「もっと増やす」から「丁寧に育てる」へ。私が働き方を見直した理由
以前の私は、とにかく生徒数やお月謝が
自分の価値のように感じていました。
もっと生徒さんを増やしたい。
もっと良い先生にならなければ。
小さな古い実家で教室をしていることにも、
音大を出ていないことにも、
どこか劣等感を抱えていました。
今思えば、そんなふうに感じていたことは、
家族にもとても失礼なことだったなと思います。
その分、
他の教室にはない特徴を作って、学び続けて、
毎回100%のレッスンをしなくてはいけない。
保護者の方にも、いつも笑顔で、
要望には無理をしてでも応えなければいけない。
そんな気持ちで、数年間走り続けていました。
レッスンは大好きです。
子どもたちの成長を見られることも、
一緒に音楽を楽しめることも、
この仕事だからこそ味わえる喜びだと
思っています。
でも、昨年あたりから、
なんでもない時に涙が出ることが増えました。
ワンオペ子育て、
家族の体調やケア、
週6教室運営、
研修や学び。
大好きな仕事なのに、
このままの働き方では、いつかそれすら苦しくなってしまうかもしれない。
そんなふうに感じるようになりました。
今年に入り、改めて自分の暮らしや働き方を
見つめ直しました。
そして少しずつ、
「もっと増やす」よりも、
「育てる」という言葉に惹かれるようになりました。
教室も。
暮らしも。
子どもとの時間も。
好きなことも。
時間をかけて、丁寧に育てていきたい。
本当は、好きな仕事や好きなことを、
10年後も楽しく続けていたい。
学びのための時間もちゃんと取りたい。
子どもたちとたくさん旅をして、
かけがえのない経験を一緒に重ねたい。
ピアノも、もう一度深く学び、
自分らしく表現できるようになりたい。
そして、音楽だけではなく、
暮らしや手帳、料理や写真など、
心が動くものも大切にしていきたい。
そんな思いから、
「音と暮らしのアトリエ」を作ろうと思いました。
何かを教える場所というより、
好きなことや日々の暮らしを育てながら、
「私も少しやってみようかな」
と思えるような優しい場所。
ゆるやかにつながれる場所。
そんな場所を、これから少しずつ
育てていけたらと思っています。
こうした暮らしや働き方について、
もう少しゆっくりお話しできる場所として、
6月21日からメンバーシップ
【音と暮らしのアトリエ】を始めます。
ご興味のある方は、
のぞいてみてください☺️
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