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【FF15体験記】言葉にならない感情

20歳の頃、あなたは何を考えていましたか?


  • 今しかできないこと

  • 就職のこと

  • 私自身のこと


今振り返ると、私はどれも今ひとつでした。

それを考えて、理解するには、
余りにも若すぎたからかもしれません。

『ファイナルファンタジー15』の主人公である「ノクト」も、
この”年相応の分からなさ”を抱えているのように見えました。

そこでここでは、
『ファイナルファンタジー15』のプレイ体験記を、語っていこうと思います。

正直言うと、この作品の想いを文字に起こすのに、とても悩みました。

書いても書いても、納得がいかなくて。

でもどうしても残したかった。


なぜなら、彼の心情を吐き出さずにはいられなかったから。


【FF15体験記】彼と私の交差点


その時彼は、どう思っていたんだろう

主人公のノクトは、いわゆる”王子様”。

いずれは、立派な王になるため旅をしているけど、
みんなが思い描く王子とは、ちょっと違う。

「いつまで守られる側でいる?」
「お前ひとりで行動してるんじゃないんだぞ」

こんなことを仲間から言われると、ついカッとなって声を荒げてしまう。

人によっては、少し”大人げない”態度に見える。

でも私は、それだけでは彼を判断できないと思ったんです。

望んで王子になったわけでもないのに、
周りから特別な目で見られ、
人の上に立つ者として自覚を持つことだけを言われる。

こんな印象を受けたから。


ちゃんとしなきゃいけないのは、
何度も言い聞かせて分かっているつもり。

でも、

物心ついたころには王子で、
一方的に決められた役割を押し付けられて、
良く分からないまま旅を続ける。


「やらないといけないのは分かってる
でも、なんで俺なんだ?」

「生まれてくるなら、普通がよかった」

こんな言葉にならない叫びが、
ずっと彼の中にあるような気がして。


なら私はどうだろう

そして、「ノクト」を見た私は、こんな風にも思いました。


同じ20歳前後で、私はこんな責任を負えるのか?——


惰性で毎日を繰り返し、
何の疑問も持たず決められたことだけやり、
今が楽しければそれだけで満たされた気になる。


あの頃の私はまさに、

“大人でありながら、大人に守られている状態”


どこかでずっと他人事。

ただただ自覚がなかった。
自分を生きていくことに対して。

だからこそ余計に、彼の境遇に苦しくなる。


逃げられない運命でも、心が置いてけぼりでも、
この世界が何一つわからなくても、

自分が決めないといけないから。


【まとめ】ただ感情があふれる、それだけ

クリアした今でも、ノクトという人物は、言葉にするのが難しい。

けど、
ずっと感情だけは私の中にあるような、そんな感じがするんです。

私は彼を見ているようで、どこか自分自身を、
映し鏡のように見ていたのかもしれません。

性格は違えど、一人の人間の未熟さや葛藤は、
到底フィクションだと思えなかったから。

でも彼は、年月を重ねてこんなことを言い残します。


「みんなのこと好きだわ。」


その言葉がただただ染みて、思い出すだけで今も苦しくなる。

大切な仲間ができてよかったね、
何て軽々しく言えない。

彼の行き場のない感情一つ一つを、
ずっと見てきたから。

でもいつか自分も、
そんな風に正直に言える日が来るのだろうか?


大人になるってのは、
自分の感情を見つめて、気づいて、
本音で生きられるようになることかもしれない。

今と今までの私を、ふと思い浮かべて。


あなたはあの頃、何を思っていましたか?





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