば解決します。

⭕️障がい者手帳などを取るメリット

 これは各自治体によって異なります。また、生活保護を受けているかなど、他のサービスとの併用でも変わってきます。
 加えて、このサービスは「縦割り」で、区役所や市役所の中でも窓口が違ったりします。

1️⃣障がい福祉サービス受給者証(=受給者証)

 職業訓練所などのサービスを受ける際に必要になったりするものです。
 事あるごとに更新され送られてきます。
 たとえば引っ越し、障がい者の等級の変更、職業訓練における方針転換の際に区役所に申請して新しいものが送られてきます。

2️⃣医療券

 これは生活保護を受けていて申請する書類だったかも知れません。
 医療機関を受ける際に、翌月分であれば当月の25日以降、当月であれば当月以内に区役所等に申請を出して発行してもらうものです。
 これがないと医療費全額負担になります。
 生活保護自給者はいわゆる「保険証」を持ってないからです。

3️⃣休日・夜間等診療依頼証

 生活保護自給者が医療券の代わりとして一時的に提示するものがこれです。とりあえずこれを提示出来ればその場で全額請求されることはないです。
「後日、医療券を持ってきます(発行します)」と受付で言えばOKです。

4️⃣継続的な治療を伴う場合の申請

  • 医療券を毎回発行する手間が発生する

  • 障がいの治療に関するもの

 上記の条件を満たしている場合は医療券の代わりに「なんかよくわからない申請書」を作るため、かかりつけ医から「意見書」というものを作ってもらい、区役所等に提出すると医療券を毎月発行しなくて良くなります。

5️⃣公共交通の乗車券

 私の自治体は一部の公共交通機関を割引価格で利用できます。

  •  地下鉄やバスは「非常に簡単」です。

  •  新幹線は「ものすごく面倒」です。

6️⃣障害年金

 2級以上になると障害年金の審査対象になります。
 区役所に行くと「申請しておきますね」と言われるので「はい」と言って終わりです。

7️⃣等級に応じた支給

 3級から2級に変わった際、手帳の交付が7月で、発行が4月でした。
 その際、時間を遡って4月~7月分が2級として扱われ支給額が変わりました。

📗障がい者手帳を取得までの流れ

私の場合:

  • 引っ越し前に2年半以上の精神科の通院歴があった

  • 引っ越し先の心療内科で障がい者手帳の取得を薦められる

  • カルテを取り寄せてもらい、申請書類を作ってもらう

  • 精神障害者手帳3級を取得

  • 手帳を更新するタイミングで2級の申請を薦められる

  • 精神障害者手帳2級を取得

  • (等級は下がることもあれば、上がることもある)

 実質やることは「区役所に行く」「病院で書類をもらう」です。

✅️障がい者手帳取得・更新の条件等

  • 主治医の判断と本人の意志

  • 生活に支障が出ている

  • 約2年以上の精神治療を受けている

  • 治療をしっかり受けている

  • 社会復帰に前向きな活動を継続的に行っている

  • ケースワーカーの言うことを聞いている

 普通に生きてて、普通に障がいになって、助けてと言えば、通ります。
 ただ、生活に支障が出ていない、治療もろくに行わない、社会復帰する気がない、ケースワーカーの言うことを聞かないとなると無理です。

📕生活保護の申請

 条件がかなり厳しいです。

私の場合:

  • 両親が離婚していた

  • 父親の行方不明

  • 母親は他界

  • 父方の親(祖父母)は不明

  • 母方の親(祖父母)は、祖父が他界、祖母が軽度の認知症

  • 妹は結婚しているが子育てで私への支援は不可能

  • ほかに血縁はなし

  • 家賃3万円以下の物件に住むこと(おそらく自治体による)

  • 貯金が一定額を下回ること(おそらく自治体による)

  • +精神疾患などが考慮された可能性がある

 つまり「背水の陣」+「家賃3万円以下」+「貯金が一定額以下」にならないと生活保護の対象にはなりません。

💰️ 生活保護の支給額

 かなり気になる所だと思います。
 これは支給額が個人によって大きく異なるため一概には言えません。

 個人的には「最低限度の生活」というより「普通の生活」に近いです。
 ただし、客観的に見れば私の過去が「背水の陣」だったため、感覚が一般とはずれている可能性があります。
 世間一般では「最低限度」でも、私にとってはそれが「普通」なのです。

✅️ クレジットカードは作れますか?

 作れます。
 ただし、クレジットカードや銀行というものには「ブラックリスト」というものがあります。
 例えば、クレカや銀行で何らかのトラブルを起こした過去がある場合、その情報がブラックリストになり共有されます。
 そのため「過去にやらかしている人」は審査が必然的に通りにくくなります。

✅️ 保護を受けている時の収入はどうなりますか?

 受給額+15000円までは自分の収入にできます。
 収入が発生した場合は区役所に「収入申告書」を提出し、15000円を超えている場合は、差額が来月の支給分から差し引かれます。

✅️ 確定申告は必要ですか?

 会社に務めていて生活保護受給者担った場合、所得税は会社が納税してくれているので不要です。
 個人事業主だった場合、個人事業主時代に稼いだ分を確定申告しなければなりません。
 生活保護の受給は非課税対象です。そのため個人事業主→翌年ずっと生活保護でやりくりしたという場合は確定申告不要です。

✅️ 家賃3万円以下の探し方は?

 賃貸契約を結ぶ際には、家賃の未納などトラブルに備えて「保証人」が必要になる場合があります。
 私の場合は妹が保証人になってくれました。
 しかし、「背水の陣」にある生活保護の受給候補者にとって、保証人を立てるのは容易ではありません。

 そのため、物件を探すときは、必ず不動産会社に「生活保護を検討しており、保証人が必要な場合はどうなりますか?」と確認しておくのが良いでしょう。
 いい物件が見つかったあとで「保証人が必要です」と言われると、そこで詰んでしまいます。

 この問題は現代の高齢化社会でも深刻で、独り身の高齢者が部屋を借りにくい原因のひとつにもなっています。

まとめ

  •  取れるなら、取ったほうがいい。

  •  現代人は大体無自覚で鬱なので、病院に行ったほうがいい。


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