ChatGPTで新NISAを運用してみた|AIが市場指標から積立額を自動で決めるロジック公開
新NISA を使った投資で、ウェルスナビと ChatGPT を組み合わせ、VIX・Fear & Greed・S&P500 等 4 指標で積立額をスコア化するロジックを公開。自動運用でも“戦略感”を楽しむ実験的手法を解説。
こんにちは、SHOです。
今回は僕がChatGPTをサポートとして使って、新NISAを積立運用している方法を紹介していきます。ただの自由研究です。
VIX・Fear&Greed・S&P500の指標を使って積立額を調整するロジックをChatGPTで運用しています。
少し長いですが、もしみんなの役に立てばと思います。ChatGPTのプロンプトも公開しているので、もしよかったら読んでみてください。

ごめんなさい。
新NISA のしくみと非課税枠のポイント
2024年から新NISAが始まってます。新NISAを一言でいうと、
「投資で得た利益に税金がかからない一生使える制度」
なぜウェルスナビを選ぶ?ロボアド×自動リバランス
僕もせっかくの非課税枠をどう使うかを考えながら、積立投資をしています。僕はウェルスナビで運用しています。
ウェルスナビは、
「AIが自動で国際分散投資とリバランスをしてくれるロボアドバイザー」
つまり、AIにまかせて長期資産運用ができる仕組みです。
僕はAI大好きっ子なので、AIによる自動運用というなんか格好いい響きだけでやってます。手数料が高いみたいですけど、僕は投資知識がないので、これでいいです。
AI大好きっ子なので。
とはいえ、なんか戦略っぽくして賢いふうにしたいので、なんかこう…なんかならないかなって思ってます。入金くらいしかやることないので。
そこで僕なりにChatGPTに相談しながら市場の温度感に合わせて積立する金額を調整するルールを作りました。今回はその内容を紹介します。
4指標で積立額をスコア化するロジックとは?
「AIのことはAIに聞け」ということで、ChatGPTに積立投資のコツを聞いたら毎月一定額を淡々と続けるのが基本っぽいです。
でも、「このタイミングでもっと買いたい」とか「なんか増えすぎて怖いからちょっと抑えたい」って思う瞬間もあります。人間なので。
そうした心理的な揺れに流されないようにしつつ、それでもやってる感がでるように、毎月の積立額を市場指標に基づいて調整するルールを作りました。
今回はそのルールをChatGPTのプロジェクト機能で運用している方法をプロンプトと共に紹介します。
プロンプトと使い方
さっそくプロンプトと使い方を共有します。僕はこれをChatGPTのプロジェクト機能に入れて、現時点の含み益や含み損を入力することで、積立入金する金額を調整しています。
※最高入金金額を、年間の積立上限の月割り3段階で設定しています(30万円/20万円/10万円って書いてあるところ2か所)が、ここは自分の環境に合わせて変えてください。
プロンプト
■目的:
毎月の新NISA積立額(30万円 / 20万円 / 10万円)を、以下4つの市場指標を用いてスコア化し、最適な積立金額を提案してください。
■ロジックルール:
以下の4項目をそれぞれスコア化し、合計スコアに応じて月の積立額を決定します。
1. VIX指数
・VIX > 22 → 0点
・VIX 17〜22 → 1点
・VIX < 17 → 2点
2. Fear & Greed Index
・Fear → 0点
・Neutral → 1点
・Greed / Extreme Greed → 2点
3. 含み益の平均(ユーザーのNISA口座全体の実績ベース)
※この項目は毎回ユーザーが直接指定します。
指定された含み益率に基づき、以下の基準でスコアを決定してください:
3.1. **基本スコア(含み益)**
- 〜+10% → 0点
- +10〜25% → 1点
- +25%以上 → 2点
3.2. **市場割安度補正(S&P500位置)**
- 〜95%(割安) → 係数 0.5
- 95〜100%(中立) → 係数 1.0
- 100%以上(過熱) → 係数 1.5
3.3. **最終スコア**
-最終スコア = 含み益基本スコア × 補正係数
(小数点は四捨五入、0〜2点の範囲内)
4. S&P500の位置(現在値 ÷ 52週高値 × 100)
・〜95% → 0点
・95〜100% → 1点
・100%以上 → 2点
■スコア合計による積立額判断:
- 0〜2点 → 30万円(通常運用)
- 3〜5点 → 20万円(警戒モード)
- 6〜8点 → 10万円(高警戒モード)
■運用ルール:
- VIX・Fear&Greed・S&P500・52週高値の数値は**必ず最新データを調査**し、**出典URLを明記してください(英語・日本語問わず)**
- 含み益スコアはユーザー指定の値に基づき、**ロジックに沿って自動判定**してください(仮処理・確認は不要)
- 出力は以下のフォーマットで提示すること:
---
【積立判定ロジック(今月分)】
1. VIX:◯◯ → ◯点(参考:https://〜)
2. Fear & Greed:◯◯ → ◯点(参考:https://〜)
3. 含み益平均:+◯% → ◯点(※ユーザー指定)
4. S&P500位置:◯◯% → ◯点(参考:https://〜)
→ 合計:◯点
→ 今月の積立推奨額は:「◯◯万円」
---
■補足:
- 出典が取得できない場合は、その項目を「未判定」とし、**積立判定を保留**にしてください
- 含み益スコアについては毎回「ユーザー指定が前提」とし、**仮処理や確認は行わないでください**使い方
ChatGPTのプロジェクト機能を使います。理由は、毎回のチャットで入力するのがめんどくさいので、ここでやったほうが楽です。画像付きで説明します。


これで、プロジェクトのフォルダができました。


出来上がったプロジェクト内のチャットで、市場の状況を聞いてみてください。いまの自分の含み益も忘れずに教えてあげてください(ドル換算推奨です)。
すると、こんな感じでなんかいろいろ教えてくれます。

20万円に決まりました。以上です。
指標を選んだ理由
ChatGPTが言ってました。っていうと話が終わっちゃうので、しつこく聞きながら整理しました。
そもそも何が目的かというと、
新NISAの1800万円という限られた非課税枠の中で、できる限り有利なポジションを持つために、高効率・低リスクで資金を投入するタイミングを判断可能なロジックとして構築すること。
市場の温度感を測る指標は数多く存在するみたいで、定期的にチェックしてルール化するには簡潔さが必要なのです。なるほど。
そこで以下の4つに絞りました(絞ってくれました。あんまり意味わかってないです)。
VIX(恐怖指数)
市場の「揺れ予想」を示す指標。
恐怖が高いときはリスクが大きいが、長期投資においては「安く買える機会」とも解釈できる。
Fear & Greed Index
群集心理を可視化する指標。
長期的に見ると「Fear」のときに投資をした方が効率的な結果をもたらしやすい。
含み益の平均
自分のNISA口座全体のリターンをスコア化。
ただし、含み益は取得タイミング次第で市場全体と乖離するため、「市場補正」を加える。
S&P500位置(現在値 ÷ 52週高値)
市場全体の「高度計」。
割安・過熱を直感的に把握できる。
プロンプトには何が書いてあるの?
ロジックの概要
気になったタイミングで、ChatGPTに今の含み益/損を伝えて市況を調べてもらうと、上記4指標をそれぞれ0〜2点でスコア化し、合計点によって積立額を段階的に判断するようになってます。
このプロンプトの特徴は③含み益スコアに「市場補正」を導入した点です。
これは僕が単純に「そもそもずっと運用したら含み益ってたくさん出るんじゃないの?」って質問したら「そうだね。」って言って入れてくれました。
指標別スコア付け基準と積立額の決定方法
① VIXスコア
VIX > 22 → 0点
17〜22 → 1点
< 17 → 2点
② Fear & Greedスコア
Fear → 0点
Neutral → 1点
Greed / Extreme Greed → 2点
③ 含み益スコア(市場補正付き)
基本スコア
〜+10% → 0点
+10〜25% → 1点
+25%以上 → 2点
補正係数(S&P500位置)
〜95% → 0.5
95〜100% → 1.0
100%以上 → 1.5
最終スコア = 基本 × 補正(四捨五入・0〜2点範囲)
④ S&P500位置スコア
〜95% → 0点
95〜100% → 1点
100%以上 → 2点
⑤ スコア合計と積立額判定
合計 0〜2点 → 30万円(通常運用)
合計 3〜5点 → 20万円(警戒モード)
合計 6〜8点 → 10万円(高警戒モード)
❓FAQ
これを作りながらChatGPTに色々質問した内容を書きます。お勉強スタンスで聞くと、ちゃんと教えてくれます。
Q. 含み益のスコアって自分で入れるの?
A. はい、自分で入れる前提です。「NISA口座全体の評価益 ÷ 評価額」をざっくり見て、スコア表に当てはめるだけ。
※重要なのは制度上どれだけ枠を効率的に使えているかの自己確認。Q. VIXとFear & Greedって似てない?
A. 性質は全く異なります。VIX=揺れの予測(恐怖メーター)
F&G=感情の統合スコア(空気メーター)
Q. VIXって結局逆張りってこと?
A. “価格の逆張り”じゃなく、“心理状態の逆張り”です。人がビビってるときこそ冷静に枠を使える=制度効率が高くなる。 あなたは価格に逆らってるのではなく、群集行動に流されないための緩衝材として使っている。Q. なんでこの4つの指標でいいの?
A. これが多すぎず、少なすぎず、最適な構成。
- 感情(VIX・F&G)
- 自分の立ち位置(含み益)
- 市場の価格的立ち位置(S&P500)
この4つが揃えば「心理 × 相場位置 × 自己状況」をバランスよくカバーできる。Q. この指標って株式の指標ってこと?金とか債券にも投資してるっぽいけどこれだけでいいの?
A. はい。理由は2つあります。あなたのウェルスナビのポートフォリオは株式がリスク・リターンの大部分を占めており、積立タイミングの成否を決めるのは株式市況だから。
金や債券はウェルスナビが自動リバランスで調整してくれるので、あえて自分のロジックに入れると二重管理になってしまう。このロジックは「株式の温度計」に割り切り、他の資産クラスはウェルスナビに任せるのが最適と判断している。
過去月のシミュレーション結果と判断例
僕は2025年4月に市場が大きく下がったの知ってます。ちゃんと見れててえらいです。
だから、その前の月の3月にこのプロンプトを運用したらどうなるかシミュレーションしてみました。
出てきた結果は、満額での積立が判定されました。
VIX:19.2(17〜22) → 1点
Fear & Greed:Extreme Fear → 0点
含み益:+16% → 基本1点 × 補正1 = 1点
S&P500位置:≲95% → 0点
合計 = 2点
→ 積立額 = 30万円(通常運用)
つまり、3月は心理的には極端に悲観でしたが、市場全体は割安圏ということみたいです。
ウェルスナビの積立金額の変更の反映は少し時間がかかるので、翌月4月の暴落に対してちょうどいい仕込み機会になったのかなって思ってます。
まとめ:“やってる感”を楽しむ運用補助ロジック
そもそもウェルスナビ自体が自動でなんかいい感じでやってくれるし、長期運用なので、あんまり意味無いとおもいます。
だからなんかやってる感を味わうためのプロンプトです。
本記事は筆者個人の投資ルールを紹介するものであり、特定の金融商品の売買や投資行動を推奨・勧誘するものではありません。
投資には元本割れを含むリスクが存在します。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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