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「発表会」ではなく、「ひきあい会」にした理由

先日、ここゆらーとピアノ&リトミック教室で「ひきあい会」を開催しました。

終了後、皆さんを見送って、
最初に浮かんだ言葉は、

「無事に終わったー!」

ほっとする瞬間でした。

買い出しや荷物の搬入から会場準備、進行、片付けまで、当日までの準備も含めて、一人で走り回る時間がたくさんありました。

汗だくになりながら迎えた当日。

でも振り返ってみると、この会は決して
私一人で作った会ではありませんでした。

生徒さんのお父さまが搬入を手伝ってくださったり、母がサポートに来てくれたり。

おやつタイムでは、保護者の皆さまがテーブルを整えてくださり、帰りには高学年の生徒さんがお土産配りを進んで手伝ってくれていました。

たくさんの方に支えていただきながら、
この時間が完成したのだと感じています。

「みんなで作った会だったんだな」

終わってから、
改めてそんな気持ちになりました。

発表会ではなく、「ひきあい会」

今回、あえて「発表会」という名前にはしませんでした。

私が作りたかったのは、
ガチガチに緊張する場ではなく、

「人前で演奏することって楽しい」

と思える時間でした。

ピアノを弾く。
おしゃべりをする。
みんなで音楽遊びをする。
おやつを食べながら交流する。

音楽を通して、自然と笑顔になれるような会にしたいと思いました。

演奏だけではない時間

今回参加してくれたのは、
幼児さんから中学生までの8名。

演奏前には、一人ずつ自己紹介をしました。

短い時間でしたが、それだけでも会場の空気が
少しずつ和らいでいきました。

私自身も、一人ひとりの表情を見ながら声をかけることができ、生徒さんたちの緊張も少しずつほぐれていくのを感じました。

また、演奏前には、その子の普段の様子やレッスンでの成長も紹介しました。

「楽譜より耳で聴いて弾くことが得意な子」

「レッスンで『家で何回も弾いてきたよ!』と嬉しそうに話してくれた子」

同じピアノを習っていても、
成長の形は一人ひとり違います。

私は、演奏だけでは見えないその子らしさや頑張りも、保護者の皆さまに届けたいと思いました。

緊張した表情でピアノへ向かう姿。

自分の足でしっかり歩いていく姿。

その姿から、
一人ひとりの成長を感じることができました。

また、今回のひきあい会では、
私自身にとっても特別な時間がありました。

4歳からピアノを始めた私の末っ子も、
今回初めて人前で演奏しました。

本当は2曲弾く予定でしたが、
当日は少し恥ずかしい気持ちもあったようで、
自分で「1曲にする」という選択をしました。

以前の私なら、「せっかく練習したから2曲弾いてほしい」と思い、焦っていたかもしれません。

でも今回は、本人がその場で感じた気持ちを大切にしたいと思いました。

大切なのは、
予定通りできることだけではありません。

緊張しながらも、
自分で決めてピアノへ向かうこと。
その経験そのものが、大きな一歩だと思います。

また、同じように初めて人前で演奏する子の中には、「弾きたくない」と気持ちを表現する子もいました。

一人ひとり、
安心して挑戦できるタイミングは違います。

だからこそ、
その子自身のペースを大切にしながら、音楽と向き合う時間を作っていきたいと思っています。

音楽をもっと好きになるために

ピアノを弾くだけではなく、
身の回り音や楽器にも好奇心をもってほしい。

今回は、クラシック音楽の聴き比べから始まり、

「拍って何だろう?」

という学びの時間も作りました。

「みんなの体の中にもビートがあるよ。何だと思う?」

そう聞くと、

「しんぞう!」

と、すぐに答えてくれた子どもたち。

そこから拍とリズムの違いを学び、
輪になって拍をつないだり、
リトミック活動を楽しんだりしました。

最初は「何をするんだろう?」という表情だった子も、次第に真剣な眼差しで話を聞き、身体いっぱいで音楽を感じてくれていました。

聴くこと。
感じること。
身体で表現すること。

そのすべてが音楽につながっています。

家でクラシックを流してみる。
身の回りの音に耳を澄ませてみる。

そんなふうに、音楽が暮らしの中に少しずつ広がっていったら嬉しいなと思っています。

演奏や活動のあとは、おやつタイム。

最初は少し緊張していた子どもたちも、
好きなお菓子を食べながら自然と笑顔になり、
学年を越えて会話を楽しむ姿が見られました。

保護者の方同士も和やかにお話しされていて、
音楽をきっかけに人と人がつながる、
そんなあたたかい時間になりました。

次はもっと素敵な会へ

もちろん、反省点もありました。

飾り付けまで手が回らなかったこと。

紹介コメントを全員分しっかり伝えられなかったこと。

運営の流れも、
もっと工夫できる部分がありましたが、
いまの私にできる精一杯で向き合ったからこそ
見えた課題だと思います。

今回の経験を生かして、
生徒さん同士の交流も楽しめる時間を、
もっと子どもたちが安心して挑戦できる時間を育てていきたいと思います。

音楽が好きになることで、
心も暮らしも豊かになる。

そんなことをこれからも、私も楽しみながら、
伝えていきたいと思っています☺️

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